アフィリエイト広告

HP OMEN OBELISK Desktop 875 レビュー:Ryzen 5 / 7搭載ゲーミングPC

HP OMEN OBELISK Desktop 875 レビュー
日本HPのOMEN OBELISK Desktop 875は、AMDのRyzen 5 / 7を搭載したゲーミングデスクトップPCです。GPUはGTX 1060 またはRTX 2070 / 2080に対応しています。

 

OMEN OBELISK Desktop 875 スペック概要

OMEN OBELISK Desktop 875

 

この記事ではメーカーからお借りしたOMEN OBELISK Desktop 875の実機を使って、本体の外観や機能、実際の性能についてレビューします。

 

特別クーポンでさらに値引き!

7%オフのクーポンを使えば、セール商品をさらにお得に購入できます。クーポン入手後はこのページに戻り、購入したいモデルを選んでください。
11万円以上で5%オフクーポンicon
13万2000円以上で7%オフクーポン

OMEN OBELISK Desktop 875

OMEN OBELISK Desktop 875

税込19万2067円~

7%オフクーポン適用時。構成や価格は変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください

OMEN OBELISK Desktop 875 のスペック

CPU ・Ryzen 5 2600
・Ryzen 7 2700
メモリー 16GB
SSD ・256GB SSD (PCIe)
・512GB SSD (PCIe)
ストレージ 2TB HDD
グラフィックス ・GTX 1060 (6GB)
・RTX 2070 (8GB)
・RTX 2080 (8GB)
チップセット AMD B450
電源 500W (80PLUS BRONZE)

※2019年8月15日時点。構成は変更される場合があります


フォームファクター Micro ATX
SATAポート 2
M.2スロット 2
光学ドライブ
ドライブベイ 3.5インチ×2
拡張スロット PCIe x16 ×1
有線LAN 1000Mbps
無線LAN IEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth 4.2
USB3.1 Gen1×6 (前面2 + 背面4)
Gen2×1 (背面)
USB3.0
USB2.0
USB Type-C 3.1 Gen2×1 (背面)
Thunderbolt 3
メモリーカード
HDMI 1
VGA (D-sub15)
DisplayPort 3 または 4
DVI 1 または 0
サイズ 幅165mm
奥行き365mm
高さ435mm
重量 約10.5kg

OMEN OBELISK Desktop 875の本体の外観と内部

外観について

OMEN OBELISK Desktop 875は、デスクトップPCとしては標準的なミニタワー型に分類されます。本体は大きいものの、そのぶん内部スペースに余裕があり、冷却性能が高い点がメリットです。なおミニタワー型PCは本来拡張性が高いものの、OMEN OBELISK Desktop 875では拡張スロットやドライベイなどが必要最低限しか用意されていません。

 

デスクトップの主な分類

ミドルタワー型 ミニタワー型 スリム型 コンパクト型
デスクトップのサイズ比較
機能:◎
拡張性:◎
省スペース性:×
冷却性能:◎
機能:◎
拡張性:○
省スペース性:△
冷却性能:○
機能:○
拡張性:△
省スペース性:○
冷却性能:△
機能:△
拡張性:×
省スペース性:◎
冷却性能:△

 

OMEN OBELISK Desktop 875 設置イメージ

OMEN OBELISK Desktop 875の設置イメージ。液晶ディスプレイは21.5インチ

 

OMEN OBELISK Desktop 875 外観

OMEN OBELISK Desktop 875の外観

 

OMEN OBELISK Desktop 875 前面と背面

前面と背面。幅は165mmで、高さは435mm。通常のミニタワー型よりもスリムかつコンパクトです

 

OMEN OBELISK Desktop 875 左側面

左側面にはアクリルパネル。奥行きは365mm

 

OMEN OBELISK Desktop 875 エンブレム

電源を入れると、フロントのエンブレムが光ります

 

OMEN OBELISK Desktop 875 LEDイルミネーション

内部にもLEDイルミネーションが仕込まれており、マザーボードを照らします

 

OMEN OBELISK Desktop 875 LED

LEDの色は変更可能

 

OMEN OBELISK Desktop 875 OMEN Command Center

LEDの色や発光パターンを変えたり、パフォーマンスの調整が可能な標準収録ユーティリティー「OMEN Command Center」

インターフェースについて

周辺機器接続用のインターフェース (端子類)はそれほど多くはありません。と言ってもPS/2端子やVGA (D-sub15ピン)などがないだけで、ゲーム用途であれば十分な構成です。光学ドライブには対応していませんが、最近のゲームはダウンロード販売が中心なので問題ないでしょう。DVDやブルーレイを使用する場合は、別途外付けの光学ドライブを用意してください。

 

