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富士通 LIFEBOOK WU2/C3[LIFEBOOK UH] レビュー:重さ698g~の超軽量モバイルノートPC

富士通 LIFEBOOK WU2/C3[LIFEBOOK UH] レビュー

富士通のLIFEBOOK WU2/C3(LIFEBOOK UHシリーズ)は、超軽量なモバイルノートPCです。最軽量時の重さはなんと698g! 13.3インチタイプとしては世界最軽量で、実際に手に持ったらその軽さにビックリすることでしょう。思わず笑ってしまうほど軽い!

 

LIFEBOOK WU2/C3 スペック概要

【主なスペック】CPU:第8世代 Core i3/i5/i7、メモリー:4~16GB 、ストレージ:SSD、 ディスプレイ:13.3インチ 1920×1080ドット

 

LIFEBOOK WU2/C3(LIFEBOOK UHシリーズ)は、単に軽いだけのノートPCではありません。キーボードは使いやすく、機能/端子類も豊富で、さらにパワフルです。また大手国内ブランドによるメイド・イン・ジャパンの高い品質と、充実したサポートによる安心感もあります。

 

LIFEBOOK WU2/C3の魅力

優れた使いやすさと高い安心感が魅力!

注目ポイント

指でつまめるほど軽い!

LIFEBOOK WU2/C3 ポイント

最軽量モデルは重量698g~で、ノートPCとしてはもはや異次元の軽さ。外出先への持ち運びがまったく苦になりません。

充電可能なUSB Type-C搭載

LIFEBOOK WU2/C3 USB Type-C

高速なデータ転送が可能なUSB 3.1 Gen2 Type-Cを搭載。USB PD対応でほかの機器に給電可能なほか、Type-C(20V/2.5A)からの充電にも対応しています。

駆動音が激減!

LIFEBOOK WU2/C3 前モデルとの比較

空冷ファンの改良や排気口の大型化によって、高負荷時の騒音が激減しました。前モデルではうるさく感じていたのですが、新モデルでは気にならないレベルです。

 

当サイトの評価

LIFEBOOK WU2/C3の評価

デザイン スリムかつシンプルなデザイン。印象的なカラバリもマル
性能 最新のWhisky Lakeに対応。でも性能は前モデルから微増程度
使いやすさ 端子類が豊富&キー配列が理想的。機能も豊富で使いやすい
軽さ 13.3インチとしては世界最軽量。これ以上はない軽さ
画面 スペックは標準的だが、映像は美しくて見やすい

店頭モデルよりも直販モデルがお得!

LIFEBOOK WU2/C3(LIFEBOOK UHシリーズ)は、販売されている場所によって名前と買い方が変わります。

 

関連記事

LIFEBOOK UH-X/C3(店頭モデル)とLIFEBOOK WU2/C3(直販モデル)の違いについて

 

LIFEBOOK UHシリーズは店頭販売向けのモデルで、量販店や通販サイトで購入可能です。特徴は、マイクロソフトのオフィスが最初から付いている点。CPUやメモリー容量の異なる3種類が用意されています。

 

LIFEBOOK UHシリーズのラインナップ

LIFEBOOK UH-X/C3 LIFEBOOK UH90/C3 LIFEBOOK UH75/C3
LIFEBOOK UH-X/C3 LIFEBOOK UH90/C3 LIFEBOOK UH75/C3
CPU Core i7 Core i5
メモリー 8GB 4GB
SSD 512GB 256GB
駆動時間 11.5時間 24時間 11.5時間
重さ 698g 898g 747g(レッド)/758g(ホワイト)
オフィス Office Home and Business 2016

※2018年11月6日時点

 

LIFEBOOK WU2/C3は富士通の直販サイト「富士通WEB MART」で販売されている直販モデルで、外観や機能は店頭モデルと変わりません。特徴は、CPUの種類やメモリー/SSDの容量などを選べる点。店頭モデルよりも高いスペックに仕上げられるほか、逆に不要な機能を省くことで価格を抑えることもできます。

 

