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レノボ IdeaPad Flex 550 (14) レビュー:税込7万2380円で8コアRyzen7&16GBメモリー搭載の超コスパ2in1ノートPC

レノボ IdeaPad Flex 550 (14) レビュー

レノボの14インチ2-in-1ノートPC「IdeaPad Flex 550 (14)」の特徴は、高スペックなのに価格が安い点。特に上位モデルはRyzen 7+16GBメモリー搭載で7万円台前半と驚異のコスパです。手書き入力用ペンも付いています。
IdeaPad Flex 550 (14)

IdeaPad Flex 550 (14)のスペック

OS Windows 10 Home
画面サイズ 14インチ
解像度 1920×1080
CPU ・Ryzen 3 4300U
・Ryzen 5 4500U
・Ryzen 7 4700U
メモリー ・4GB
・8GB
・16GB
※オンボード
ストレージ ・256GB SSD
・512GB SSD
グラフィックス Radeon
LTE 非対応
幅×奥行き 321.5×217.5mm
厚さ 17.9mm
重量 1.5kg
バッテリー 12.2~13.6時間

※2020年8月24日時点。構成は変更される場合があります


本体カラー プラチナグレー
画面の表面 光沢
パネルの種類 IPS
タッチ / ペン 対応
光学ドライブ
テンキー
有線LAN
無線LAN 11a/b/g/n/ac
Bluetooth 4.2
USB3.1
USB3.0 2
USB2.0
USB Type-C 1 (USB3.0)
Thunderbolt 3
メモリーカード SD
HDMI 1
VGA (D-sub15)
DisplayPort
Webカメラ 720p (92万画素)
顔認証カメラ
指紋センサー 対応
付属品 デジタルペン、ACアダプターなど
オフィス ※付属モデルあり

 

この記事では筆者が購入した実機を使って、デザインや性能、実際の使い心地などをレビューします。

IdeaPad Flex 550 (14)

IdeaPad Flex 550 (14)

税込5万4340円~

※2020年8月24日時点

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デザインと使いやすさ

クルッと回る2-in-1

IdeaPad Flex 550 (14) 2in1

IdeaPad Flex 550 (14)は、ディスプレイが360度回転するタイプの2-in-1ノートPCです。キーボードを背面側に回すことで、動画視聴やプレゼンなどで画面を見るのに適したスタイルで利用できます。タブレットとしても使えますが、手で持ったまま使うにはサイズが大きくやや重め。デスクの上に置くなどして使うといいでしょう。

やや安っぽい外観

IdeaPad Flex 550 (14) 外観

IdeaPad Flex 550 (14)は一見すると普通のノートPCですが、実際に手で持つと質感が低いことに気付きます。ボディの素材は、リーズナブルなPCでよく使われる樹脂 (プラスチック)。天板はそれほどでもないのですが、パームレスト (キーボード面)と底面部がいかにもなプラスチック感です。残念ながら高級感はありません。

 

IdeaPad Flex 550 (14) 天板

天板はメタリックなシルバー。指紋がほとんど目立ちません

 

IdeaPad Flex 550 (14) パームレスト

パームレスト (キーボード面)はグレー

 

IdeaPad Flex 550 (14) パームレスト

ややザラつきのある手触りで、質感も強度もいまひとつな印象です

 

IdeaPad Flex 550 (14) ベゼル

ディスプレイのベゼル (枠)幅は左右5.1mm、上部9.3mm、下部24.3mm。比較的ほっそりとしています

 

IdeaPad Flex 550 (14) 排気口

排気口は背面部左側のみ

 

IdeaPad Flex 550 (14) 底面

底面部はグレーでいかにもなプラスチック感

2-in-1なのにコンパクト

IdeaPad Flex 550 (14) 大きさ

接地面積は幅321.5×217.5mmA4サイズ (幅297×奥行き210mm)よりもひと回り大きい程度です。14インチタイプとしてはとても小さく、面積比ではThinkPad X1 Carbon (幅323×奥行217mm)をわずかに下回ります。