OMEN OBELISK Desktop 875 天面

天面のインターフェース

  • ① USB3.1
  • ② ヘッドホン出力/マイク入力
  • ③ 電源ボタン

 

OMEN OBELISK Desktop 875 I/Oパネル

背面I/Oパネルのインターフェース

  • ① USB3.1 Gen2
  • ② USB3.1 Gen2 Type-C
  • ③ USB3.1 Gen1
  • ④ 有線LAN
  • ⑤ オーディオ端子類
  • ⑥ USB Type-C (RTX)
  • ⑦ Display Port ※一部のモデルではDVI
  • ⑧ HDMI

拡張性について

前述のとおり、OMEN OBELISK Desktop 875の拡張性は高くありません。スロットは必要最低限で、ドライブベイもふたつだけ。これはOMEN OBELISK Desktop 875がパーツカスタマイズが可能なBTOモデルではなく、スペック固定のモデルであるためです。パーツをどんどん追加するような使い方には向いていませんが、このまま使い続ける場合やパーツをまるごと交換するような使い方であれば問題はないでしょう。

 

OMEN OBELISK Desktop 875 本体内部

左側のサイドパネルを外した状態

 

OMEN OBELISK Desktop 875 マザーボード

マザーボードはMicro ATX仕様のHPオリジナル

 

OMEN OBELISK Desktop 875 CPUとメモリー

CPUクーラーはやや小さめ。メモリースロットは2ポートです (最大32GB)

 

OMEN OBELISK Desktop 875 拡張スロット

 

拡張スロットの構成

  • ① PCIExpress x16

 

OMEN OBELISK Desktop 875 電源

電源は500W (80PLUS BRONZE)

 

OMEN OBELISK Desktop 875 ドライブベイ

ドライブベイはフロント側に3.5インチがふたつのみ

 

OMEN OBELISK Desktop 875 底面部

底面部には取り外し可能なメッシュパネル

 

OMEN OBELISK Desktop 875 グラボ

試用機で使われていたRTX 2080のグラフィックボード

OMEN OBELISK Desktop 875のベンチマーク結果

試用機のスペック

モデル名 OMEN by HP Obelisk 875-0205jp アドバンスプラスモデル
OS Windows 10 Pro
CPU Ryzen 7 2700
メモリー 16GB
ストレージ 512GB SSD (PCIe) + 2TB HDD
グラフィックス GeForce RTX 2080

ストレージ性能

ストレージはSSDとHDDのデュアル構成です。試用機で使われていた512GBのSSDはPCIe 3.0 x4の爆速タイプではあるものの、シーケンシャルライトやランダムアクセスがそれほど伸びませんでした。とは言え、HDDのアクセス速度よりもはるかに高速です。

 

OMEN OBELISK Desktop 875 SSDアクセス速度

512GB SSD (左)と2TB HDD (右)のアクセス速度

 

ストレージのアクセス速度

CPU性能

試用機ではCPUに、AMDのRyzen 7 2700が使われていました。CPU性能を計測するベンチマークテストを実施したところ、マルチコア性能では非常に優れた結果が出ています。CPUの総合性能ではCore i7-9700Kを下回ったものの、現行のデスクトップ向けCPUでは優秀な結果です。

 

ちなみにゲームでは総合性能よりもマルチコア性能のほうが快適さに強く影響すると言われています。ただゲームによってはインテル製CPUに最適化されているものもあるため、必ずしもRyzen 7 2700のほうが快適に動くとは限りません。

 

CPUの性能比較 (マルチコア性能)

GPU PassMark CPU Markスコア
Core i9-9900K
2030
OMEN OBELISK Desktop 875 (Ryzen 7 2700)
1556
Core i7-9700K
1494
Core i7-8700
1381
Core i5-9400F
958
Core i5-8400
945
Core i3-8100
596

※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均

 

CPUの性能比較 (総合性能)

GPU PassMark CPU Markスコア
Core i9-9900K
18710
Core i7-9700K
17208
OMEN OBELISK Desktop 875 (Ryzen 7 2700)
15546
Core i7-8700
15412
Core i5-9400F
12043
Core i5-8400
11229
Core i3-8100
8026

※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均

CPUの温度について

FF15ベンチを30分間実行して、CPUのクロックと温度を計測しました。Ryzen 7 2700最大クロックが4.1GHz (1コア動作時)であることを考えると、平均3.44GHzという結果はパフォーマンスがあまり伸びていないようにも思えます。ただ平均温度は62℃と低く、この点については非常に優秀です。

 

OMEN OBELISK Desktop 875 CPUクロック

FF15ベンチを30分間実行したときのCPUクロックとCPU温度

3D性能

RTX 2080は現行世代のハイエンド向けGPUで、非常に高性能です。OMEN OBELISK Desktop 875ではRTX 2080の平均値をわずかに下回ったものの、さすがはハイエンドクラスと思わせる優れた結果が出ました。11GBのビデオメモリーを搭載した上位GPUには及びませんが、これでも十分なパフォーマンスです。