LIFEBOOK WU2/C3のラインナップ

最軽量モデル 軽量モデル タッチパネル搭載 軽量モデル タッチパネル非搭載
LIFEBOOK WU2/C3
CPU Core i7 / Core i5 Core i7 / Core i5 / Core i3
メモリー 8 / 16GB 4 / 8 / 16GB
SSD 256GB / 512GB / 1TB 128GB / 256GB / 512GB / 1TB
駆動時間 11.5時間 15.5時間 11.5時間(25Whバッテリー) / 24時間(50Whバッテリー)
重さ 698g~ 934g 747g~(25Whバッテリー) / 915g(50Whバッテリー)
オフィス なし / Office Home and Business 2016

※2018年11月6日時点

 

LIFEBOOK WU2/C3 パーツカスタマイズ

購入時にCPUやメモリー容量、本体カラーなどを選べます(画像は前モデルのもの)

 

最軽量モデルと軽量モデルの違い

直販モデルのLIFEBOOK WU2/C3には、「最軽量モデル」と「軽量モデル」の2種類が用意されています。どちらもサイズや機能はほぼ同じですが、最軽量モデルのほうが軽量モデルに比べて49g軽量です。これは底面部で使われている素材の違いによるもの。最軽量モデルはマグネシウムリチウム合金で、軽量モデルで使われているマグネシウム合金よりも軽い金属が使われています。

 

当サイトとしては、スペックを変更可能なLIFEBOOK WU2/C3をおすすめします。自分の好みや用途に応じたモデルに仕上げられるほか、構成しだいでは店頭モデルよりも安く購入できるからです。

 

というわけで今回はメーカーからお借りしたLIFEBOOK WU2/C3の実機を使って、本体デザインや使い心地、ベンチマーク結果などをレビューします。

 

 

LIFEBOOK WU2/C3

LIFEBOOK WU2/C3

税込11万4594円から

シークレットクーポン「GRM117LSJ」利用で23%オフ

※価格や構成は変更される場合があります

 

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  • モバイルノートPCおすすめまとめ

LIFEBOOK WU2/C3のスペック

OS Windows 10 Home/Pro
CPU Core i3-8145U / Core i5-8265U / Core i7-8565U
メモリー 4  / 8 / 16GB
ストレージ 128GB / 256GB SSD(SATA)または 512GB / 1TB SSD(PCIe)
グラフィックス Intel UHD Graphics 620
光学ドライブ なし
ディスプレイ 13.3インチ、1920×1080ドット、非光沢、タッチ非対応 または タッチ対応
通信機能 IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 5.0、1000BASE-T対応有線LAN
インターフェース USB3.1 Gen2 (Type-C)×1、USB3.1 Gen1(Type-C)×1、USB3.0(フルサイズ)×2、HDMI、有線LAN、SD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロット、ヘッドホン出力
セキュリティ機能 セキュリティースロット(盗難防止用ロック取り付け穴)、TPM 2.0、Windows Hello対応赤外線カメラ(顔認証用)
カメラ 92万画素
サイズ 幅309×奥行き212×高さ15.5mm
重量 698g~934g
バッテリー駆動時間 11.5時間(25Whバッテリー) / 24時間(50Whバッテリー) / 15.5時間(タッチパネル搭載)

※2018年11月6日時点。構成は変更される場合があります

本体の大きさやデザイン

LIFEBOOK WU2/C3最大の魅力は、なんと言っても本体が異様に軽い点です。重量の公称値は698g~で、指先でも持ち上げられるほど。筆者はこのシリーズを2年近く愛用していますが、この軽さに慣れるとほかのモバイルノートPCは使えません。

 

LIFEBOOK WU2/C3 

普通のノートPCは、こんな風に指先でつまめません

 

前モデルは重量790g(店頭モデルは最軽量時748g)だったのですが、新モデルではCore i7+大容量メモリーの構成でも698g~です。700gを切るなんて、ノートPCの重さじゃないですよね?

