アフィリエイト広告

GALLERIA XF 2019年モデル レビュー:大人気の高コスパゲーミングPC【RTX2070+Core i7-9700K】

GALLERIA XF 2019年モデル レビュー

サマーセール実施中!

ドスパラの公式サイトにて、各種デスクトップPC / ノートPCを対象としたサマーセールが実施されています。期間は8/29まで。最新の人気モデルが大幅値引き、または上位パーツへのアップグレードが無料でたいへんお得です!
👉 公式サイトで詳細を見る

ドスパラのGALLERIA XFは、Core i7-9700K + GeFroce RTX 2070搭載のゲーミングデスクトップPCです。2019年5月時点において、ドスパラ製ゲーミングデスクトップPCのなかでランキング1位の大人気モデル。ハイエンドクラスとしてはもっとも安い点が人気の理由です。

 

GALLERIA XF スペック概要

【主なスペック】CPU:Core i7-9700K、メモリー:16GB、ストレージ :512GB SSD + 2TB HDD、グラフィックス:GeForce RTX 2070

 

この記事ではメーカーからお借りした実機を使って、本体の外観や機能、実際の性能についてレビューします。

 

 

GALLERIA XF

GALLERIA XF 2019年モデル

税込19万6538円~

※構成や価格は変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください

GALLERIA XF のスペック

CPU Core i7-9700K
※無料アップグレード中
メモリー 16GB
※無料アップグレード中
ストレージ 512GB PCIe SSD
2TB HDD
※無料アップグレード中
グラフィックス RTX 2070 (8GB)
チップセット B365
電源 650W (80PLUS BRONZE)

※2019年5月17日時点。構成は変更される場合があります


フォームファクター ATX
SATAポート 6
M.2スロット 2
光学ドライブ
ドライブベイ 5インチ×5
3.5インチ×5
拡張スロット PCIe x16 ×1
PCIe x4 ×1
PCIe x1 ×4
光学ドライブ
有線LAN 1000Mbps
無線LAN
Bluetooth
USB3.1 Gen1 4 (背面)
USB3.0 2 (前面)
USB2.0 2 (背面)
USB Type-C
Thunderbolt 3
メモリーカード SD / microSD
HDMI 1
VGA (D-sub15)
DisplayPort 3
DVI 1
サイズ 幅207mm
奥行き520.7mm
高さ450.2mm
重量 約13.9kg

GALLERIA XF本体の外観と内部

外観について

GALLERIA XFはミドルタワー型のデスクトップPCで、拡張性と冷却性に優れている点がポイントです。ただしそのぶん本体サイズは大きめ。設置にはそれなりに大きなスペースが必要です。

 

デスクトップの主な分類

ミドルタワー型 ミニタワー型 スリム型 コンパクト型
デスクトップのサイズ比較
機能:◎
拡張性:◎
省スペース性:×
冷却性能:◎
機能:◎
拡張性:○
省スペース性:△
冷却性能:○
機能:○
拡張性:△
省スペース性:○
冷却性能:△
機能:△
拡張性:×
省スペース性:◎
冷却性能:△

 

GALLERIA ZZ i9-9900K サイズ感

21.5インチディスプレイとのサイズ比較

 

GALLERIA XF 前面と背面

前面(左)と背面(右)。高さは450.2mmで、幅は207mm

 

GALLERIA XF 左側面と右側面

左側面(左)と右側面 (右)。奥行きは520.7mm

 

GALLERIA XF 底面部

底面部には通気口。空気の流れをよくするために、高めのゴム足が設置されています

 

GALLERIA XF 天面

天面にも通気口。ふたつのうち片側だけにしか空冷ファンが設置されていませんが、購入時のオプションで追加可能です

インターフェースについて

USB端子は前面×2と背面×6で十分な数が用意されています。映像出力も3系統で、一般的なゲーミング用途であれば問題ないでしょう。なお標準では光学ドライブは非搭載ですが、購入時のオプションでDVDスーパーマルチ / ブルーレイディスクドライブを追加できます。

 

GALLERIA XF 前面

前面のインターフェース

  • ① USB3.0
  • ② SD/microSDカードスロット
  • ③ ヘッドホン出力/マイク入力
  • ④ リセットボタン
  • ⑤ 電源ボタン

 

GALLERIA XF I/Oパネル

背面I/Oパネルのインターフェース

  • ① USB2.0
  • ② P2/2端子 ※キーボード/マウス接続用
  • ③ DVI ※非使用
  • ④ VGA(D-sub15ピン) ※非使用
  • ⑤ HDMI ※非使用
  • ⑥ USB3.1
  • ⑦ USB3.1
  • ⑧ 有線LAN
  • ⑨ オーディオ端子類
  • ⑩ DisplayPort
  • ⑪ HDMI
  • ⑫ DVI

