HP ENVY x360 13-ay0000 (2020年モデル) レビュー:小型化&新Ryzen搭載でパワーアップした13インチモバイル2-in-1

HP ENVY x360 13 (2020年モデル) レビュー

日本HPのHP ENVY x360 13-ay0000は、13.3インチサイズの2-in-1ノートPCです。本体がコンパクトかつスリムで、持ち運びにピッタリ。しかも新型Ryzen搭載で、高いパフォーマンスを実現しています。
HP ENVY x360 13

HP ENVY x360 13-ay0000のスペック

OS Windows 10 Home
画面サイズ 13.3インチ
解像度 1920×1080
CPU ・Ryzen 3 4300U
・Ryzen 5 4500U
・Ryzen 7 4700U
メモリー ・8GB
・16GB
ストレージ ・256GB SSD
・512GB SSD
グラフィックス Radeon
LTE 非対応
幅×奥行き 306×194mm
厚さ 15.5mm
重量 1.25kg
バッテリー 最大17時間

※2020年6月29日時点。構成は変更される場合があります


本体カラー ナイトフォールブラック
画面の表面 光沢
パネルの種類 IPS
タッチ / ペン 対応
光学ドライブ
テンキー
有線LAN
無線LAN Wi-Fi 6 (11a/b/g/n/ac/ax)
Bluetooth 5.0
USB3.2 2
USB3.0
USB2.0
USB Type-C 1 (Gen2)
Thunderbolt 3
メモリーカード microSD
HDMI
VGA (D-sub15)
DisplayPort
Webカメラ HD (92万画素)
顔認証カメラ
指紋センサー 対応
付属品 ACアダプターなど
オフィス なし ※付属モデルあり

この記事ではメーカーからお借りした実機を使って、デザインや性能、実際の使い心地などをレビューします。

HP ENVY x360 13

HP ENVY x360 13

税込10万7580円~

※2020年6月29日時点

軽量・薄型・高性能!モバイルノートPCおすすめモデル【2020年版】
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デザインと使いやすさ

クルッと回る2-in-1

HP ENVY x360 13 2in1

HP ENVY x360 13は、ディスプレイが回転する2-in-1ノートPCです。ちょっと大きめのタブレットとして使ったり、動画視聴用にキーボードを隠したりなど、さまざまなスタイルで利用できます。打ち合わせやプレゼンなどで相手に画面を見せるなど、ビジネスシーンでも活用できるでしょう。

高級感のあるアルミ製ボディ

HP ENVY x360 13 外観

HP ENVY x360 13の本体カラーはナイトフォールブラック。実際にはわずかに紫がかったダークグレーといった色合いです。ボディの素材は質感と剛性 (ねじれに対する強さ)に優れるアルミ製。高級文具のような重厚感を漂わせています。ただし表面は指紋がわずかに目立つので、こまめに拭き取ることをおすすめします。

HP ENVY x360 13 天板

ダークグレーのように見えるナイトフォールブラックのカラー。天板のプレミアムマークはシルバーの鏡面仕上げ

HP ENVY x360 13 パームレスト

パームレスト (キーボード面)

HP ENVY x360 13 ベゼル

ディスプレイのベゼル (枠)幅は左右6.2mm、上部10.9mm、下部18.1mm。いわゆる狭額縁デザインで、画面周りがスッキリとしています

HP ENVY x360 13 底面

底面もアルミ製。シンプルなデザイン

13インチ2-in-1としてはコンパクト

HP ENVY x360 13 大きさ

接地面積は幅306×奥行き194mm。A4サイズ (幅297×奥行き210mm)よりもひと回り小さく、13.3インチの2-in-1タイプとしては非常にコンパクトです。メーカーとしては「11インチ同等のフットプリント」と謳っていますが、最近は11インチタイプも小さくなっているのでさすがにそこまで小さくはありませんでした。