 

IdeaPad Flex 550 (14) サイズ

A4サイズ (オレンジの部分)よりもひと回り大きい程度

 

ただし厚みはけっこうあります。公称値では17.9mmですが、これは最薄部の数値。実際に計測したところ最厚部で20.5mm、底面部のゴム足を含めた設置時の高さは22.5mmでした。設置面積が小さいぶん、数値以上に厚く見えます。

 

IdeaPad Flex 550 (14) 厚さ

最厚部で20.5mm、ゴム足を含めると22.5mmでした

 

IdeaPad Flex 550 (14) 前面

前面はスリム

 

IdeaPad Flex 550 (14) 背面

背面はややゴツく感じます

 

重さは公称値で1.5kg、実測では1.544kgでした。14インチタイプのノートPCとしては標準的な重さです。ただタブレットスタイルで片手で持ち続けるには厳しいでしょう。

 

IdeaPad Flex 550 (14) 重さ

重さは実測1.544kg

 

IdeaPad Flex 550 (14) 電源アダプター

付属の電源アダプターは215g

見やすい14インチのフルHD

IdeaPad Flex 550 (14) 画面サイズ

画面サイズは14インチで、解像度は1920×1080ドットのフルHD。このタイプのノートPCとしては標準的なスペックです。デスクトップの文字の大きさは2~2.7mm程度 (スケーリング150%)。新聞 (3.3~3.7mm)よりも小さいのですが、読みづらくは感じませんでした。一般的なタブレットに比べて画面が大きいので、文字が読みやすく感じます。

 

IdeaPad Flex 550 (14) グレア

ディスプレイ表面は光沢ありのグレアタイプで、写り込みが目立ちます

映像は自然な色合い

IdeaPad Flex 550 (14) 映像品質

ディスプレイには、広い視野角と自然な発色が特徴のIPSパネルが使われています。パッと見た感じでは色のバランスは悪くありませんが、赤みが弱いため全体的に黄色がかっているように見えました。画面もわずかに暗めです。写真や動画を楽しんだり普段の作業を行なうには問題ありませんが、色を重視する作業には外付けディスプレイを使ったほうがいでしょう。

 

IdeaPad Flex 550 (14) コントラスト

コントラストは高く、色にメリハリがあります

 

IdeaPad Flex 550 (14) 明るさ

測定輝度は246nit。IPSパネルとしては標準的ですが、わずかに暗く感じます

 

色域測定結果

sRGBカバー率 64.6%
sRGB比 65.7%
Adobe RGBカバー率 48.6%
Adobe RGB比 48.7%

 

IdeaPad Flex 550 (14) 映像品質

写真や動画をカジュアルに楽しむには問題ないクオリティーです

普通に使えるキーボード

IdeaPad Flex 550 (14) キーボード

キーボードは日本語配列で、テンキーなしのバックライト対応です。キーピッチ (キーとキーの間隔)は実測で18.8mm。ノートPCの標準値である19mmよりもわずかに狭いのですが、特に窮屈さは感じませんでした。Enterキー周辺で一部のキーが隣接していますが特に違和感なく、普通に使えるでしょう。

 

IdeaPad Flex 550 (14) キーボードバックライト

キーボードバックライトに対応

 

IdeaPad Flex 550 (14) 配列

Enterキー周辺で一部のキーが隣接していますが、特に違和感はありませんでした

 

なおF1~12キーには標準でメディアキー (ホットキー)が割り当てられています。かな変換や半角変換などでファンクションキーとして利用する場合はFn+ESCキーを押してFnロックを有効にするか、BIOS設定画面で「Configuration」の「Hotkey Mode」を「Disabled (無効)」にしてください。

タイプ感はとても軽い

IdeaPad Flex 550 (14) タイプ感

キーストローク (キーを押し込む深さ)は実測で平均1.21mmでした。ノートPCとしては浅く作られています (標準は1.5mm前後)。キーを押した瞬間のクリック感は軽く、全体的にタイプ感はかなり弱く感じました。手応えはわずかに感じられるものの、板を叩いているような感覚です。

