NECパーソナルコンピューターは、2019年夏モデルの新型ノートPCとして店頭販売向けの「LAVIE Pro Mobile」と直販モデル「LAVIE Direct PM」を発表しました。店頭モデルの発売日は2019年5月16日からで、直販モデルは同社の直販サイト「NECダイレクト」にて販売が開始されています。
LAVIE Pro Mobile（LAVIE Direct PM）
2018年10月に発売された「LAVIE Hybrid ZERO」との大きな違いは、タッチ非対応のクラムシェル型ノートPCである点と重量が若干増えた点、そしてバッテリー駆動時間が最大20時間と長持ちになった点です。重量は増えたと言ってもその差は6～68g程度。バッテリー駆動時間が長いぶん、モバイルPCとしての実用性はLAVIE Pro Mobileのほうが上と言えるでしょう。
LAVIE Pro MobileとLAVIE Hybrid ZEROの比較
| LAVIE Pro Mobile 2019年5月発売  |
LAVIE Hybrid ZERO 2018年10月発売  |
|
|---|---|---|
| CPU | Core i5-8265U Core i7-8565U |
Core i5-8250U Core i7-8550U |
| メモリー | 8GB | 4 / 8GB |
| ストレージ | 256 / 512GB SSD | 128 / 256 / 512GB SSD |
| スタイル | クラムシェル | 2-in-1 (デタッチャブル) |
| 液晶ディスプレイ | 13.3インチ フルHD タッチ非対応 | 13.3インチ フルHD タッチ対応 |
| スピーカー | 2W + 2W | 1W + 1W |
| カードスロット | microSD | SD |
| USB | フルサイズ×1 Type-C×2 |
フルサイズ×2 |
| 指紋センサー | あり | なし |
| サイズ | 幅 380mm 奥行き 258mm 高さ 22.7mm |
幅 377mm 奥行き 247mm 高さ 26mm |
| 重さ | 837g | 769～831g |
| バッテリー | 20時間 | 7～10.8時間 |
| 詳細 | － | レビューを見る |
※2019年5月14日時点
USB PD対応のUSB3.1 Gen2 Type-Cを搭載。ただし充電とデータ通信のみに対応 ※映像出力非対応
個人的に注目したいのは、直販モデルのLAVIE Direct PMがSIMフリーのLTE通信に対応している点です。MVNOの格安SIMも利用できます。これはうれしい！
LTE通信に対応しているのは直販モデルのみ
対応バンド
| LTE | 1 / 3 / 8 / 18 / 19 / 26 / 28 / 41 |
|---|---|
| 3G | 1 / 6 / 8 / 19 |
また直販モデルではメモリー容量を最大16GBにアップグレードできるほか、SSD容量を最大1TB (PCIe) にまで増やせます。そのほかCPUにCore i3-8145Uやタッチパネル、4GBメモリーなどが用意されており、店頭モデルよりも柔軟な構成に対応可能です。
直販モデルではパーツのグレードを低くすることで価格を抑えたり、逆にとことんパワフルな構成に仕上げることが可能
ちなみに直販モデルの価格の目安は以下のとおり。それほど安くはありませんが、1kg切りの超軽量モバイルノートPCとしては標準的な値段ではないでしょうか。
直販モデルの価格の目安
| 最安構成 | |
|---|---|
   |
税込14万3964円 |
| Core i5 鉄板構成 | |
   |
税込16万3188円 |
| Core i5 LTE構成 | |
 |
税込18万4356円 |
| Core i7構成 | |
 |
税込17万4744円 |
| Core i7 LTE構成 | |
| |
税込19万5804円 |
| Core i7 ハイスペック構成 | |
  |
税込21万1600円 |
※2019年5月12日時点。特別クーポン利用時
本体カラーはメテオグレー、クラシックボルドー、フレアゴールドの3色です。
左からメテオグレー、クラシックボルドー、フレアゴールド
クラシックボルドーの本体カラー
アレに似すぎじゃないですかね？
キーボードはテンキーなしで、キーピッチは18.5mm、キーストロークは1.2mm。キーピッチはLAVIE Hybrid ZEROよりもやや大きくなっていますが、カーソルキー周辺の配列が少し変わりました。
LAVIE Pro Mobileのキーボード
LAVIE Direct HZ のキーボード
個人的にLAVIE Pro MobileはLAVIE Hybrid ZEROに比べて、ノートPCとしての使い勝手が向上していると思います。バッテリー駆動時間が長くなった点やキーボードが使いやすくなった点、そして薄くなった点は好印象です。
そしてなにより、直販モデルでSIMフリーのLTE通信に対応したのが最大のポイント。メモリーやSSDも大容量タイプが選べるようになり、高いスペックを求める人でも満足できるモデルに仕上がっています。2019年度のモバイルPCのなかで、特に注目度の高いモデルです。
直販モデルでLTE通信に対応したのが最大のポイント！
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| 種類 | 割引率 |
|---|---|
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