拡張性について

GALLERIA XFは拡張性の高いミドルタワー型だけあって、スロットやドライブベイなどが豊富に用意されています。性能に物足りなさを感じてきたら、自分でパーツを追加 / 交換するといいでしょう。

 

GALLERIA XF 本体内部

左側面 (左)と右側面 (右)のパネルを外した状態

 

GALLERIA XF マザーボード

マザーボードはATX

 

GALLERIA XF CPUとメモリー

CPUには静音パックまんぞくコースの大型クーラーが取り付けられています。メモリースロットは4基で最大容量は64GB

 

GALLERIA XF グラボ

試用機で使われていたGeForce RTX 2070のグラフィックボード。Palit製

 

 

GALLERIA XF 拡張スロット

 

拡張スロットの構成

  • ① PCIExpress x1
  • ② PCIExpress x16 ※下のスロットはx4
  • ③ M.2スロット (PCIe対応)

 

GALLERIA XF シャドウベイ

3.5インチシャドウベイ。最大5台のストレージを搭載可能です

 

GALLERIA XF ドライブベイ

5インチドライブベイは5つ

GALLERIA XFのベンチマーク結果

ストレージ性能

GALLERIA XF SSDのアクセス速度
試用機ではSATA接続の512GB SSDが使われていましたが、現在 (2019年5月時点)はPCIe接続の超高速な512GB SSDに無料でアップグレードできます。データの読み込みが多いゲームはこちらにインストールするといいでしょう。
GALLERIA XF HDDのアクセス速度
こちらは2TB HDDのアクセス速度。容量が大きいので、大容量の大作ゲームを何本もインストールできます。ただしアクセス速度が遅いので、データの読み込み頻度が少ないゲームにおすすめ。

 

ストレージのアクセス速度

CPU性能

GALLERIA XF CPU
GALLERIA XFで使われているCore i7-9700Kは、8コア / 8スレッドのハイエンド向けCPUです。ゲームで重要となるマルチコア性能については上位のCore i9-9900Kに及ばないものの、性能的には十分。普通にゲームを楽しめるパフォーマスです。

 

CPUの性能比較 (マルチコア性能)

CPU CINEBENCH R15のCPUスコア
Core i9-9900K
2030
Core i7-8700K
1517
Core i7-9700K
1494
GALLERIA XF (Core i7-9700K)
1428
Core i7-8700
1393
Core i7-7700
860

※ほかのCPUの結果は当サイト計測の平均値

 

CPUの性能比較 (総合性能)

CPU PassMark PerformanceTestのCPU Markスコア
Core i9-9900K
18710
Core i7-9700K
17208
GALLERIA XF (Core i7-9700K)
15931
Core i7-8700
15819
Core i7-8700K
13797
Core i7-7700
10881

※ほかのCPUの結果は当サイト計測の平均値

CPUの温度について

GALLERIA XF CPU温度
30分間のCPUストレステストを行なったところ、CPUの平均温度は98.4度とかなり高めでした。そのためかクロックも4.2GHz前後とやや低めです。動画編集やエンコードなどの重い処理に利用するなら、高性能な冷却パーツを追加したほうがいいかもしれません。
GALLERIA XF CPU温度
こちらはFF15ベンチを30分間実行し続けたときの結果。平均温度は多少下がり、そのぶんクロックも少し上昇しています。とは言えCPU温度は高いので、やはり冷却パーツの追加 / アップグレードをおすすめします。

駆動音計測結果

駆動音 (空冷ファンの回転音や通気口からの排気音)はやや大きめです。と言ってもゲームのためにヘッドセットを着用すれば、まったく気になりません。少しでも静かにしたいなら、購入時のオプションで静音性の高いパーツを追加するといいでしょう。

 

駆動音の計測結果

電源オフ 37.0dBA
待機中 45.3dBA 回転音は聞こえるが、うるさくはない
高負荷時 54.4dBA 回転音と排気音が大きい

3D性能

GALLERIA XF GPU
グラフィックス性能については、RTX 2070としては十分なパフォーマンスが出ています。ゲームについてはグラフィックス重視の重いゲームでも、フルHDの最高画質で楽しめるでしょう。4Kとレイトレーシングについては少し厳しいかもしれません。

 

3D機能の性能比較 その1

GPU 3DMark Fire Strikeのスコア
RTX 2080 Ti
27118
GTX 1080 Ti
22960
RTX 2080
21975
RTX 2070
19805
GALLERIA XF (RTX 2070)
19474
GTX 1080
16792
GTX 1070
15393
GTX 1060
10393