 

タイプ音は軽いタッチでもカタカタと聞こえます。静かな場所ではタイプ音が気になるかもしれません。打ち下ろすようにしてタイプするとタンタンと響くので、軽いタッチ推奨です。

 

IdeaPad Flex 550 (14) タイプ音

タイプ音はわずかにカタカタと聞こえます

インターフェースは必要十分

IdeaPad Flex 550 (14) インターフェース

インターフェースはUSB端子が合計3ポートで、うち1ポートがType-C。あとは映像出力としてHDMIとSDメモリーカードスロットが用意されています。14インチタイプとしては標準的な構成です。有線LANには対応していませんが、手で持って使う機会の多い2-in-1であることを考えれば仕方がないでしょう。

指紋センサー標準搭載

IdeaPad Flex 550 (14) 指紋センサー

IdeaPad Flex 550 (14)は標準で指紋センサーを搭載しています。あらかじめ指紋を登録しておけば、軽く触れるだけでウィンドウズにサインインできるので便利です。

Type-Cは充電と映像出力に対応

USB PD 18W充電 △ ※低速充電
USB PD 30W充電 △ ※低速充電
USB PD 45W充電
USB PD 65W充電
映像出力 ×

USB Type-Cは、データ通信と充電に対応していました。ただしワット数の低い充電器では充電に時間がかかったり、パフォーマンスが若干落ちることがあるようです。45W以上の機器での充電をおすすめします。

スピーカーは比較的高音質

IdeaPad Flex 550 (14) スピーカー

サウンドは比較的高音質です。スピーカーはキーボードの左右に配置されており、音をさえぎるものがないのでとてもクリアーに聞こえました。サラウンド感も上々です。音の厚みについてはそれほどでもないものの、ノートPCのなかでは高音質だと言っていいでしょう。人の声もよくとおるので、ビデオ会議や音声通話などにも向いています。

手書き入力用ペンについて

IdeaPad Flex 550 (14) 手書き入力

IdeaPad Flex 550 (14)には、手書き入力用のデジタルペンが標準で付属しています。ただでさえ本体が安いのにその上ペンまで付いているなんて、非常にお得!

 

IdeaPad Flex 550 (14) ペン

付属のデジタルペン

 

IdeaPad Flex 550 (14) ペンホルダー

ペンホルダーも付いています

 

IdeaPad Flex 550 (14) ペンホルダー

ペンホルダーをUSB端子に挿せばペンの置き場所に困りません

 

今回はRyzen 3モデルでペンの書き味を試したところ、まずまずの使い勝手でした。ペンを高速に動かせばわずかな遅延はあるものの、普通に使うぶんには気になりません。ペン先と認識点とのズレはなく、レスポンスも良好です。

 

IdeaPad Flex 550 (14) ペン入力

Photoshopでペン入力を試している様子。6000×3376ドットの写真に線を加えたりブラシで加工する程度なら普通に作業できました

 

IdeaPad Flex 550 (14) ペン入力

エクセルでのペン入力も処理落ちはなく、快適に利用できます

 

付属するのは「Lenovo Base Pen II」と呼ばれるペンで、一般には市販されていないようです。そのため細かなスペックはわかりませんが、実際に使ったところ筆圧感知には対応していました。ただしそれほど細かくはなく、おそらく1024段階程度だと思われます。本格的なイラストには使えなくはないものの、どちらかと言えばメモ書き向きです。

分解やパーツ交換について

IdeaPad Flex 550 (14) 分解

底面部のカバーを外すと、本体内部のメンテナンスやパーツ交換が可能です。SSDは取り外しが可能ですが、メモリーはオンボードでスロットがないため増設できません。IdeaPad Flex 550 (14)を購入する際は、8GB / 16GBメモリー搭載モデルを選んだ方がいいでしょう。

