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レノボ Legion T730 レビュー:Core i9+RTX2080搭載の超ハイエンドゲーミングPC

Legion T740 レビュー

レノボのLegion T730は、ハイエンドクラスのゲーミングPCです。CPUはゲーム用としては最高クラスのCore i9で、GPUもハイエンドのRTX 2080。ゲームを高解像度で楽しんだり、動画配信などに使いたい人におすすめです。
レノボ Legion T730

ポイント

  • 最高クラスのCore i9を搭載
  • 大容量のメモリーとストレージ
  • LEDで光る!

Legion T730のスペック

CPU Core i9-9900K
メモリー 32GB
ストレージ ・512GB SSD + 2TB HDD
・1TB SSD+2TB HDD
グラフィックス ・RTX 2080
・RTX 2080 SUPER
チップセット Z370
電源 500W

※2019年12月19日時点。構成は変更される場合があります


フォームファクター ※独自仕様
SATAポート 3
M.2スロット 2 (Wi-Fi用×1 + ストレージ用×1)
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
ドライブベイ 5.25インチ×1
3.5インチ×2
拡張スロット PCI Express x16×1
有線LAN 1000Mbps
無線LAN IEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth 4.2
USB3.1
USB3.0 6 (前面×2 + 背面×4)
USB2.0 2 (背面2)
USB Type-C 1 (映像出力)
Thunderbolt 3
メモリーカード
HDMI 1
VGA (D-sub15)
DisplayPort 1
DVI
シリアルポート
PS/2
サイズ 幅185mm
奥行き456mm
高さ440mm
重量 約12kg
付属品 電源ケーブルなど
※マウス、キーボードはなし
オフィス なし

 

この記事ではメーカーからお借りした実機を使って、本体の外観や機能、実際の性能についてレビューします。

 

Legion T730

Legion T730

税込26万9610円~

※2019年12月19日時点、価格や構成は変更されることがあります

本体の外観と内部

機能性の高い本体

Legion T730はミニタワー型のデスクトップPCで、一般的なデスクトップPCに比べて本体が大きめです。と言っても実際には縦に長いので、比較的スッキリとした印象を受けます。天板面に取っ手を配置するなど、独自の仕様がユニークです。

 

デスクトップの主な分類

ミドルタワー型 ミニタワー型 スリム型 コンパクト型
デスクトップのサイズ比較
機能:◎
拡張性:◎
省スペース性:×
冷却性能:◎
機能:◎
拡張性:○
省スペース性:△
冷却性能:○
機能:○
拡張性:△
省スペース性:○
冷却性能:△
機能:△
拡張性:×
省スペース性:◎
冷却性能:△

 

Legion T730 外観

Legion T730の外観。本体カラーはブラック

 

Legion T730 設置イメージ

Legion T730の設置イメージ。ディスプレイは24.5インチ

 

Legion T730 前面と背面

前面と背面

 

Legion T730 天面

天面部分には持ち運び用の取っ手が付いています

 

Legion T730 光学ドライブ

前面上部にはDVDスーパーマルチドライブ

 

Legion T730 側面

左側面 (左)と右側面 (右)。左側面のパネルは一部アクリル製で、内部が透けて見えます

 

Legion T730 LED

電源を挿れると内部のLEDが点灯

 

Legion T730 天面

天面のインターフェース

  • ① USB3.0
  • ② ヘッドホン出力
  • ② マイク入力
  • ④ 電源ボタン

 

Legion T730 背面

背面I/Oパネルのインターフェース

  • ① USB3.0
  • ② USB2.0
  • ③ 1000BASE-T対応有線LAN
  • ④ ヘッドホン出力
  • ⑤ USB Type-C ※映像出力
  • ⑥ DisplayPort
  • ⑦ HDMI

 

Legion T730 背面

背面にはケーブル類をまとめるためのゴムバンドが用意されています

本体内部とパーツ交換について

本来ミニタワー型のデスクトップPCは、拡張スロットやドライブベイなどが豊富に用意されています。しかしLegion T740は、一般的なミニタワー型よりも拡張性は控えめ。パーツ交換は行なえますが、パーツの追加には不向きです。とは言え標準で十分なスペックなので、そのままでも長期間ある程度は快適に利用できるでしょう。

