レノボ ideapad 120S(14型) レビュー! SSD搭載で3万円台の高コスパモデル

レノボ ideapad 120S(14型) レビュー

レノボのideapad 120S (14型)は、解像度1366×768ドットの液晶ディスプレイを搭載したノートパソコンです。価格は税込み3万円台後半からと低価格でありながら、128GBのSSDを搭載している点が大きな特徴。HDD搭載機よりも起動やファイル操作が速く、作業をより軽快にこなせます。

レノボ ideapad 120S (14型)

SSD搭載で3万円台後半と高コスパな ideapad 120S (14型)

重量は約1.44kgで、バッテリー駆動時間は約7時間半。本来はモバイル向けのモデルではありませんが、比較的軽くて持ち運びやすいので、持ち歩き用途に使うのもいいでしょう。

持ち運べる重さ

重量は1.44kgで、なんとか持ち運べる重さです

ideapad 120S(14型)のポイント

ここがイイ! ここが残念

今回は筆者が購入したideapad 120S(14型)のCeleron N3350搭載モデルを使って、本体デザインや性能をレビューします。

ideapad 120S(14型)

ideapad 120S(14型)

税込み 3万円台から

※直販モデルとアマゾン販売モデルはスペックや価格が異なります

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スタイリッシュなデザイン

ideapad 120S(14型)の本体デザイン

本体カラーは2色

本体のカラバリは、ミネラルグレーとデニムブルーの2色。筆者が選んだのは、ミネラルグレーのモデルです。メタリック調の塗装が施されているので、一見するとシルバーのように見えます。

ミネラルグレー

ミネラルグレーの本体カラー

天板のロゴ

天板左上には、レノボのロゴ

天板のデザイン

光の当たり方によっては、メタリックなグレーにも見えます

パームレスト

キーボード面も同じカラーです。素材はパソコンでは一般的な樹脂(プラスチック)ですが、安っぽさは感じません

底面部のデザイン

底面部はつや消しのライトグレー

液晶ディスプレイの最大角度

液晶ディスプレイは大きく開きますが、180度までには達しませんでした

15.6型よりもコンパクト

ideapad 120S(14型)のサイズは、幅334×奥行き235×高さ18.6mmです。サイズ感としては、A4サイズとB4サイズの中間くらい。ノートパソコンの一般的なサイズである15.6型よりも小さく、広い設置スペースを必要としません。

14型の大きさ

A4用紙とB5ノートとの大きさ比較

15.6型と14型のサイズ比較

15.6型と14型のサイズ比較

高さ

高さは18.6mm。22~23mm程度の15.6型と比べると、薄く感じます

なんとか持ち運べる軽さ

重量は、公称値で約1.44kgとされています。実機で重さを測ったところ、公称値よりもわずかに重い1.468kgでした。人によって持ち運べる重さは異なりますが、筆者ならこの程度であればギリギリ持ち運べる範囲です。

重量の実測値

重量は実測で1.468kg

電源ケーブル込みの重さ

電源ケーブル込みでは1.629kg

ディスプレイは比較的大きい

ideapad 120S(14型)の液晶ディスプレイ

14型で1366×768ドット

液晶ディスプレイのサイズは14型で、解像度は1366×768ドットです。画面は15.6型よりも小さいものの、文字やアイコンは大きく表示されるので見えづらくは感じませんでした。ただ文字については、若干のドット感を感じます。

14型で1366×768ドットのディスプレイ

14型で1366×768ドットの液晶ディスプレイ

14型と15.6型の大きさの違い

14型と15.6型の大きさの違い

映像品質は格安モデル相当

液晶ディスプレイに写真を表示してみたところ、やや青みが強く出ていました。コントラストも若干低めです。とは言うものの格安モデルとしては標準的な色合いで、特に気になるほどではありません。

やや青かぶりした映像

写真を表示した様子。わずかに青みがかって見えます

ガンマカーブ

液晶ディスプレイのガンマカーブ。やはり青が強く出ていました(下方向に突出している)。格安モデルではよく見られる結果です

眼にやさしいノングレア

液晶ディスプレイの表面は、光沢なしのノングレア加工です。光沢ありのグレア加工に比べてコントラストは落ちますが、光が映り込まないので眼が疲れにくいと言われています。ただし視野角が狭く、液晶ディスプレイの角度を変えると色味が大きく変わる場面がありました。

ノングレアパネル

光沢なしのノングレア赤穂により、光の映り込みが抑えられています

視野角

液晶ディスプレイの視野角は狭く、角度を変えると色やコントラストが変わってしまいます

普通に使えるキーボード

キーボードとタッチパッド

キーは十分な大きさ

キーボードはテンキーなしの84キー構成です。キーピッチ(キーとキーの間隔)は理想とされる19mm。キートップの大きさは15.5mmと十分な大きさで、違和感なく使えます。

ただしEnterキーと「む」キーが隣接している点はやや残念。カーソルキーの上下は小さく、F1~12キーが標準ではメディアキーに割り当てられている点にも注意が必要です。