とは言え全体的には軽量スリムで、持ち運びは苦になりません。

HP ENVY x360 13 サイズ

A4サイズ (オレンジの部分)よりもひと回りコンパクト

HP ENVY x360 13 厚さ

厚さは実測で16.8mm、底面部のゴム足を含めると17.4mm

HP ENVY x360 13 前面

前面からの見た目は超スリム

HP ENVY x360 13 背面

背面にはヒンジと排気口

HP ENVY x360 13 シルエット

シュッとしたスタイリッシュなシルエット

HP ENVY x360 13 重さ

重量は実測で1.214kg。十分持ち歩ける軽さです

HP ENVY x360 13 電源アダプター

付属の電源アダプター。本体との合計重量は実測で1.513kg

スタンダードな13.3インチのフルHD

HP ENVY x360 13 画面サイズ

画面の大きさは13.3インチで、解像度は1920×1080ドットのフルHD。モバイルノートPCとしてはスタンダードなスペックです。デスクトップの文字は2~2.5mmとやや小さめ (スケーリング150%時)。しかし文字が小さくて読みづらく感じることはありませんでした。

HP ENVY x360 13 グレア

ディスプレイ表面は光沢ありのグレアタイプ。照明や背景の映り込みが生じます

映像は自然な色合い

HP ENVY x360 13 映像品質

ディスプレイには、自然な色合いと広い視野角が特徴のIPSパネルが使われています。実際に写真や動画を表示したところ、違和感のない色で映し出されました。マニアックな目で見ると若干赤みが弱い気がしますが、特に気にならないでしょう。

ただし、若干画面が暗く感じます。気になるほどではないのですが、照明の明るい場所では画面が少し見づらく感じました。また色の鮮やかさもわずかに失われているように思います。とは言え、基本的には文書主体の作業には問題ない明るさです。

HP ENVY x360 13 明るさ

計測輝度は211nit。結果がちょっと低すぎるので計測時になにか問題があったのかもしれませんが、一般的なIPSパネルに比べてわずかに暗く感じました

色域測定結果

sRGBカバー率 93.8%
sRGB比 100%
Adobe RGBカバー率 72.6%
Adobe RGB比 74.1%

HP ENVY x360 13 コントラスト

コントラストは高めです

ややクセのあるキー配列

HP ENVY x360 13 キーボード

今回の発売前のテスト機を試用したためキーボードが英字配列ですが、国内で販売されるモデルは日本語配列です。キーピッチ (キーとキーの間隔)は19mmで標準的な大きさ。特に違和感なく、使い始めからサクサクと入力できます。

HP ENVY x360 13 バックライト

キーボードはバックライト対応

しかしキーボード右端に特殊キーが配置されている点が気になります。実際に使っている際、Enterキーを層として違うキーを押してしまうことが何度かありました。慣れるまでタイプミスがあるかもしれません。

HP ENVY x360 13 配列

右端に縦に並んだ特殊キー

なおF1~12キーには標準でメディアキー (ホットキー)が割り当てられています。かな変換や半角変換などでファンクションキーとして利用する場合はFnキーを併用するか、BIOS設定画面で「Configuration」の「Acition Keys Mode」を「Disabled (無効)」にしてください。

タイプ感は重い

HP ENVY x360 13 タイプ感

キーストローク (キーを押し込む深さ)は1.3mmで、標準とされる1.5mmよりもやや浅めです。キーを押した瞬間のクリック感もやや軽めですが、キーを押し込む力が強いので手応えはしっかり感じられます。ただ少し重すぎる感があり、長時間使用すると疲れるかもしれません。深く押し込むようにして打つ人向けのキーボードです。

タイプ音は軽めのタッチでもカタカタと聞こえます。と言っても高音域の耳障りな音は少なく、比較的静かです。ただし打ち下ろすようにしてタイプするとタンタンと響くので注意してください。

HP ENVY x360 13 タイプ音

タイプ音はわずかに聞こえますが、うるさくは感じません

HP ENVY x360 13 タッチパッド

タッチパッドはボタン一体型。カーソルがキビキビと反応します

インターフェースは必要十分

HP ENVY x360 13 インターフェース

インターフェースはフルサイズのUSB端子が2ポートとType-Cが1ポート、あとはmicroSDカードスロットとヘッドホン端子の構成です。映像出力のHDMIは用意されていない点に注意してください。種類としては多くありませんが、13インチ2-in-1は手で持って使ったり持ち歩く機会が多いので、特に問題はないでしょう。

