Inspiron 15 5000(5515)レビュー・分解&パーツ増設編:16GBへのメモリー増設がおすすめ

Inspiron 15 5000(5515)レビュー
デルの「Inspiron 15 5000 (5515)(以下、Inspiron 15 5515)」は、Ryzenモバイル5000シリーズを搭載する15.6インチのスタンダードノートPCです。標準ではメモリー容量は8GBまたは16GB、ストレージ容量は256GBまたは512GBの構成。そのままでも問題なく利用できますが、パーツを追加 / 交換することでより快適に使えます。

Inspiron 15 5000(5515)

Inspiron 15 5515

この記事では筆者が購入した実機を使って、Inspiron 15 5515の分解方法やパーツの増設 / 換装方法について解説します。

inspiron 15 5515

Inspiron 15 5515

7万円台~

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分解方法について

Inspiron 15 5515は底面部のカバーを外すことで、本体の内部のメンテナンスやパーツの交換が可能です。正確な手順は公式サイトで公開されているので、まずはそちらをご確認ください。

リンク

Inspiron 15 5515 サービスマニュアル

なお自分でパーツの交換や改造を行なうと、メーカー保証のサポート外となることがあります。あくまでも自己責任の上で行なってください。

Inspiron 15 5515 分解

まずは底面部のネジを外します

Inspiron 15 5515 分解

カバーを開けるのに+1.0mmのプラスドライバーを使いました。本体内部のSSDでは、+3.0mmのプラスドライバーを使います

Inspiron 15 5515 分解

ネジを外すと、ヒンジ付近にすきまが生じます。ここから底面カバーをこじ開けてください

Inspiron 15 5515 分解

すき間にクロスなどの柔らかい布をはさむと、工具を使ってもカバーにキズがつきにくいのでおすすめです

Inspiron 15 5515 分解

もしくは布製の手袋をした上で、ツメを入れていきます

Inspiron 15 5515 分解

カバーを取り外した状態

Inspiron 15 5515 分解

取り外した底面カバー

Inspiron 15 5515 分解

内部のツメが割れることがあるので注意しながら作業してください。ツメが割れてもネジで固定すればほとんど影響ありません

メモリー増設について

メモリースロットは2基用意されています。メモリーの構成は8GBモデルで8GB×1のシングルチャネル、16GBモデルで8GB×2のデュアルチャネル。メモリー規格は、DDR4-3200(PC4-25600)のSO-DIMM(ノートPC用メモリー)です。

Inspiron 15 5515 メモリー増設

Inspiron 15 5515のメモリースロット。スロット部分に放熱 / 保護シートが付いています

Inspiron 15 5515 メモリー増設

8GBメモリーモデルでは8GB×1、16GBメモリーモデルでは8GB×2が使われています

メモリーはシングルチャネルよりもデュアルチャネルで動作したほうが、PCの処理が高速化されます。Ryzenシリーズでは、特にその傾向が強く出るようです。実際にRyzen 5 5500Uで計測したところ、シングルチャネルとデュアルチャネルではグラフィックス性能で85%もの差が生じました。下記のグラフは8GB×1と8GB×2の結果でメモリー容量も影響していますが、別のテストでは8GB×1よりも4GB×2のほうがスコアが伸びることを確認しています。

Inspiron 15 5515 メモリー増設

メモリー構成によるCPU性能(総合性能)の違い

Inspiron 15 5515 メモリー増設

メモリー構成によるグラフィックス性能の違い

このように、8GB×1のメモリー構成では本来の性能を発揮できません。自分で8GBを増設して、16GBで利用することをおすすめします。自分で追加するのに抵抗があるなら、Ryzen 7+16GBメモリーモデルを入手するといいでしょう。

ちなみに、現在DDR4-3200 8GBメモリーの価格は6000円前後です。一方Ryzen 7 8GBメモリーモデルとRyzen 7 16GBメモリーモデルの価格差は5500円程度。16GBメモリーモデルのほうがお得で手間がありません(価格はタイミングによって変動します)。

Inspiron 15 5515 メモリー増設

自分で購入した8GBメモリーをスロットにセットすればOK

メモリーを交換 / 増設するとPC起動時に警告が表示されますが、「Continue」を押せばOKです。

Inspiron 15 5515 メモリー増設

メモリー増設後にこの画面が表示されたら、「Continue」を押してください

SSDの増設について

M.2スロットは合計3ポート用意されており、そのうち2ポートはストレージ用です。CPUクーラー付近のM.2スロットはType-2230 / 2280兼用、スピーカー付近のM.2スロットはType-2230のみに対応しています。

公式スペックにはストレージはPCIe 3.0 x2対応とされていますが、実際にはPCIe 3.0 x4で動作しています。SSDを購入する際は、その規格で問題ないでしょう。容量はType-2230が1TBまで、Type-2280が2TBまでとされています。標準の容量は256 / 512GBなので、容量が足りないと感じたらSSDの追加を検討してみてください。

Inspiron 15 5515 SSD増設

CPUクーラー付近のM.2スロットは右がストレージ用で左がWi-Fi用

Inspiron 15 5515 SSD増設

本体端のスピーカー付近にもM.2スロットが用意されています。これはカバー付きの状態

Inspiron 15 5515 SSD増設

カバーを外した状態

Inspiron 15 5515 SSD増設

この部分には長さ的にType-2230のSSDしか入りません

Inspiron 15 5515 SSD増設

CPUクーラー付近のM.2スロットには、Type-2230の512GB SSDがセットされていました。これをもうひとつのTyep-2230専用M.2スロットにセットしてもいいかもしれません

Inspiron 15 5515 SSD増設

SSDを取り外した状態

Inspiron 15 5515 SSD増設

シートの下に、SSD固定ネジ穴用パーツがはめ込まれています

Inspiron 15 5515 SSD増設

Type-2280のSSDを利用する場合は、まずこの金具を取り外します

Inspiron 15 5515 SSD増設

となりのシート下にある別の場所にパーツを取り付けます

Inspiron 15 5515 SSD増設

Type-2280のSSDが取り付け可能に

SSDを交換するには、システムのコピー(クローン)などの作業がちょっと面倒です。可能であるなら元から付いていたType-2230 SSDの場所を変えて、新たにType-2280のSSDをセカンダリストレージとして追加するほうが楽だと思います。ただし個体によってはType-2230のSSDが使われていない場合があるので、SSDの購入前に確認してください。

ということで、今回はInspiron 15 5515のメモリー増設やSSDの増設 / 交換について解説しました。パーツ交換の効果については、別の記事で解説する予定です。ただし8GBメモリーから16GBメモリーへの増設は確実に効果があるので、16GBでの利用を強くおすすめします。

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Inspiron 15 5515

7万円台~

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【長期連載】Inspiron 15 5000 (5515) レビューまとめ:Ryzen搭載15インチスタンダードノートPCをガッツリ使ってみた
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