 

IdeaPad Flex 550 (14) 分解

底面カバーを開けるにはT5トルクスドライバーが必要

 

IdeaPad Flex 550 (14) パーツ交換

メモリーはオンボードで増設には非対応。SSDはM.2でSSD換装は可能でしょう

 

なおRyzen 3モデルのメモリーは4GBで、シングルチャネルで動作します。Ryzen 5モデルはメモリー容量が8GBで、Ryzen 7モデルは16GB。海外の公式スペック (PDF)によると8GBおよび16GBはデュアルチャネルで動作するとのことです。

 

IdeaPad Flex 550 (14) メモリー

Ryzen 3モデルはメモリー容量が4GBでシングルチャネルで動作します

ベンチマーク結果

試用機のスペック

型番 81X200AKJP
CPU Ryzen 3 4300U
メモリー 4GB
ストレージ 256GB SSD
グラフィックス Radeon Graphics (CPU内蔵)

※グラフィックス機能を内蔵するAMD製プロセッサーは本来「APU」と呼ばれますが、ここではわかりやすさ優先で「CPU」と表記します。またベンチマーク結果はパーツ構成やタイミング、環境、個体差などの要因で大きく変わることがあります

インテルCPUを大きく上回る性能

CPUの性能比較 (総合性能)

CPU PassMark CPU Markスコア
Core i7-10750H
15694
Ryzen 7 4700U
15046
Core i7-10710U
13685
Ryzen 5 4500U
12892
Core i7-1065G7
12016
Core i5-1035G4
10844
Core i7-10510U
10257
Core i5-1035G1
9667
Core i5-10210U
9584
Ryzen 3 4300U
9154
IdeaPad Flex 550 (Ryzen 3 4300U)
8448
Ryzen 5 3500U
8398
Core i3-10110U
5553
Ryzen 3 3200U
4609
Celeron N4120
2771
Celeron N4020
1665

※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均

 

Ryzen 3 4300U搭載機でベンチマークテストを行なったところ、ノートPCとしては中位クラスの結果でした。しかしインテルの同ランクCPUであるCore i3を上回り、テストによっては2ランク上のCore i7よりもいい結果が出ています。CPU性能としては普段使いには十分なパフォーマンスです。中上位のRyzen 5およびRyzen 7モデルであれば、さらに高い性能を期待していいでしょう。

 

ちなみにCore i7-10750HはゲーミングノートPCでよく使われるインテルのハイエンドCPUで、このCPUを搭載する機種は値段が最低でも13~15万円台から。IdeaPad Flex 550 (14)のRyzen 7 4700U搭載モデルなら同程度の性能で7万円台ですから、コスパは非常に優秀です。

CPUの性能比較 (マルチコア性能)

CPU CINEBENCH R20 CPUスコア
Core i7-10750H
2861
Ryzen 7 4700U
2723
Ryzen 5 4500U
2274
Core i5-10300H
2241
Core i7-10710U
2214
Core i7-1065G7
1625
IdeaPad Flex 550 (Ryzen 3 4300U)
1623
Ryzen 3 4300U
1560
Core i7-10510U
1486
Core i5-1035G4
1480
Core i5-1035G1
1456
Core i5-10210U
1435
Ryzen 5 3500U
1397
Core i3-10110U
918
Ryzen 3 3200U
643
Celeron N4120
435
Celeron N4020
328

※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均

内蔵グラフィックスはデュアルチャネルモデルが優秀

GPU 3DMark Fire Strike Graphicsスコア
GTX 1650
8513
Radeon (Ryzen 7 Dual)
3612
MX250
3400
Iris Plus(Core i7)
2880
Radeon (Ryzen 5 Dual)
2652
Radeon (Ryzen 7 Single)
2364
Radeon (Ryzen 3 Dual)
2324
Radeon (Ryzen 5 Single)
2302
Iris Plus(Core i5)
2236
IdeaPad Flex 550 (Ryzen 3 Single)
1640
UHD (Core i7)
1335
UHD (Core i5)
1273