HP ENVY x360 13 USB

USB端子にカバーが付いているので、差し込むときにちょっとコツが必要です

指紋センサー標準搭載

HP ENVY x360 13 指紋センサー

HP ENVY x360 13は標準で指紋センサーを搭載しています。センサーの設置場所はカーソルキーの左側。あらかじめ指紋を登録しておけば、軽く触れるだけでウィンドウズにサインインできるので便利です。

Type-Cは充電と映像出力に対応

USB PD 18W充電 ×
USB PD 30W充電 ×
USB PD 45W充電
USB PD 65W充電
映像出力

USB Type-Cは、充電と映像出力に対応しています。ただしワット数の低い充電器では充電できませんでした。45W以上なら充電できますが、標準付属の電源アダプターが65Wなので、65W以上の充電器を使ったほうがいいでしょう。

スピーカーは動画視聴には問題なし

HP ENVY x360 13 スピーカー

スピーカーは底面部に配置されています。接地面との反響で音の厚みが強化されているものの、それでも音楽をじっくり楽しめるほどの音質ではありません。BGMとしてカジュアルに効く程度なら問題ないでしょう。どちらかと言うと、動画視聴やビデオ会議などに適しています。

ベンチマーク結果

試用機のスペック

モデル名 ベーシックモデル
CPU Ryzen 3 4300U
メモリー 8GB
ストレージ 256GB SSD
グラフィックス Radeon Graphics (CPU内蔵)

※グラフィックス機能を内蔵するAMD製プロセッサーは本来「APU」と呼ばれますが、ここではわかりやすさ優先で「CPU」と表記します。またベンチマーク結果はパーツ構成やタイミング、環境、個体差などの要因で大きく変わることがあります

CPUは驚きのパフォーマンス!

CPUの性能比較 (総合性能)

CPU PassMark 9.0 CPU Markスコア
Core i7-10710U
13685
Core i7-1065G7
12016
Core i5-1035G4
10844
Core i7-10510U
10257
Core i5-1035G1
9667
Core i5-10210U
9584
ENVY x360 13 (Ryzen 3 4300U)
9155
Ryzen 5 3500U
8398
Ryzen 3 3300U
6681
Core i3-10110U
5553
Ryzen 3 3200U
4609
Core m3-8100Y
4172
Celeon N4120
2771
Celeron 4205U
2021
Celeron N4020
1665

※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均

CPU性能を計測するベンチマークテストでは、驚くべき結果が出ています。従来のRyzen 3 3000シリーズは安い代わりに性能がいまひとつで、インテル製CPUと比べるとCore i3と同等レベルでした。しかしHP ENVY x360 13で使われている最新のRyzen 3 4300Uではパフォーマンスが大きく向上。CPUの総合性能を計測するPassMarkでは第10世代のCore i5と同等クラス、負荷の高い処理で求められるマルチコア性能では第10世代Core i7と同等です。

Ryzen 3は位置付け的には下位CPUですが、インテルの上位CPUと変わらないパフォーマンスを発揮できます。Ryzen 5 / Ryzen 7モデルであれば、さらに高い性能を期待できるでしょう。

CPUの性能比較 (マルチコア性能)

CPU CINEBENCH R20 CPUスコア
Core i7-10710U
2214
Core i7-1065G7
1625
ENVY x360 13 (Ryzen 3 4300U)
1575
Core i7-10510U
1486
Core i5-1035G4
1480
Core i5-1035G1
1456
Core i5-10210U
1435
Ryzen 5 3500U
1397
Ryzen 3 3300U
1020
Core i3-10110U
918
Ryzen 3 3200U
643
Core m3-8100Y
523
Celeron N4120
435
Celeron N4020
328
Celeron 4205U
293

※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均

内蔵グラフィックスとしては優秀

GPU 3DMark Fire Strike Graphicsスコア
GTX 1650
8513
GTX 1050
5912
MX250
3400
Iris Plus(Core i7)
2880
MX230
2443
HP ENVY x360 13 (Radeon Ryzen 3)
2344
Iris Plus(Core i5)
2236
Radeon Vega 8 (Ryzen 5)
2251
Radeon Vega 3 (Ryzen 3)
1837
UHD (Comet Lake Core i7)
1335
UHD (Comet Lake Core i5)
1273
UHD (Comet Lake Core i3)
859