キーボード

ideapad 120S (14型)のキーボード

キーボードの気になるところ

Enterキーと「む」キーが隣接しているほか、カーソルキーの上下が極端に小さい点が残念

F1~12キーの切り替え

標準収録の「Lenovo Companion」で、F1~F12キーの機能を切り替えられます

電源ボタン

キーボードの右上に電源ボタンがありますが、押し間違えることはありませんでした

静音性の高いキーボード

タイプ音は比較的静かで、やや強めに打っても音はあまり響きません。ただしEnterキーを押したときに「チャッ」と聞こえるのがちょっと気になりました。Enterキーは弱めに打つことを意識するといいかもしれません。

キーストロークは実測で1.5mm程度。入力時のクリック感(手応え)は非常に軽めです。底打ち感は弱く、普通に使う限りではたわみは感じられません。個人的にはキーストロークが深くてカチャカチャとした手応えのあるキーボードが好みなので、やや物足りなさを感じました。とは言うものの、いい意味で普通に使えるキーボードです。

キーボードのタイプ音

キーボードの静音性は高く、タイプ音はあまり気になりません。ただしEnterキーの音がやや響きます

タッチパッドはボタン一体型

タッチパッドは、左右のボタンとパッド部分が一体化したタイプです。サラサラとした手触りで、カーソルをスムーズに動かせました。サイズはそれほど大きくありませんが、マルチジェスチャー操作も問題なく行なえます。

タッチパッド

ボタン一体型で見た目がスタイリッシュ

インターフェースは十分な構成

 ideapad 120S (14型)のインターフェース

USBはType-C対応で合計3ポート

インターフェース(端子類)としてはUSB3.0 Type-A×2、USB3.0 Type-C×1、HDMI、microSDカードスロット、ヘッドホン出力などが用意されています。Type-C端子はUSB3.0ですので、形状がType-Aと異なるだけ。また有線LANやVGA、光学ドライブには非対応ですので注意してください。

左側面

左側面には電源コネクター、USB3.0 Type-A、HDMI、USB3.0 Type-C×1

右側面

右側面にはmicroSDカードスロット、ヘッドホン出力、USB3.0 Type-Aが用意されています

Webカメラ

液晶ディスプレイ上部のWebカメラは30万画素

スピーカーの音質はいまひとつ

スピーカーは底面部の左右に配置されています。底面部から出た音が接地面に反響することで、広がりのある音を実現しているようです。ただし反響によって、音のクリアーさが損なわれているように感じました。全体的に、ややこもったような印象を受けます。

とは言うものの、格安モデルとしては十分なレベルです。動画の視聴やビデオチャットも問題なく行なえるでしょう。

底面部のスピーカー

底面部のスピーカー

スピーカーのパーツ

スピーカーは小型タイプ。音の厚みにやや物足りなさを感じました

格安なのに128GB SSD搭載!

ideapad 120S(14型)のSSD

HDDよりも高速なSSD

ideapad 120S(14型)では、ストレージ(ファイルを保存するパーツ)に128GBのSSDが使われています。SSDはHDDに比べてアクセス速度が速い点が特徴。またHDDよりも軽く、衝撃にも強いという点が魅力です。

CrystalDiskMark

128GB SSDのアクセス速度計測結果。格安モデルでよく使われるHDDに比べて、アクセス速度は5倍程度です

SSDにはSATA接続対応のものとPCIe接続対応のものの2種類がありますが、ideapad 120S(14型)ではSATA接続のSSDが使われていました。PCIe接続のSSDよりもアクセス速度は劣るのですが、十分高速なので問題はありません。

ストレージ別アクセス速度の目安

ストレージ別アクセス速度の目安

残り容量は90GB以上

Windows 10の大型アップデート「Fall Creators Update」を実行したあとシステムを初期化したところ、Cドライブの空き容量は96.2GBでした。HDD搭載モデルよりも容量は少ないのですが、大量の動画や写真を保存しなければ十分です。大容量ファイルは外付けHDDやクラウドストレージなどに保存するといいでしょう。

空き容量

システム初期化後のCドライブの空き容量は96.2GBでした

SSDの換装は(おそらく)可能

底面部のカバーを開けて内部を確認したところ、ストレージにはM.2のSSDが使われていました。今回は試していませんが、おそらくSSDの換装は可能だと思います。容量が128GBでは足りないという方は、SSDの換装に挑戦してみてはいかがでしょうか。

