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GIGABYTE AERO 15 OLED 展示機レポート:4K有機ELディスプレイ搭載のコンパクトノートPC

GIGABYTE AERO 15 OLED

台湾GIGABYTEのAERO 15 OLEDは、ゲーマー / クリエイター向けのハイスペックな15インチノートPCです。最大の特徴は、4K解像度の有機EL (AMOLED)ディスプレイを搭載している点。さらにdGPU (専用グラフィックスチップ)として、GeForce RTX20 / GTX16シリーズに対応しています。グローバル市場での発売は7月で日本国内での発売は未定ですが、現在は日本語キーボードの検討中とのことで国内での発売を予定しているようです。

 

AERO 15 OLED

サムスン製の4K有機ELディスプレイを搭載するAERO 15 OLED

 

実際に4K有機ディスプレイの映像を確認したところ、色が非常に鮮やかに感じました。色域についてはDCI-P3カバー率100%でHDR400対応、コントラスト比は10万:1で、PANOTEによるチューニングおよび認証済み。プロクオリティーの映像制作にも適しています。特に有機ELディスプレイならではの深みのある黒は動画制作だけでなく、映画やゲームを楽しむのにもピッタリです。

 

AERO 15 OLED ベゼル

液晶ディスプレイのベゼル (枠)が細い狭額縁デザインを採用

 

CPUは第9世代のCore i9 / i7 Hシリーズでメモリー容量は8~32GB (最大64GB)、ストレージはIntel SSD 760pで最大容量は2TB (M.2スロット×2)。dGPUとしてはGeForce RTX 20シリーズ / GTX 16シリーズに対応しています。

 

AERO 15 OLED NVIDIA Studio

NVIDIAの「RTX Studio」認証済み

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AERO 15 OLEDのスペック

画面サイズ 15.6インチ
解像度 3840×2160
CPU ・Core i7-9750H
・Core i9-9980HK
メモリー ・8GB
・16GB
・32GB
※最大64GB
ストレージ Intel SSD 760p
※M.2スロット×2
※最大2TB
グラフィックス ・RTX 2060
・RTX 2070 Max-Q
・RTX 2080 Max-Q
・GTX 1650
・GTX 1660Ti
幅×奥行き 356×250mm
厚さ 20mm
重量 最大2kg
電源 230W

※2019年6月5日時点。構成は変更される場合があります


リフレッシュレート ※不明
表面処理 非光沢
パネルの種類 有機EL (AMOLED)
光学ドライブ
テンキー あり
有線LAN 1000Mbps
無線LAN 11a/b/g/n/ac/ax (Wi-Fi 6)
Bluetooth 5.0
USB3.1 3
USB3.0
USB2.0
USB Type-C 2
Thunderbolt 3 対応 (Type-C 1ポート)
メモリーカード SD
HDMI 1
VGA (D-sub15)
DisplayPort 1 (Type-C)
Webカメラ HD (92万画素相当)
顔認証カメラ
指紋センサー あり

 

本体は非常にコンパクトです。15インチクラスのクリエイティブノートPCとしては、最小クラスではないでしょうか。本体の厚みも20mmとスリムに感じました。

 

AERO 15 OLED 本体デザイン

本体カラーがブラックのモデル

 

AERO 15 OLED

こちらはシルバーのモデル

 

背面と側面、および底面には大きめの通気口が設置されており、本体内部が効果的に冷却されるとのこと。展示会場では常温時と冷却時 (0℃)のベンチマーク結果が展示されていたのですが、ほぼ変わらない結果でした。それだけ内部が冷えているということでしょう。

 

AERO 15 OLED

常温時 (左)と冷却時 (0℃、右)のベンチマーク結果 ※Core i7-9750H + RTX 2070 Max-Q

 

AERO 15 OLED 通気口

背面の通気口

 

AERO 15 OLED 底面部

底面部

 

キーボードはRGBバックライト対応です。タッチパッド左上には指紋センサーが配置されています。Webカメラは液晶ディスプレイ下部で、プライバシー保護用の物理シャッター付き。インターフェース構成も十分です。

 

AERO 15 OLED キーボード

キーボードはRGBバックライト対応

 

AERO 15 OLED 指紋センサー

タッチパッド左上には指紋センサー

 

AERO 15 OLED webカメラ

ディスプレイ下部 (実際にはベース部分)にはシャッター付きのWebカメラ

 

AERO 15 OLED 左側面

左側面

 

AERO 15 OLED 右側面

右側面

 

そのほかのモデルとしては、リフレッシュレートが240HzのフルHDディスプレイを搭載したAERO 15 (AERO 15 XA)と、17インチディスプレイを搭載したAERO 17の発売が予定されています (いずれも7月発売予定)。

 

AERO 17

17インチディスプレイを搭載したAERO 17

 

AERO 15 OLEDは映像が非常に美しく、本体はとてもコンパクトです。さらに冷却性能が高く、CPUやdGPUの性能をフルに発揮できるでしょう。

 

ただ4Kの有機ELは、ゲーミング向けとしてはややオーバースペックな気がします。実際のところRTX 2080 Max-Qでも、4Kで常時60FPSオーバーは難しいかもしれません。ゲームが目的なら、フルHDで240HzのAERO 15 XAのほうがおすすめです。

 

その意味で、AERO 15 OLEDはクリエイティブ用途でこそ真価を発揮するモデルではないかと思います。カバー率が100%のDCI-P3はデジタルシネマ向けですので、特に映像制作用におすすめ。個人でAERO 15 OLEDを本格的な作品作りに活かすのもアリですし、映像プロダクションであればプレゼンや打ち合わせ用に持ち歩くのもいいでしょう。

リンク

AERO 15 OLED (GIGABYTE)
GIGABYTEの国内向けノートPC

 

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