※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均

 

グラフィックス機能は、CPU内蔵のRadeon Graphicsです。3D性能を計測するベンチマークテストでは内蔵タイプとしてはそこそこ優秀な結果が出ましたが、Ryzenシリーズ本来のパフォーマンスを出し切れていないように見えます。

 

これはIdeaPad Flex 550 (14)のメモリーが、シングルチャネルで動作しているためです。Ryzenシリーズはデュアルチャネルで動作すると、主にグラフィックス性能が大きく伸びる傾向にあります。ゲームや重い処理を行なわないのであれば問題ないレベルですが、パフォーマンスを重視するならRyzen 5やRyzen 7モデルを選ぶべきでしょう。

Ryzen 3でもさまざまな用途で使える

テスト スコア
Essentials (一般的な利用)
目安:4100
8684
Productivity (ビジネス利用)
目安:4500
6163
Digital Contents Creation (コンテンツ制作)
目安:3450
3452

※スコアの目安はPCMark 10公式サイトによるもの

 

PCMark 10は、PCを使った各種作業の快適さを計測するベンチマークテストです。Ryzen 3 4300Uを搭載した試用機では、すべてのテストにおいて目標値を上回りました。Core i5搭載機種ではすべてをクリアーできないこともあるので、なかなか優秀です。Ryzen 5 / Ryzen 7モデルであれば、さらに快適に利用できるでしょう。

SSDは超高速タイプ

IdeaPad Flex 550 (14) ストレージ

ストレージは256GBまたは512GBのSSDです。試用機ではPCIe 3.0 x4の超高速タイプが使われていましたが、アクセス速度はPCIe 3.0 x2並みでした。おそらくSSDのスペックがそれほど高くないのだと思われます。とは言えHDDよりもはるかに高速で、レスポンスは良好です。

起動は高速

ウィンドウズの起動時間は平均11.98秒でした。たまにBIOSチェックが長引くことがあり、その際に起動に14~15秒程度かかります。最近はSSD搭載のノートPCで15秒程度が平均 (筆者調べ)ですので、そこそこ優秀な結果だと言えます。

 

起動時間の計測結果(手動計測)

1回目 9.2秒
2回目 13.8秒
3回目 14.9秒
4回目 14.2秒
5回目 7.8秒
平均 11.98秒

バッテリー駆動は13時間程度

バッテリー駆動時間の公称値はRyzen 3モデル12.8時間、Ryzen 5モデルで12.2時間、Ryzen 7モデルで13.6時間です。ただしこれはパフォーマンスを極力落とした状態での結果。実際の利用では駆動時間が短縮される場合があります。

 

そこで最大パフォーマンスの状態でビジネス作業 (Web閲覧や文書作成、ビデオチャットなど)での駆動時間を計測したところ、13時間49分でバッテリー残量が6%に達し休止状態へ移行しました。公称値よりも長い結果には、ちょっとビックリです。

 

最大パフォーマンス時で実駆動13時間以上は、かなり優秀な結果です。自宅や職場内でも電源アダプターなしで作業できるでしょう。

 

バッテリー駆動時間の計測結果 ※Ryzen 3モデル

テスト方法 バッテリー消費 駆動時間
※公称値 最大12.8時間
Modern Office (ビジネス作業) 13時間49分
50%充電までにかかった時間 51分
フル充電までにかかった時間 2時間11分

※テストの条件や計測方法についてはコチラ

高負荷時の駆動音と熱について

軽めの作業をしている際にも、駆動音 (通気口からの風切り音やファンの回転音)はわずかに聞こえます。しかし音が低いので、それほどうるさくは感じませんでした。ただし静かな場所では気になるかもしれません。

 

駆動音の計測結果

電源オフ 37.4dBA
待機時 38.7BA わずかに「サーッ」と聞こえる程度で気にならない
高負荷時 44.4dBA 排気音がハッキリと聞こえるが、うるさくは感じない。静かな場所ではちょっと気になるかも

