HP ENVY x360 13-ay0000のスペック
OS | Windows 10 Home |
---|---|
画面サイズ | 13.3インチ |
解像度 | 1920×1080 |
CPU | ・Ryzen 3 4300U ・Ryzen 5 4500U ・Ryzen 7 4700U |
メモリー | ・8GB ・16GB |
ストレージ | ・256GB SSD ・512GB SSD |
グラフィックス | Radeon |
LTE | 非対応 |
幅×奥行き | 306×194mm |
厚さ | 15.5mm |
重量 | 1.25kg |
バッテリー | 最大17時間 |
※2020年6月29日時点。構成は変更される場合があります
本体カラー | ナイトフォールブラック |
---|---|
画面の表面 | 光沢 |
パネルの種類 | IPS |
タッチ / ペン | 対応 |
光学ドライブ | - |
テンキー | - |
有線LAN | - |
無線LAN | Wi-Fi 6 (11a/b/g/n/ac/ax) |
Bluetooth | 5.0 |
USB3.2 | 2 |
USB3.0 | - |
USB2.0 | - |
USB Type-C | 1 (Gen2) |
Thunderbolt 3 | ー |
メモリーカード | microSD |
HDMI | - |
VGA (D-sub15) | ー |
DisplayPort | ー |
Webカメラ | HD (92万画素) |
顔認証カメラ | ー |
指紋センサー | 対応 |
付属品 | ACアダプターなど |
オフィス | なし ※付属モデルあり |
この記事ではメーカーからお借りした実機を使って、デザインや性能、実際の使い心地などをレビューします。
この記事の目次
※2020年6月29日時点
デザインと使いやすさ
クルッと回る2-in-1
HP ENVY x360 13は、ディスプレイが回転する2-in-1ノートPCです。ちょっと大きめのタブレットとして使ったり、動画視聴用にキーボードを隠したりなど、さまざまなスタイルで利用できます。打ち合わせやプレゼンなどで相手に画面を見せるなど、ビジネスシーンでも活用できるでしょう。
高級感のあるアルミ製ボディ
HP ENVY x360 13の本体カラーはナイトフォールブラック。実際にはわずかに紫がかったダークグレーといった色合いです。ボディの素材は質感と剛性 (ねじれに対する強さ)に優れるアルミ製。高級文具のような重厚感を漂わせています。ただし表面は指紋がわずかに目立つので、こまめに拭き取ることをおすすめします。
ダークグレーのように見えるナイトフォールブラックのカラー。天板のプレミアムマークはシルバーの鏡面仕上げ
パームレスト (キーボード面)
ディスプレイのベゼル (枠)幅は左右6.2mm、上部10.9mm、下部18.1mm。いわゆる狭額縁デザインで、画面周りがスッキリとしています
底面もアルミ製。シンプルなデザイン
13インチ2-in-1としてはコンパクト
接地面積は幅306×奥行き194mm。A4サイズ (幅297×奥行き210mm)よりもひと回り小さく、13.3インチの2-in-1タイプとしては非常にコンパクトです。メーカーとしては「11インチ同等のフットプリント」と謳っていますが、最近は11インチタイプも小さくなっているのでさすがにそこまで小さくはありませんでした。
とは言え全体的には軽量スリムで、持ち運びは苦になりません。
A4サイズ (オレンジの部分)よりもひと回りコンパクト
厚さは実測で16.8mm、底面部のゴム足を含めると17.4mm
前面からの見た目は超スリム
背面にはヒンジと排気口
シュッとしたスタイリッシュなシルエット
重量は実測で1.214kg。十分持ち歩ける軽さです
付属の電源アダプター。本体との合計重量は実測で1.513kg
スタンダードな13.3インチのフルHD
画面の大きさは13.3インチで、解像度は1920×1080ドットのフルHD。モバイルノートPCとしてはスタンダードなスペックです。デスクトップの文字は2~2.5mmとやや小さめ (スケーリング150%時)。しかし文字が小さくて読みづらく感じることはありませんでした。
ディスプレイ表面は光沢ありのグレアタイプ。照明や背景の映り込みが生じます
映像は自然な色合い
ディスプレイには、自然な色合いと広い視野角が特徴のIPSパネルが使われています。実際に写真や動画を表示したところ、違和感のない色で映し出されました。マニアックな目で見ると若干赤みが弱い気がしますが、特に気にならないでしょう。