 

Legion T730 本体内部

右側面の内部には裏配線のケーブル類がまとめられています

 

Legion T730 本体内部

左側面のパネルを外した状態

 

Legion T730 CPU

CPUとメモリースロット、ストレージ用M.2スロット

 

Legion T730 CPUクーラー

CPUクーラーは水冷式

 

Legion T730 拡張スロット

拡張スロットはPCI Express x16が1基のみ。グラフィックボードは専用のパーツで固く固定されています。取り外しは可能ですが、作業が少々面倒です

 

Legion T730 ドライブベイ

3.5インチドライブベイはふたつ

 

Legion T730 電源

電源は500Wで80PLUS BRONZE

Legion T730のベンチマーク結果

試用機のスペック

型番 90JF007UJM
CPU Core i9-9900K
メモリー 32GB
ストレージ 512GB SSD + 2TB HDD
グラフィックス GeForce RTX 2080 (8GB)

※ベンチマーク結果はパーツ構成やタイミング、個体差などによって大きく変わる場合があります

ストレージ性能

ストレージは512GB SSD + 2TB HDDまたは1TB SSD + 2TB HDDのデュアルストレージ構成です。SSDはPCIe 3.0 x4接続の超高速タイプが使われていました。アクセス速度は非常に速く、また容量的にも十分です。

 

Legion T730 アクセス速度

 

ストレージのアクセス速度

ストレージのアクセス速度

CPU性能

CPUとして使われているCore i9-9900Kは、8コア16スレッドの超高性能なCPUです。ゲーム用 / 個人用としては最高クラスと言っていいでしょう。CPU性能を計測するベンチマークスコアでも、他を圧倒するほどの結果となりました。ゲームはもちろん、動画編集や写真加工などの用途にも向いています。

 

CPUの性能比較

CPU CINEBENCH R20 CPUスコア
Legion T730 (Core i9-9900K)
4391
Core i9-9900K
4278
Core i7-9700K
3326
Core i7-9700
3190
Core i7-8700
3092
Core i5-9400F
2334
Core i3-9100
1592

※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均

グラフィックス性能

試用機ではRTX 2080が使われていましたが、現在販売されているのはさらに上位のRTX 2080 SUPER搭載モデルのみです。RTX 2080でも十分すぎるほどの性能ですが、RTX 2080 SUPERならさらに高いパフォーマンスを期待していいでしょう。

 

GPUの性能比較

GPU 3DMark Fire Strike Graphicsスコア
RTX 2080 Ti
34282
Legion T730 (RTX 2080)
25969
RTX 2080
25205
RTX 2070
22856
RTX 2060
17843
GTX 1070
17405
GTX 1660 Ti
15697
GTX 1060
12415
GTX 1650
8893
GTX 1050
6945
UHD 630 (Core i7)
1359
UHD 630 (Core i5)
1051

※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均

ゲーム系ベンチマーク結果

ゲームについては解像度がフルHDであればどんなゲームでも快適に楽しめます。WQHD (2560×1440)でも中量級タイトルまでなら高画質で楽しめるでしょう。4K (3840×2160)では画質をグッと落とすことになるかもしれません。またフルHDであればゲーム実況などでも快適に利用できるはずです。

※テストはフルHDで実施

FF15ベンチ (重量級 / DX11)

FF15ベンチ
画質 スコア / 評価
高品質 9715 / やや快適
標準品質 13780 / 快適
軽量品質 17127 / とても快適

※スコアが6000以上で「快適」

FF14ベンチ:漆黒のヴィランズ (中量級 / DX11)

FF14ベンチ
画質 スコア / 評価 / 平均FPS
最高品質 18940 / 非常に快適  / 141.7 FPS
高品質 19379 / 非常に快適 / 149.5 FPS
標準品質 23940 / 非常に快適 / 212.4 FPS

※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安

ドラクエXベンチ (超軽量級 / DX9)

