レノボ Legion C530 レビュー:コンパクトで斬新デザインのゲーミングPC

レノボ Legion C530 レビュー

レノボのLegion C530は、本体サイズがコンパクトなゲーミングデスクトップPCです。接地面積が小さいので置き場所に困ることがないにも関わらず、人気ゲームを十分快適に楽しめるパフォーマンスが魅力。その上価格が安く、最安モデルなら税込8万円前後で購入できます。

Legion C530 スペック概要

【主なスペック】CPU:Core i5-8400/Core i7-8700、メモリー:8/16GB、ストレージ :HDD/SSD、グラフィックス:GeForce GTX 1050Ti/1060

この記事ではメーカーからお借りした実機を使って、本体の外観や機能、実際の性能についてレビューします。

Legion C530

Legion C530

税込8万0730円~

※2019年3月14日時点。構成や価格は変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください

Legion C530のスペック

OS Windows 10 Home
CPU ・Core i7-8700
・Core i5-8400
チップセット Intel B360 Chipset
メモリー ・16GB
・8GB
ストレージ ・256GB SSD+2TB HDD
・2TB HDD+16GB Optaneメモリー
・1TB HDD
グラフィックス ・GeForce GTX 1060 (6GB)
・GeForce GTX 1050 Ti (4GB)
光学ドライブ なそ
通信機能 IEEE802.11a/b/g/n/ac、
Bluetooth 4.2、
1000BASE-T対応有線LAN
インターフェース USB3.1 Gen2 (フルサイズ)×2 (背面×2)、
USB3.0 (フルサイズ)×4 (前面×2+背面×2)、
USB2.0×2 (背面)、
HDMI、
DisplayPort、
DVI-D、
有線LAN、
ヘッドホン出力 / マイク入力 / ライン出力
拡張スロット PCI Express x16 ×1、
M.2 2230スロット (WLAN用)×1、
M.2 2280スロット (ストレージ用)×1
ドライブベイ 3.5インチ×2
電源 450W (80PLUS BRONZE)
サイズ 幅238×奥行き358×高さ305mm
重量 約11kg
セキュリティー TPM2.0
サポート メーカー保証1年間

※2019年3月14日時点。構成は変更される場合があります

スペック上の注意点

  • キーボード/マウスなし
  • SDカードスロット非搭載
  • パーツカスタマイズ非対応

Legion C530の価格

実はレノボの公式サイトには、値段が通常価格よりも安い『隠しページ』が存在します。普通にネットを検索しても、隠しページは出てきません。この記事のリンクから公式サイトにアクセスすることをおすすめします。

Legion C530

通常ページの価格(左)と隠しページの価格(右)

Legion C530はパーツカスタマイズには対応していません。しかしその代わり、パーツ構成の異なる4種類のモデルが用意されています。自分の好みに近いモデルを選んでください。

ラインナップ

Core i5+GTX1050Tiモデル (90JX003PJM)
Core i5 8GBメモリー 1TB HDD GeForce GTX 1050 Ti 税込8万0730円
Core i5+GTX1060モデル (90JX003NJM)
Core i5 8GBメモリー 1TB HDD GeForce GTX 1060 税込9万5472円
Core i7+GTX1060モデル (90JX003MJM)
Core i7 16GBメモリー HDD 2TB GeForce GTX 1060 税込13万3294円
Core i7+SSD+GTX1060モデル (90JX003LJM)
Core i7 16GBメモリー 256GB SSD HDD 2TB GeForce GTX 1060 税込13万8294円

※2019年3月14日時点

Legion C530の本体デザイン

コンパクトなキューブ型のPCケース

Legion C530は「キューブ型」と呼ばれるデスクトップPCで、標準的なミニタワー/ミドルタワー型よりもコンパクトな点が特徴です。設置面積が小さいので置き場所に困ることがなく、また高さも低いためデスクの上に置いても圧迫感がありません。

Legion C530 PCケース

背が低くコンパクトなキューブ型の本体

Legion C530 設置イメージ

21.5インチディスプレイと組み合わせた設置イメージ

Legion C530 フロントパネルとバックパネル

前面(肥立ち)と背面(右)。幅は238mmで、高さは305mm

Legion C530 サイドパネル

左側面(左)と右側面(右)。奥行きは358mm

Legion C530 取っ手

天面部には持ち運び用の取っ手が付いています

Legion C530 天面のデザイン

天面はアクリル製で、電源を入れると赤く光ります

Legion C530 フロントパネル

電源を入れるとフロントパネルの星も光ります

Legion C530 電源ボタン

電源ボタンは天面右側

Legion C530 背面

背面にはケーブルをまとめるためのゴムを用意

Legion C530 底面部

底面部には通気口。ゴム足には空気を流れやすくするほか、本体の振動を抑える役割があります

Legion C530のインターフェース

インターフェース(端子類)は多いわけではありませんが、十分な構成です。USB端子は合計8ポートで、うち2ポートは10Gbpsの高速なUSB3.1 Gen2です。ちなみに前面にUSB3.0端子がふたつ用意されていますが、本体下部にあるためやや使いづらく感じました。なお光学ドライブとSDカードスロットには対応していない点に注意してください。