ただし、若干画面が暗く感じます。気になるほどではないのですが、照明の明るい場所では画面が少し見づらく感じました。また色の鮮やかさもわずかに失われているように思います。とは言え、基本的には文書主体の作業には問題ない明るさです。
計測輝度は211nit。結果がちょっと低すぎるので計測時になにか問題があったのかもしれませんが、一般的なIPSパネルに比べてわずかに暗く感じました
色域測定結果
sRGBカバー率 | 93.8% |
---|---|
sRGB比 | 100% |
Adobe RGBカバー率 | 72.6% |
Adobe RGB比 | 74.1% |
コントラストは高めです
ややクセのあるキー配列
今回の発売前のテスト機を試用したためキーボードが英字配列ですが、国内で販売されるモデルは日本語配列です。キーピッチ (キーとキーの間隔)は19mmで標準的な大きさ。特に違和感なく、使い始めからサクサクと入力できます。
キーボードはバックライト対応
しかしキーボード右端に特殊キーが配置されている点が気になります。実際に使っている際、Enterキーを層として違うキーを押してしまうことが何度かありました。慣れるまでタイプミスがあるかもしれません。
右端に縦に並んだ特殊キー
なおF1~12キーには標準でメディアキー (ホットキー)が割り当てられています。かな変換や半角変換などでファンクションキーとして利用する場合はFnキーを併用するか、BIOS設定画面で「Configuration」の「Acition Keys Mode」を「Disabled (無効)」にしてください。
タイプ感は重い
キーストローク (キーを押し込む深さ)は1.3mmで、標準とされる1.5mmよりもやや浅めです。キーを押した瞬間のクリック感もやや軽めですが、キーを押し込む力が強いので手応えはしっかり感じられます。ただ少し重すぎる感があり、長時間使用すると疲れるかもしれません。深く押し込むようにして打つ人向けのキーボードです。
タイプ音は軽めのタッチでもカタカタと聞こえます。と言っても高音域の耳障りな音は少なく、比較的静かです。ただし打ち下ろすようにしてタイプするとタンタンと響くので注意してください。
タイプ音はわずかに聞こえますが、うるさくは感じません
タッチパッドはボタン一体型。カーソルがキビキビと反応します
インターフェースは必要十分
インターフェースはフルサイズのUSB端子が2ポートとType-Cが1ポート、あとはmicroSDカードスロットとヘッドホン端子の構成です。映像出力のHDMIは用意されていない点に注意してください。種類としては多くありませんが、13インチ2-in-1は手で持って使ったり持ち歩く機会が多いので、特に問題はないでしょう。
USB端子にカバーが付いているので、差し込むときにちょっとコツが必要です
指紋センサー標準搭載
HP ENVY x360 13は標準で指紋センサーを搭載しています。センサーの設置場所はカーソルキーの左側。あらかじめ指紋を登録しておけば、軽く触れるだけでウィンドウズにサインインできるので便利です。
Type-Cは充電と映像出力に対応
USB PD 18W充電 | × |
---|---|
USB PD 30W充電 | × |
USB PD 45W充電 | ○ |
USB PD 65W充電 | ○ |
映像出力 | ○ |
USB Type-Cは、充電と映像出力に対応しています。ただしワット数の低い充電器では充電できませんでした。45W以上なら充電できますが、標準付属の電源アダプターが65Wなので、65W以上の充電器を使ったほうがいいでしょう。
スピーカーは動画視聴には問題なし
スピーカーは底面部に配置されています。接地面との反響で音の厚みが強化されているものの、それでも音楽をじっくり楽しめるほどの音質ではありません。BGMとしてカジュアルに効く程度なら問題ないでしょう。どちらかと言うと、動画視聴やビデオ会議などに適しています。
ベンチマーク結果
試用機のスペック
モデル名 | ベーシックモデル |
---|---|
CPU | Ryzen 3 4300U |
メモリー | 8GB |
ストレージ | 256GB SSD |
グラフィックス | Radeon Graphics (CPU内蔵) |
※グラフィックス機能を内蔵するAMD製プロセッサーは本来「APU」と呼ばれますが、ここではわかりやすさ優先で「CPU」と表記します。またベンチマーク結果はパーツ構成やタイミング、環境、個体差などの要因で大きく変わることがあります
CPUは驚きのパフォーマンス!