 

3D機能の性能比較

GPU 3DMark Fire Strike Graphicsスコア
RTX 2080 Ti
34282
GTX 1080 Ti
26186
RTX 2080
25484
OMEN OBELISK Desktop 875 (RTX 2080)
25134
RTX 2070
22856
GTX 1070
17405
GTX 1660 Ti
15952
GTX 1060
12415
GTX 1050
6945
UHD 630 (Core i7)
1212

※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均

ゲーム性能

個別のゲーム系ベンチマークテストを試したところ、負荷の高い重量級のゲームでもフルHDの最高画質で快適という結果が出ました。4Kだと低画質~中画質で問題なく遊べるレベルです。

 

ベンチマーク結果は概ね優秀ではあるものの、インテル系CPUを搭載したモデルよりも少しスコアが低い気がします。このあたりはAMDであることが関係しているのかもしれません。

 

ゲーム系ベンチマーク結果

FF15ベンチ
FF15 (DX11) ※重量級
フルHD 高品質 8710(快適)
標準品質 11509(とても快適)
軽量品質 13334(非常に快適)
4K 高品質 4125(普通)
標準品質 4998(やや快適)
軽量品質 6958(快適)
FF14ベンチ
FF14:漆黒のヴィランズ (DX11) ※中量級
フルHD 最高品質 14364(非常に快適) ※119.36 FPS
高品質 14225(非常に快適) ※122.21 FPS
標準品質 16053(非常に快適) ※141.01 FPS
4K 最高品質 8211(非常に快適) ※55.39 FPS
高品質 9447(非常に快適) ※63.83 FPS
標準品質 13286(非常に快適) ※99.51 FPS
ドラゴンクエストX
ドラゴンクエストX(DX9) ※軽量級
フルHD 最高品質 18091(すごく快適)
標準品質 17752(すごく快適)
低品質 20261(すごく快適)
4K 最高品質 17363(すごく快適)
標準品質 17432(すごく快適)
低品質 18828(すごく快適)

※平均60FPS以上が快適に遊べる性能の目安

フォートナイト

フォートナイトを実際にプレーしてFPS(描画速度の目安)を計測したところ、最高画質で平均143.86 FPSという結果でした。144Hzの高リフレッシュレートなゲーミングディスプレイがあれば、非常にスムーズな動きでゲームを楽しめます。

 

GALLERIA XT フォートナイトFPS計測結果

フォートナイトFPS計測結果

画質 平均FPS 最低FPS
エピック(最高画質) 143.86 FPS 126 FPS
182.91 FPS 125 FPS
253.10 FPS 153 FPS
低(最低画質) 307.51 FPS 190 FPS

現在はインテルモデルのみ販売中

とまあここまで紹介しておきながらなんですが、実はOMEN OBELISK Desktop 875のAMD版はすでに販売が終了してしまいまして、現在はインテルの第9世代Core i7 / i9 & RTXシリーズを搭載したOMEN OBELISK Desktop 875-1000jpが販売中です。外観は同じなので、そのあたりについてはこの記事でも参考になるかと思います。

 

OMEN OBELISK Desktop 875-1000jpのラインナップ

モデル名 CPU GPU メモリー 税込価格
パフォーマンス Core i7-9700K RTX 2070 32GB 21万3963円
パフォーマンス
プラス
Core i7-9700K RTX 2080 32GB 24万4095円
エクストリーム Core i9-9900K RTX 2080 Ti 32GB 30万4359円

7%オフクーポン適用時

OMEN OBELISK Desktop 875

OMEN OBELISK Desktop 875-1000jp

税込21万3963円~

7%オフクーポン適用時

AMD版も一部のモデルについては一時的に販売停止とのことで、もしかすると販売が再開されるかもしれません。

 

OMEN OBELISK Desktop 875

OMEN OBELISK Desktop 875

税込19万2067円~

7%オフクーポン適用時。構成や価格は変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください

特別クーポンでさらに値引き!

7%オフのクーポンを使えば、セール商品をさらにお得に購入できます。クーポン入手後はこのページに戻り、購入したいモデルを選んでください。
11万円以上で5%オフクーポンicon
13万2000円以上で7%オフクーポン

当サイトでは2~3万円台の格安ノートPCから高性能PCまで、さまざまな最新モデルを検証・解説しています。記事の更新情報は当サイトのtwitterアカウントでお知らせしているので、フォローしていただくことをおすすめします。

関連記事

👉 ゲーミングPCのレビュー一覧

タイトルとURLをコピーしました