Legion C530 前面

前面のインターフェース

  • ① マイク入力 / ヘッドホン出力
  • ② USB3.0

Legion C530 背面

背面I/Oパネルのインターフェース

  • ① DVI-D
  • ② DisplayPort
  • ③ HDMI
  • ④ ライン出力
  • ⑤ 1000BASE-T対応有線LAN
  • ⑥ USB2.0
  • ⑦ USB3.1 Gen2
  • ⑧ USB3.0
  • ⑨ HDMI ※非使用
  • ⑩ 電源コネクター

Legion C530の本体内部とパーツ交換について

Legion C530はコンパクトなキューブ型であるため、内部パーツがみっちりと配置されています。パーツの交換は可能であるものの、一部のパーツは取り外しが面倒です。またスロット/ポート類も多くないため、拡張性はあまり高くはありません。

Legion C530 パネルの取り外し

背面のスイッチを操作することで、右のサイドパネルを外せます

Legion C530 本体内部

右のサイドパネルを外した状態

Legion C530 CPUとメモリー

CPUとメモリー周り。メモリースロットは2ポート

Legion C530 CPUクーラー

CPUクーラーと背面の空冷ファン

Legion C530 M.2スロット

ストレージ用のM.2スロット

Legion C530 SATA

SATAポートは3つ

Legion C530 グラフィックボード

グラフィックボードはプラスチックのパーツで固定。パーツのネジが奥の深い部分にあるため、取り外しには手間がかかりそうです

Legion C530 フロントパネル

フロントパネルも取り外し可能ですが、LEDのケーブルがあるので注意してください

Legion C530 左パネル

左側のパネルを外した状態。ストレージはこちら側に配置されています

Legion C530 ドライブベイ

フレームの持ち手を引き上げてから手間に引っ張り出すことで、ドライブベイが現われます

Legion C530 ドライブベイ

ドライブベイは3.5インチ×2の構成

Legion C530 電源

電源ユニットは450W (80PLUS BRONZE)

Legion C530のベンチマーク結果

今回のテストでは、Core i7+GTX1060搭載モデルを使いました。主なスペックは以下のとおりです。なおベンチマーク結果はパーツ構成や環境、タイミング、個体差などさまざまな要因によって大きく変わることがあります。あらかじめご了承ください。

試用機のスペック

OS Windows 10 Home
CPU Core i7-8700
メモリー 16GB
ストレージ 2TB HDD + 16GB Optaneメモリー
グラフィックス GeForce GTX 1060(6GB)

ストレージ性能

ストレージとして使われている2TB HDDは本来アクセス速度が非常に遅いのですが、試用機ではOptaneメモリーの効果によってSSD並みの結果となりました。ゲームやウィンドウズの起動が速く、HDDのみのときのような遅さを感じません。できればHDD+OptaneメモリーもしくはHDD+SSDの構成がおすすめですが、予算がない場合は自分でOptaneメモリーを追加するという手もあります。

Legion C530 ストレージのアクセス速度(CrystalDiskMark)

2TB HDD+Optaneメモリーのアクセス速度(CrystalDiskMark)

ストレージのアクセス速度

CPU性能

現在ではすでに第9世代(Coffee Lake Refresh)のCore i7-9700KやCore i9-9900Kが発売されていますが、Legion C530で使われている第8世代のCore i7-8700もまだまだ現役レベルの性能です。ハイエンド向けGPUのパワーを十分に引き出すには高性能なCPUが必要ですが、GeForce GTX 1050 Ti / 1060レベルであれば問題ないでしょう。

下位モデルで使われているCore i5-8400は多少パフォーマンスが落ちますが、中量級クラスのゲームではあまり大きな影響はないはずです。ゲームを楽しむだけに使うなら、コスパ的にはこのあたりが狙い目。ゲーム以外に3D制作や動画編集なども行なうなら、Core i7モデルをおすすめします。

CPUの性能比較 その1

CPU CINEBENCH R15のCPUスコア
Core i9-9900K
2068
Core i7-8700K
1517
Legion C530(Core i7-8700)
1401
Core i7-8700
1370
Core i5-8400
945
Core i7-7700
860