※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均

グラフィックス機能としては、CPU内蔵のRadeon Graphicsが使われます。3D性能を計測するベンチマークテストでは、CPU内蔵タイプとしてはインテルのIris Graphicsに次ぐ結果が出ました。現在のノートPCの主流であるUHD Graphicsより高性能です。ゲームやクレイター系ソフトでの効果が多少期待できるでしょう。

なお上位のRyzen 5 / Ryzen 7であれば、さらに高いパフォーマンスを期待できます。

下位モデルでも高い汎用性

テスト スコア
Essentials (一般的な利用)
目安:4100
8651
Productivity (ビジネス利用)
目安:4500
7132
Digital Contents Creation (コンテンツ制作)
目安:3450
4059

※スコアの目安はPCMark 10公式サイトによるもの

PCMark 10は、PCを使った各種作業の快適さを計測するベンチマークテストです。Ryzen 3 4300Uを搭載した試用機では、すべてのテストにおいて目標値をクリアーしました。ちなみにCore i5搭載ノートPCでは、全テストをクリアーできるかできないかというレベル。位置付け的には下位モデルでありながら、さまざまな用途で使える高い汎用性を備えています。

256GB SSDは高速タイプ

HP ENVY x360 13 ストレージ

ストレージは256GB SSDまたは512GB SSDです。試用機ではPCIe 3.0 x2の高速タイプが使われていました。より高速なPCIe 3.0 x4タイプには及びませんが、ファイルのアクセスは高速でウィンドウズがキビキビと動作します。

起動は高速

ウィンドウズの起動時間は平均12.92秒でした。最近はSSD搭載のノートPCで15秒程度が平均 (筆者調べ)ですので、かなり高速です。タイミングによっては15秒を超えることもありますが、待たされているとは感じないでしょう。

起動時間の計測結果(手動計測)

1回目 16.6秒
2回目 11.7秒
3回目 12.3秒
4回目 12.2秒
5回目 11.8秒
平均 12.92秒

バッテリー駆動は12時間程度

バッテリー駆動時間の公称値は最大17時間とされていますが、これはパフォーマンスを極力落とした状態での結果です。実際の利用では駆動時間はもっと短いでしょう。

そこで最大パフォーマンスの状態でビジネス作業 (Web閲覧や文書作成、ビデオチャットなど)での駆動時間を計測したところ、12時間11分でバッテリー残量が8%に達し休止状態へ移行しました。動画再生のテストは使用ソフトのエラーで計測できていません。

最大パフォーマンス時で実駆動12時間は、モバイルノートPCとしてはかなり優秀です。普通に使えば、丸一日はバッテリー切れを心配する必要はないでしょう。

バッテリー駆動時間の計測結果 ※Ryzen 3モデル

テスト方法 バッテリー消費 駆動時間
※公称値 最大17時間
Modern Office (ビジネス作業) 12時間11分
Video (動画視聴) ※エラーで計測できず
50%充電までにかかった時間 25分
フル充電までにかかった時間 2時間7分

※テストの条件や計測方法についてはコチラ

高負荷時の駆動音がやや大きい

ネットを見たり文書主体の作業をしている際は、駆動音 (通気口からの風切り音やファンの回転音)は気になりません。しかし少し負荷の高い作業を行なうと、排気音が少し目立ちます。静かな場所では負荷の高い作業を行なわないほうがいいかもしれません。

駆動音の計測結果

電源オフ 37.4dBA
待機時 38.9BA 排気音がうっすらと聞こえる程度で気にならない
低負荷時 40.86BA うるさくはないが、「サーッ」という排気音がハッキリと聞こえる
高負荷時 46.2dBA 排気音がやや大きく、甲高い回転音も聞こえる。静かな場所では気になるレベル

ゲーム性能について

ゲームについては、ドラクエ10やリーグ・オブ・レジェンド (LoL)など超軽量級タイトルであれば、フルHDでも最高画質でも快適にプレーできます。PSO2などの軽量級タイトルであれば画質を低くすれば問題ないでしょう。FF14などのやや重い中量級以上のタイトルは厳しく、解像度と画質をグッと落とせばなんとかプレーできるかもといったレベル。

とは言え総合的に見て、内蔵グラフィックスタイプのPCとしては優秀な結果です。

※テストはすべてフルHDで実施

FF15ベンチ (重い / DX11)