ただしideapad 120S(14型)を分解すると、メーカー保証のサポート外となってしまう点に注意してください。

底面部のネジ

底面部のカバーを外すには、特殊ネジ(ヘクスローブT5)に対応するドライバーが必要です

ideapad 120S(14型)の内部

底面部のカバーを開けた状態

ideapad 120S(14型)のSSD

ストレージとして使われているM.2 SSD。おそらくType 2280です

メモリーとCPU

ちなみにメモリーはオンボードで増設には非対応です

スペックとラインナップ

ideapad 120S(14型)のスペック

OS Windows 10 Home
CPU Celeron N3350(2コア) または Celeron N3450(4コア)
メモリー 4GB
ストレージ 128GB M.2 SSD
グラフィックス Intel HD Graphics 500
光学ドライブ なし
ディスプレイ 14型、1366×468ドット、非光沢、タッチ非対応
通信機能 IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0
インターフェース USB3.0(フルサイズ)×2、USB3.0(Type-C)✕1、HDMI、microSD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロット、ヘッドホン出力
セキュリティ機能 TPM 2.0
カメラ 30万画素
サイズ/重量 幅334×奥行き235×高さ18.6/約1.44kg
バッテリー駆動時間 7.5時間

ideapad 120Sのラインナップ

ideapad 120S(14型)には、CPUの異なる2種類の基本モデルが用意されています。2コアCPUよりも4コアCPUのほうが高性能ですが、そのぶん値段も1万円以上高めです。

ideapad 120Sの基本モデル

2コアCPUモデル
Celeron N3350 4GBメモリー 128GB SSD 3万円台後半(価格をチェック
4コアCPUモデル
Celeron N3450 4GBメモリー 128GB SSD 5万円前後(アマゾンで販売中

■(参考)格安モデル向けCPUのベンチマーク結果

GPU CINEBENCH R15 CPUスコア(平均値)
Celeron N3450
164
Celeron N3350
87

ベンチマーク結果

システム情報

ideapad 120S(14型)のベンチマーク結果

2コアのCeleron N3350を搭載したモデルのベンチマーク結果は以下のとおりです。4コアのCeleron N3450であればもうちょっとスコアがよくなるはずですが、それほど大きく変わることはないでしょう。

なおベンチマーク結果はパーツ構成や環境、タイミングなどによって大きく変わることがあります。

CINEBENCH R15

CPU性能を計測する「CINEBENCH R15」の結果。Celeron N3350としては標準的ですが、CPU全体のなかでは低めです

Celeron性能比較(ノートPC向け)
ノートPCで使われているCeleronシリーズの性能を比較!

PassMark PerformanceTest9.0

パーツごとの基本性能を計測する「PassMark PerformanceTest9.0」の結果。ストレージ性能がかなり高めです

PCMark 10

作業の快適さを計測する「PCMark 10」の結果。ソフト起動の早さで、HDD搭載格安モデルの1.5倍程度の結果が出ています

3DMark

3D性能を計測する「3DMark」の結果。スコアはかなり低めで、3Dゲームは考えないほうがいいでしょう。2D主体の軽めのゲームであれば問題ありません

PCMark 8の評価

パソコンの総合評価。PCMark 8 Home acceleratedで計測したパソコンのなかでは、下位9%以内の低い性能

バッテリー駆動時間は8時間以上

カタログ上の公称値では、バッテリー駆動時間は7時間半とされています。そこで実際の駆動時間を調べるために、他社メーカーでも採用している方法と近い状態でテストを行ないました。結果は公称値よりも長い8時間43分です。

バッテリー駆動時間計測時のテスト条件

  • Windows 10の電源プランを「バランス」に
  • 液晶ディスプレイの明るさを40%に設定
  • 輝度(明るさ)の自動調節機能はオフ
  • 無線LANとBluetoothはオン
  • ボリュームは50%に調整
  • 「BBench」で10秒ごとのキー入力と60秒ごとのWebアクセスを有効化
  • 満充電の状態からテストを行ない、休止状態へ移行するまでの時間を計測
バッテリー残量の推移

バッテリー残量の推移

ただしこのテストは、消費電力が少なめです。実際の利用では2~3割減の6~7時間といったところでしょう。長時間駆動というわけではありませんが、外出先に持ち歩くのに十分な性能です。

普通に使える手ごろなモデル

ということで、今回は128GB SSD搭載で3万円台のideapad 120S(14型)のレビューをお届けしました。

ベンチマーク結果はそれほどよくありませんが、ストレージにHDDを搭載したモデルよりは快適に使えます。ちょっと動きがモッサリと感じることはありますが、値段を考えれば納得できる範囲です。モバイル用にも使える高コスパなモデルと言えるでしょう。

ideapad 120S(14型)の感想まとめ

HDD搭載モデルよりも快適に使える上に、モバイル用途にもOK!

ideapad 120Sのまとめ

  • 3万円台でSSD搭載
  • キーが大きくて使いやすい
  • 見やすい非光沢の画面
  • 映像品質と性能はそれなり
  • 拡張性が高くない

ideapad 120S(14型)は、レノボの直販サイトで販売されています。購入する場合や支払い方法、納期などについて知りたい場合は、以下のリンクから販売ページでご確認ください。

ideapad 120S(14型)

ideapad 120S(14型)

税込み 3万円台から

※直販モデルとアマゾン販売モデルはスペックや価格が異なります

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