※ほかのCPUの結果は当サイト計測の平均値

CPUの性能比較 その2

CPU PassMark PerformanceTestのCPU Markスコア
Core i9-9900K
20094
Legion C530(Core i7-8700)
16125
Core i7-8700
15300
Core i7-8700K
14689
Core i5-8400
11229
Core i7-7700
10881

※ほかのCPUの結果は当サイト計測の平均値

Legion C530のゲーム性能

Legion C530では専用グラフィックス機能としてGeForce GTX 1050 Ti (4GB)とGeForce GTX 1060 (6GB)が用意されています。どちらも前世代のGPUで現在はRTX 20シリーズが販売されていますが、ゲーム初心者から中級者までには十分。なにより古くなったぶん、価格が安い点が魅力です。

デスクトップ版のGTX 1050 Tiについては当サイトでは未計測ですが、性能はそれほど高くはありません。フォートナイトやPUBGあたりの軽め~中量級タイトルなら画質を調整することでなんとか快適にプレーできますが、高画質で楽しみたいならGTX 1060をおすすめします。

3D機能の性能比較

GPU 3DMark Fire Strikeのスコア
GTX 2080 Ti(11GB)
27118
GTX 1080 Ti(11GB)
22960
GTX 2080(8GB)
21820
GTX 1080(8GB)
16792
GTX 1070(8GB)
15393
Legion C530(GTX 1060)
11231
GTX 1060(6GB)
10393

※ほかのGPUの結果は当サイト計測の平均値

ゲーム系ベンチマークテストの結果は以下のとおりです。GeForce GTX 1060であれば重量級のタイトルでも画質を落とすことで快適にプレーできます。GeForce GTX 1050 Tiだと重量級タイトルは厳しく、中量級でも画質を落とす必要があるでしょう。

ゲーム系ベンチマーク結果

FF15ベンチ
FF15 (DX11) ※重量級
1920×1080 (フルHD) 高品質 3975(普通)
標準品質 5272(やや快適)
軽量品質 5390(やや快適)
FF14ベンチ
FF14:紅蓮のリベレーター(DX11) ※中量級
1920×1080 (フルHD) 最高品質 11305(非常に快適) ※75.723 FPS
高品質 12756(非常に快適) ※85.327 FPS
標準品質 18469(非常に快適) ※130.122 FPS
ドラゴンクエストX
ドラゴンクエストX(DX9) ※軽量級
1920×1080 (フルHD) 最高品質 22445(すごく快適)
標準品質 22481(すごく快適)
低品質 23472(すごく快適)
Assassin's Creed Odyssey
アサシンクリード オデッセイ (DX11) ※重量級
1920×1080 (フルHD) 最高 37 FPS
65 FPS
75 FPS

※平均60FPS以上が快適に遊べる性能の目安

アサシンクリード オデッセイのベンチマークでは中画質で65FPSという結果でしたが、実際に1時間ほどプレーしたところ平均は23 FPSでした。ベンチマークテストはあくまでも目安ですので、実際のプレーとは大きく異なる場合があります。

ゲームのFPS計測結果(フルHD)

アサシンクリード オデッセイ (中画質) 23 FPS
Apex Legends (高画質設定) 61.9063 FPS

フォートナイトとPUBGに関しては、同じスペックでミニタワー型のLegion T530の結果が参考になるはずです。

Legion T530 フォートナイトFPS計測結果

フォートナイトFPS計測結果 (Legion T530で計測)

エピック(最高画質) 74.8 FPS
107 FPS
162.133 FPS
低(最低画質) 206.317 FPS

Legion T530 PUBG FPS計測結果

PUBG FPS計測結果 (Legion T530で計測)

ウルトラ(最高画質) 72.567 FPS
80.217 FPS
90.017 FPS
103.750 FPS
非常に低い(最低画質) 121.65 FPS

関連記事

レノボ Legion T530 レビュー

本格派なのにコンパクトで値段が安い

ということで、今回はLegion C530のレビューをお届けしました。

コンパクトなボディは確かに魅力ですが、最大のポイントは価格の安さではないでしょうか。前述のとおりすでに最新のCPUとGPUが発売されていますので、Legion C530のスペックは最高クラスではありません。しかしそのぶん価格が安く、GeForce GTX050 Tiモデルなら8万円前後、GeForce GTX 1060モデルなら9万円台半ばで購入できます。重いゲームをプレーしないのであれば、この構成でも十分。人気ゲームをなるべく低予算で楽しみたい人に向いています。

Legion C530 まとめ

最新スペックではないぶん、価格の安さが魅力です

Legion C530

Legion C530

税込8万0730円~

※2019年3月14日時点。構成や価格は変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください

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