※ほかのGPUの結果は当サイト計測の平均値

 

3D機能の性能比較 その2

GPU 3DMark Port Royalのスコア
RTX 2080 Ti
7724
RTX 2080
5848
GALLERIA XF (RTX 2070)
4901
RTX 2070
4870

※ほかのGPUの結果は当サイト計測値

 

ゲーム系ベンチマーク結果

FF15ベンチ
FF15 (DX11) ※重量級
フルHD 高品質 8233(快適)
標準品質 11544(とても快適)
軽量品質 14188(非常に快適)
4K 高品質 3702(普通)
標準品質 4359(普通)
軽量品質 6202(快適)
FF14ベンチ
FF14:紅蓮のリベレーター(DX11) ※中量級
フルHD 最高品質 16672(非常に快適) ※117.142 FPS
高品質 17242(非常に快適) ※123.182 FPS
標準品質 20119(非常に快適) ※152.855 FPS
4K 高品質 6916(とても快適) ※46.158 FPS
標準品質 8124(非常に快適) ※54.186 FPS
軽量品質 14883(非常に快適) ※100.814 FPS
ドラゴンクエストX
ドラゴンクエストX(DX9) ※軽量級
フルHD 最高品質 22471(すごく快適)
標準品質 22281(すごく快適)
低品質 23332(すごく快適)
4K 高品質 20929(すごく快適)
標準品質 21382(すごく快適)
軽量品質 22923(すごく快適)
Assassin's Creed Odyssey
アサシンクリード オデッセイ (DX11) ※重量級
フルHD 最高 64 FPS
91 FPS
100 FPS
4K 最高 35 FPS
56 FPS
66 FPS
SOTTR
シャドウ オブ ザ トゥームレイダー(DX12) ※重量級
フルHD ※DLSSオン、レイトレースシャドウクオリティー無効 最高 102 FPS
107 FPS
最低 128 FPS
4K ※DLSSオン、レイトレースシャドウクオリティー無効 最高 51 FPS
60 FPS
最低 77 FPS
フルHD ※DLSSオン、最高画質 レイトレースシャドウクオリティー 最高 51 FPS
レイトレースシャドウクオリティー 高 60 FPS
レイトレースシャドウクオリティー 中 77 FPS

※平均60FPS以上が快適に遊べる性能の目安

ハイエンドクラスとしてはコスパが高い!

GALLERIA XFは、ドスパラのゲーミングデスクトップPCのなかでは一番人気のモデルです。これは、ハイエンドモデルとしてはもっとも価格が安いため。重量級ゲームをターゲットとしたハイエンドモデルのなかでは、コスパに優れています。

 

GALLERIA シリーズの比較

GALLERIA XF
※人気1位
GALLERIA ZG
※人気2位
GALLERIA ZF
CPU Core i7-9900K Core i9-9900KF Core i7-9700K
GPU RTX 2070 RTX 2080 RTX 2070
PassMark CPU Marks 15931 17863 17831
3DMark FireStrike 19474 21969 19918
税込価格 19万6538円 24万8378円 20万7338円

 

しかし、CPUベンチマークでは同構成のGALLERIA ZFよりもわずかに低い結果が出ました。チップセットが異なるためその差が現われているのかもしれませんし、もしかすると機体固有の結果かもしれません。とは言え、ゲームの快適さについてはあまり変わらないはずです。

 

RTX2070でも重量級ゲームを快適にプレーできますが、最高画質時のFPSを安定させたい、あるいは高リフレッシュレートのディスプレイでヌルヌルの動きを楽しみたいのであれば、RTX2080搭載のGALLERIA ZGをおすすめします。

 

GALLERIA XF まとめ

ハイエンドクラスとしてはコスパに優れるモデル

 

GALLERIA XF

GALLERIA XF 2019年モデル

税込19万6538円~

※構成や価格は変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください

 

当サイトでは2~3万円台の格安ノートPCから高性能PCまで、さまざまな最新モデルを検証・解説しています。記事の更新情報は当サイトのtwitterアカウントでお知らせしているので、フォローしていただくことをおすすめします。

関連記事

GALLERIA ST (GTX 1660 Ti)レビュー

GALLERIA ZF (RTX 2070)レビュー
GALLERIA ZZ i9-9900K (RTX 2080Ti)レビュー
GALLERIA GAMEMASTER GX70R7 (RTX 2070)レビュー
GALLERIA ZG (RTX 2080)レビュー

author avatar
こまめブログ
元雑誌・書籍編集者からPC系フリーライターを経て、レビューブロガーとして活動しているオジサンです。文章に関わる仕事を始めてから25年以上。最高195万PV/月。安いガジェットやPCをよく買いあさっています
タイトルとURLをコピーしました