CPUの性能比較 (総合性能)
CPU | PassMark 9.0 CPU Markスコア |
---|---|
Core i7-10710U |
13685
|
Core i7-1065G7 |
12016
|
Core i5-1035G4 |
10844
|
Core i7-10510U |
10257
|
Core i5-1035G1 |
9667
|
Core i5-10210U |
9584
|
ENVY x360 13 (Ryzen 3 4300U) |
9155
|
Ryzen 5 3500U |
8398
|
Ryzen 3 3300U |
6681
|
Core i3-10110U |
5553
|
Ryzen 3 3200U |
4609
|
Core m3-8100Y |
4172
|
Celeon N4120 |
2771
|
Celeron 4205U |
2021
|
Celeron N4020 |
1665
|
※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均
CPU性能を計測するベンチマークテストでは、驚くべき結果が出ています。従来のRyzen 3 3000シリーズは安い代わりに性能がいまひとつで、インテル製CPUと比べるとCore i3と同等レベルでした。しかしHP ENVY x360 13で使われている最新のRyzen 3 4300Uではパフォーマンスが大きく向上。CPUの総合性能を計測するPassMarkでは第10世代のCore i5と同等クラス、負荷の高い処理で求められるマルチコア性能では第10世代Core i7と同等です。
Ryzen 3は位置付け的には下位CPUですが、インテルの上位CPUと変わらないパフォーマンスを発揮できます。Ryzen 5 / Ryzen 7モデルであれば、さらに高い性能を期待できるでしょう。
CPUの性能比較 (マルチコア性能)
CPU | CINEBENCH R20 CPUスコア |
---|---|
Core i7-10710U |
2214
|
Core i7-1065G7 |
1625
|
ENVY x360 13 (Ryzen 3 4300U) |
1575
|
Core i7-10510U |
1486
|
Core i5-1035G4 |
1480
|
Core i5-1035G1 |
1456
|
Core i5-10210U |
1435
|
Ryzen 5 3500U |
1397
|
Ryzen 3 3300U |
1020
|
Core i3-10110U |
918
|
Ryzen 3 3200U |
643
|
Core m3-8100Y |
523
|
Celeron N4120 |
435
|
Celeron N4020 |
328
|
Celeron 4205U |
293
|
※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均
内蔵グラフィックスとしては優秀
GPU | 3DMark Fire Strike Graphicsスコア |
---|---|
GTX 1650 |
8513
|
GTX 1050 |
5912
|
MX250 |
3400
|
Iris Plus(Core i7) |
2880
|
MX230 |
2443
|
HP ENVY x360 13 (Radeon Ryzen 3) |
2344
|
Iris Plus(Core i5) |
2236
|
Radeon Vega 8 (Ryzen 5) |
2251
|
Radeon Vega 3 (Ryzen 3) |
1837
|
UHD (Comet Lake Core i7) |
1335
|
UHD (Comet Lake Core i5) |
1273
|
UHD (Comet Lake Core i3) |
859
|
※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均
グラフィックス機能としては、CPU内蔵のRadeon Graphicsが使われます。3D性能を計測するベンチマークテストでは、CPU内蔵タイプとしてはインテルのIris Graphicsに次ぐ結果が出ました。現在のノートPCの主流であるUHD Graphicsより高性能です。ゲームやクレイター系ソフトでの効果が多少期待できるでしょう。
なお上位のRyzen 5 / Ryzen 7であれば、さらに高いパフォーマンスを期待できます。