ドラクエXベンチ
画質 スコア / 評価
最高品質 24509 / すごく快適
標準品質 24549 / すごく快適
低品質 24771 / すごく快適

PSO2ベンチ (軽量級 / DX9)

PSO2ベンチ
簡易描画設定 スコア
6 (最高) 125,442
3 194,330
1 (最低) 352,113

※スコア5,000以上が快適に遊べる目安

リーグ・オブ・レジェンド (超軽量級 / DX9)

リーグ・オブ・レジェンド
モード 平均FPS / 最低FPS
サモナーズリフト (最高画質) 377 FPS / 265 FPS
TFT (最高画質) 121.5 FPS / 104 FPS

※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安

フォートナイト (中量級 / DX11)

フォートナイト
画質 平均FPS / 最低FPS
エピック 147.5 FPS / 125 FPS
203.5 FPS / 171 FPS
341.8 FPS / 238 FPS
426.7 FPS / 266 FPS

※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安

PUBG (中量級 / DX11)

PUBG
画質 平均FPS / 最低FPS
ウルトラ 163.3 FPS / 128 FPS
172.7 FPS / 131 FPS
179.3 FPS / 145 FPS
181.3 FPS / 151 FPS
非常に低い 179.2 FPS / 131 FPS

※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安

オーバーウォッチ (軽量級 / DX10)

オーバーウォッチ
画質 平均FPS / 最低FPS
エピック 149.4 FPS / 132 FPS
ウルトラ 200.6 FPS / 173 FPS
234.2 FPS / 186 FPS
NORMAL 299.2 FPS / 299 FPS
285.8 FPS / 247 FPS

※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安

エーペックスレジェンズ (中量級 / DX11)

Apex Legends
画質 平均FPS / 最低FPS
最高設定 143.8 FPS / 143 FPS
最低設定 143.8 FPS / 143 FPS

※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安。FPS上限はデフォルトのまま

アサシンクリード オデッセイ (超重量級 / DX11)

アサシンクリード オデッセイ
画質 平均FPS / 最低FPS
最高 72 FPS / 43 FPS
116 FPS / 52 FPS
127 FPS / 56 FPS

※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安

ゴーストリコン ブレイクポイント (中重量級 / DX11)

ゴーストリコン ワイルドランズ
画質 平均FPS / 最低FPS
ウルトラ 101 FPS / 47 FPS
140 FPS / 63 FPS
148 FPS / 60 FPS

※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安

ファークライ ニュードーン (中重量級 / DX11)

ファークライ ニュードーン
画質 平均FPS / 最低FPS
ウルトラ 110 FPS / 77 FPS
122 FPS / 95 FPS
131 FPS / 102 FPS

※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安

ディヴィジョン2 (中重量級 / DX12)

ディヴィジョン2
画質 平均FPS
ウルトラ 119 FPS
189 FPS
218 FPS

※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安

シャドウ オブ ザ トゥームレイダー (重量級 / DX12)

シャドウ オブ ザ トゥームレイダー
画質 平均FPS
最高 125 FPS
136 FPS
最低 164 FPS

※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安

Quake II RTX (重量級)

Quake II RTX
画質 平均FPS
最高 65~70 FPS ※FPSカウンターを目視で確認

※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安

高性能ではあるものの拡張性の低さが残念

Legion T730 感想

よかった点

とにかくパワフルである点は高評価です。CPUは最高クラスでGPUもハイエンド、メモリーやストレージの容量も十分すぎるほど。しかも水冷式クーラーまで採用しています。価格については国内他社製品とそれほど変わりませんが、キャンペーンを利用すればよりお得に買えるのはうれしい点です。

気になる点

拡張性の低さが残念。しばらくたってからパーツを新調したくなっても、選べるパーツがある程度制限されてしまいます。またカスタマイズオプションに対応していない点も気になりました。簡単に買える点はいいのですが、たとえば電源やCPUクーラーなどを変えられるとよかったと思います。

 

Legion T730

Legion T730

税込26万9610円~

※2019年12月19日時点、価格や構成は変更されることがあります

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