 

高負荷時には高めの熱が生じています。しかしキーボード面の加工の影響か、高温部分を触ってもそれほど熱く感じませんでした。とは言え、高温部分に長時間触れ続けるのは避けたほうがいいでしょう。

 

IdeaPad Flex 550 (14) 温度

高負荷時にキーボード上部がやや熱を帯びます

ゲーム性能について

ゲームについては、ドラクエ10やリーグ・オブ・レジェンド (LoL)など超軽量級タイトルであれば、画質を調整することでフルHDでも快適にプレーできるでしょう。PSO2や軽めの競技系FPS/TPSは、解像度を落とさないと厳しいかもしれません。Ryzen 5 / Ryzen 7モデルなら多少は改善されますが、FF14クラス以上のゲームは厳しいと思われます。

 

なお今回使ったRyzen 3 4300U&4GBメモリーの試用機は、Core i5搭載ノートPCと同程度の結果です。

※テストはすべてフルHDで実施

FF15ベンチ (重い / DX11)

FF15ベンチ
画質 スコア / 評価
高品質 ※計測不能
標準品質 832 / 動作困難
軽量品質 1065 / 動作困難

※スコアが6000以上で「快適」

FF14ベンチ:漆黒のヴィランズ (やや重い / DX11)

FF14ベンチ
画質 スコア / 平均FPS
最高品質 1252 / 7.7 FPS
高品質 1675 / 10.8 FPS
標準品質 2074 / 13.6 FPS

※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安

ドラクエXベンチ (超軽い / DX9)

ドラクエXベンチ
画質 スコア / 評価
最高品質 4397 / 普通
標準品質 6385 / 快適
低品質 6922 / 快適

価格について

IdeaPad Flex 550 (14)には、パーツ構成が異なる複数のモデルが用意されています。それぞれのスペックと価格は以下の表のとおり。さらにそれぞれのモデルに、Office Home & Business 2019が付属するモデルも用意されています。

 

■価格

CPU メモリー ストレージ 税込価格
Ryzen 3 4300U 4GB 256GB SSD 5万4340円
Ryzen 5 4500U 8GB 256GB SSD 5万9455円
Ryzen 5 4500U 8GB 512GB SSD 6万1875円
Ryzen 7 4700U 16GB 512GB SSD 7万2380円

※2020年8月24日時点

 

今回はRyzen 3モデルを検証しましたが、実はもっともコスパの悪いモデルです。おすすめは16GBメモリー搭載のRyzen 7モデル。CPU性能が非常に高い上に、メモリーとSSD容量も潤沢で、高いパフォーマンスを期待できます。

ありえない価格のハイパフォーマンス2-in-1

IdeaPad Flex 550 (14) 感想

よかった点

今回はベンチマークデータが欲しかったのでRyzen 3モデルを選んだのですが、正直なところ失敗しました。プラス5000円ちょっとでRyzen 5+8GBメモリーモデルを買えるなら、そっちを選んだほうがいいですよね。もっと言えばプラス1万8000円でRyzen 7+16GBメモリーモデルを買えるわけで、こちらのほうが断然お得。このパフォーマンスで7万円台は、ぶっちゃけあり得ないレベルです。

 

しかも2-in-1で手書き入力用のペン付き。なぜここまで安いのか、まったくわかりません。パフォーマンス面でのコスパを重視するなら、IdeaPad Flex 550 (14)を選ぶべきでしょう。

気になる点

本体が安っぽくて、キーボードのタイプ感もイマイチです。Type-Cが映像出力に対応していない点も残念。しかし、それらのデメリットを吹き飛ばすほど価格とパフォーマンスに優れているのも事実。これだけ高性能で安いわけですから、気にしないで買っちゃってもいいんじゃないでしょうか。

IdeaPad Flex 550 (14)

IdeaPad Flex 550 (14)

税込5万4340円~

※2020年8月24日時点

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