下位モデルでも高い汎用性
テスト | スコア |
---|---|
Essentials (一般的な利用) |
目安:4100
8651
|
Productivity (ビジネス利用) |
目安:4500
7132
|
Digital Contents Creation (コンテンツ制作) |
目安:3450
4059
|
※スコアの目安はPCMark 10公式サイトによるもの
PCMark 10は、PCを使った各種作業の快適さを計測するベンチマークテストです。Ryzen 3 4300Uを搭載した試用機では、すべてのテストにおいて目標値をクリアーしました。ちなみにCore i5搭載ノートPCでは、全テストをクリアーできるかできないかというレベル。位置付け的には下位モデルでありながら、さまざまな用途で使える高い汎用性を備えています。
256GB SSDは高速タイプ
ストレージは256GB SSDまたは512GB SSDです。試用機ではPCIe 3.0 x2の高速タイプが使われていました。より高速なPCIe 3.0 x4タイプには及びませんが、ファイルのアクセスは高速でウィンドウズがキビキビと動作します。
起動は高速
ウィンドウズの起動時間は平均12.92秒でした。最近はSSD搭載のノートPCで15秒程度が平均 (筆者調べ)ですので、かなり高速です。タイミングによっては15秒を超えることもありますが、待たされているとは感じないでしょう。
起動時間の計測結果(手動計測)
1回目 | 16.6秒 |
---|---|
2回目 | 11.7秒 |
3回目 | 12.3秒 |
4回目 | 12.2秒 |
5回目 | 11.8秒 |
平均 | 12.92秒 |
バッテリー駆動は12時間程度
バッテリー駆動時間の公称値は最大17時間とされていますが、これはパフォーマンスを極力落とした状態での結果です。実際の利用では駆動時間はもっと短いでしょう。
そこで最大パフォーマンスの状態でビジネス作業 (Web閲覧や文書作成、ビデオチャットなど)での駆動時間を計測したところ、12時間11分でバッテリー残量が8%に達し休止状態へ移行しました。動画再生のテストは使用ソフトのエラーで計測できていません。
最大パフォーマンス時で実駆動12時間は、モバイルノートPCとしてはかなり優秀です。普通に使えば、丸一日はバッテリー切れを心配する必要はないでしょう。
バッテリー駆動時間の計測結果 ※Ryzen 3モデル
テスト方法 | バッテリー消費 | 駆動時間 |
---|---|---|
※公称値 | 小 | 最大17時間 |
Modern Office (ビジネス作業) | 大 | 12時間11分 |
Video (動画視聴) | 中 | ※エラーで計測できず |
50%充電までにかかった時間 | - | 25分 |
フル充電までにかかった時間 | - | 2時間7分 |
※テストの条件や計測方法についてはコチラ
高負荷時の駆動音がやや大きい
ネットを見たり文書主体の作業をしている際は、駆動音 (通気口からの風切り音やファンの回転音)は気になりません。しかし少し負荷の高い作業を行なうと、排気音が少し目立ちます。静かな場所では負荷の高い作業を行なわないほうがいいかもしれません。
駆動音の計測結果
電源オフ | 37.4dBA | - |
---|---|---|
待機時 | 38.9BA | 排気音がうっすらと聞こえる程度で気にならない |
低負荷時 | 40.86BA | うるさくはないが、「サーッ」という排気音がハッキリと聞こえる |
高負荷時 | 46.2dBA | 排気音がやや大きく、甲高い回転音も聞こえる。静かな場所では気になるレベル |
ゲーム性能について
ゲームについては、ドラクエ10やリーグ・オブ・レジェンド (LoL)など超軽量級タイトルであれば、フルHDでも最高画質でも快適にプレーできます。PSO2などの軽量級タイトルであれば画質を低くすれば問題ないでしょう。FF14などのやや重い中量級以上のタイトルは厳しく、解像度と画質をグッと落とせばなんとかプレーできるかもといったレベル。
とは言え総合的に見て、内蔵グラフィックスタイプのPCとしては優秀な結果です。
※テストはすべてフルHDで実施
FF15ベンチ (重い / DX11)
画質 | スコア / 評価 |
高品質 | ※計測不能 |
標準品質 | 1274 / 動作困難 |
軽量品質 | 1581 / 動作困難 |
※スコアが6000以上で「快適」
FF14ベンチ:漆黒のヴィランズ (やや重い / DX11)
画質 | スコア / 平均FPS |