FF15ベンチ
画質 スコア / 評価
高品質 ※計測不能
標準品質 1274 / 動作困難
軽量品質 1581 / 動作困難

※スコアが6000以上で「快適」

FF14ベンチ:漆黒のヴィランズ (やや重い / DX11)

FF14ベンチ
画質 スコア / 平均FPS
最高品質 1988 / 12.8 FPS
高品質 2748 / 18.3 FPS
標準品質 3748 / 25.3 FPS

※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安

ドラクエXベンチ (超軽い / DX9)

ドラクエXベンチ
画質 スコア / 評価
最高品質 6802 / 快適
標準品質 8904 / とても快適
低品質 10045 / すごく快適

PSO2ベンチ (軽い / DX9)

PSO2ベンチ
簡易描画設定 スコア
6 (最高) 1,291
3 6,638
1 (最低) 36,695

※スコア5,000以上が快適に遊べる目安

リーグ・オブ・レジェンド (LoL) (超軽い / DX9)

リーグ・オブ・レジェンド
モード 平均FPS / 最低FPS
サモナーズリフト (最高画質) 99.8 FPS / 68 FPS
TFT (最高画質) 96.5 FPS / 65 FPS

※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安

クリエイティブ性能について

Photoshopベンチ

HP ENVY x360 13 Photoshop

Photoshopベンチマーク「PugetBench for Photoshop」では、悪くない結果が出ています。ハイエンドモバイルノートPCや専用GPUを搭載したゲーミング / クリエイター向けノートPCには及ばないものの、価格の安さを考えれば十分健闘していると言っていいでしょう。軽めの作業であれば問題なくこなせるはず。下位モデルとしてはかなり優秀な結果です。

Lightroomベンチ

HP ENVY x360 13 Lightroom

RAW現像ソフト「Lightroom Classic」のベンチマーク「PugetBench for Lightroom Classic」では、GPUが影響するActive Tasks Score (操作の快適さ)のスコアがそこそこ優秀です。CPU性能とストレージ性能が影響するPassive Tasks Score (ファイル出力の速さ)はいまひとつですが、おそらくSSDのアクセス速度が足を引っ張っているのかもしれません。とは言え数十枚規模の現像であれば、問題なく行なえるはずです。

Premiere Proベンチ

HP ENVY x360 13 Premiere Pro

動画編集ソフト「Premiere Pro」のベンチマークテストでは、極端に低い結果が出ました。性能的にはCore i5搭載のYoga C740を上回っているはずですが、スコアでは下回っています。もしかするとRyzenとPremiere Proの相性によって、パフォーマンスを引き出せていないのかもしれません。

価格について

HP ENVY x360 13-ay0000には、パーツ構成が異なる複数のモデルが用意されています。それぞれのスペックと価格は以下の表のとおりです。

■価格

CPU メモリー ストレージ 税込価格
Ryzen 3 4300U 8GB 256GB SSD 10万7580円
Ryzen 5 4500U 8GB 256GB SSD 11万8580円
Ryzen 7 4700U 16GB 512GB SSD 14万6080円

※2020年6月29日時点

なお発売は7月上旬予定です。新モデルなので値段がやや高めですが、しばらく待てばキャンペーンなどで10~20%程度値下がりすると思われます。発売直後には買わず、キャンペーンで値下がりした時期を見計らって購入するといいでしょう。

高パフォーマンスなモバイル2-in-1

HP ENVY x360 13 感想

よかった点

CPU性能の高さには驚きです。今回は下位のRyzen 3モデルを試用しましたが、ベンチマーク結果はインテルのCore i7相当。レスポンスは非常に良好で、下位モデルにありがちな一瞬の間は感じられませんでした。Ryzen 5 / Ryzen 7モデルでは、さらに高いパフォーマンスを期待できます。

また本体がとてもコンパクトで、かつ外観面に優れている点もポイントです。頑丈なアルミ製でバッテリー駆動時間も長いので、持ち歩き用途にも向いています。

気になる点

高負荷時の駆動音がやや大きい点が気になります。とは言え、高いパフォーマンスを得るためにはある程度仕方がないかもしれません。軽い作業なら音はほとんど気にならないので、作業内容に応じて利用場所を変えることをおすすめします。

HP ENVY x360 13

HP ENVY x360 13

税込10万7580円~

※2020年6月29日時点

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