最高品質 | 1988 / 12.8 FPS |
高品質 | 2748 / 18.3 FPS |
標準品質 | 3748 / 25.3 FPS |
※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安
ドラクエXベンチ (超軽い / DX9)
画質 | スコア / 評価 |
最高品質 | 6802 / 快適 |
標準品質 | 8904 / とても快適 |
低品質 | 10045 / すごく快適 |
PSO2ベンチ (軽い / DX9)
簡易描画設定 | スコア |
6 (最高) | 1,291 |
3 | 6,638 |
1 (最低) | 36,695 |
※スコア5,000以上が快適に遊べる目安
リーグ・オブ・レジェンド (LoL) (超軽い / DX9)
モード | 平均FPS / 最低FPS |
サモナーズリフト (最高画質) | 99.8 FPS / 68 FPS |
TFT (最高画質) | 96.5 FPS / 65 FPS |
※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安
クリエイティブ性能について
Photoshopベンチ
Photoshopベンチマーク「PugetBench for Photoshop」では、悪くない結果が出ています。ハイエンドモバイルノートPCや専用GPUを搭載したゲーミング / クリエイター向けノートPCには及ばないものの、価格の安さを考えれば十分健闘していると言っていいでしょう。軽めの作業であれば問題なくこなせるはず。下位モデルとしてはかなり優秀な結果です。
Lightroomベンチ
RAW現像ソフト「Lightroom Classic」のベンチマーク「PugetBench for Lightroom Classic」では、GPUが影響するActive Tasks Score (操作の快適さ)のスコアがそこそこ優秀です。CPU性能とストレージ性能が影響するPassive Tasks Score (ファイル出力の速さ)はいまひとつですが、おそらくSSDのアクセス速度が足を引っ張っているのかもしれません。とは言え数十枚規模の現像であれば、問題なく行なえるはずです。
Premiere Proベンチ
動画編集ソフト「Premiere Pro」のベンチマークテストでは、極端に低い結果が出ました。性能的にはCore i5搭載のYoga C740を上回っているはずですが、スコアでは下回っています。もしかするとRyzenとPremiere Proの相性によって、パフォーマンスを引き出せていないのかもしれません。
価格について
HP ENVY x360 13-ay0000には、パーツ構成が異なる複数のモデルが用意されています。それぞれのスペックと価格は以下の表のとおりです。
■価格
CPU | メモリー | ストレージ | 税込価格 |
---|---|---|---|
Ryzen 3 4300U | 8GB | 256GB SSD | 7万7000円 |
Ryzen 5 4500U | 8GB | 256GB SSD | 8万2500円 |
Ryzen 7 4700U | 16GB | 512GB SSD | 10万4500円 |
※2020年6月29日時点
なお発売は7月上旬予定です。新モデルなので値段がやや高めですが、しばらく待てばキャンペーンなどで10~20%程度値下がりすると思われます。発売直後には買わず、キャンペーンで値下がりした時期を見計らって購入するといいでしょう。
高パフォーマンスなモバイル2-in-1
よかった点
CPU性能の高さには驚きです。今回は下位のRyzen 3モデルを試用しましたが、ベンチマーク結果はインテルのCore i7相当。レスポンスは非常に良好で、下位モデルにありがちな一瞬の間は感じられませんでした。Ryzen 5 / Ryzen 7モデルでは、さらに高いパフォーマンスを期待できます。
また本体がとてもコンパクトで、かつ外観面に優れている点もポイントです。頑丈なアルミ製でバッテリー駆動時間も長いので、持ち歩き用途にも向いています。
気になる点
高負荷時の駆動音がやや大きい点が気になります。とは言え、高いパフォーマンスを得るためにはある程度仕方がないかもしれません。軽い作業なら音はほとんど気にならないので、作業内容に応じて利用場所を変えることをおすすめします。
※2020年6月29日時点
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