 

なお公称値の698g~は工場出荷時の平均値であるため、個体によっては公称値よりも重い/軽い場合があります。またスペックや本体カラーによって重量が変わる点に注意してください。たとえばホワイトやレッドのカラーはブラックよりも若干重くなるほか、50Whの大容量バッテリーを選択したときも重くなります。

 

LIFEBOOK WU2/C3 重量

新モデルと前モデルの重さの違い。なお新モデルは発売前の試作機であるため、重量が少し重くなっています

 

LIFEBOOK WU2/C3 698g

事前に発売前のLIFEBOOK UH-X/C3に触れる機会があったのですが、こちらは698gでした

 

ノートPCの平均重量

画面サイズ 平均重量
11.6インチ 1.126kg
12.5インチ 1.131kg
13.3インチ 1.253kg
14インチ 1.518kg
15.6インチ 2.174kg
ノートPC全体 1.551kg

※2017年12月~2018年5月に当サイトが検証したノートPC(2-in-1を含む) 50台ぶんの実測値より

 

LIFEBOOK WU2/C3 重さ

あまりにも軽いので、いきおいよく持ち上げすぎて放り投げないように注意してください

 

本体カラーとしては、ピクトブラックとガーネットレッド、アーバンホワイトの3色が用意されています。ただし最軽量モデルはピクトブラックのみ。これは、レッドとホワイトでは多くの塗料が使われているため、そのぶん重くなってしまうからです。

 

LIFEBOOK WU2/C3 ピクトブラック

もっとも軽いピクトブラックのカラー

 

LIFEBOOK WU2/C3 デザイン

ビジネスシーンでも違和感のない落ち着いたデザイン

 

LIFEBOOK WU2/C3 デザイン

見た目は非常にスリム。表面はツヤ消しで、ややザラつきのある手触りです

 

LIFEBOOK WU2/C3 フォルム

シャープなフォルム

 

LIFEBOOK WU2/C3 ベゼル幅

液晶ディスプレイのベゼル(枠)幅は左右7mm、上部18mm

 

LIFEBOOK WU2/C3 最大角度

液晶ディスプレイはほぼ180度まで開きます

 

LIFEBOOK WU2/C3 レッドモデル

こちらはガーネットレッドのモデル。鮮やかな赤が印象的

 

LIFEBOOK WU2/C3 レッドモデルのキーボード

前モデルではキーは黒でしたが、新モデルではキーも赤に統一されています

 

LIFEBOOK WU2/C3 本体カラー

一番人気はピクトブラックですが、ガーネットレッドも男性ユーザーに人気

 

本体の大きさは、A4用紙よりもちょっと大きい程度。13.3インチタイプとしては標準的な大きさで、書類の入るバッグならすっぽりと収まります。

 

LIFEBOOK WU2/C3 フットプリント

本体サイズ

 

LIFEBOOK WU2/C3 サイズ感

A4用紙よりもひと回り大きい程度

 

LIFEBOOK WU2/C3 サイズ感

手に持ったときのサイズ感

 

LIFEBOOK WU2/C3 前面と背面

高さは公称値で15.5mm

 

LIFEBOOK WU2/C3 高さの実測

ゴム足を含めた設置時の高さは実測17mmでした

 

LIFEBOOK WU2/C3 厚さ

手に持ってみると、意外にもスリムです

 

これだけ軽くて薄いと、堅牢性(壊れにくさ)が気になるところ。しかしLIFEBOOK WU2/C3では約200kgfの天板全面加圧試験や約76cmからの落下試験をクリアーするほど頑丈に作られています。

 

※動画では前モデルを使用

 

LIFEBOOK WU2/C3 堅牢性

天板の角を持って液晶ディスプレイを開いたときの様子。新モデルでは前モデルよりも歪みが少なく、強度が増していることがわかります

 

LIFEBOOK WU2/C3 剛性

写真のように角を持つとボディに強い力がかかるのですが、歪みなどは見られません

画面の色と見やすさ

液晶ディスプレイのサイズは13.3インチで、解像度は1920×1080ドット。ハイエンド向けモバイルノートPCとしては、標準的なスペックです。デスクトップの拡大率は標準で150%に設定されているので、文字が大きすぎると感じるなら少し小さくするといいでしょう。

 

LIFEBOOK WU2/C3 液晶ディスプレイ

画面サイズは13.3インチで、解像度は1920×1080ドット

 

映像はコントラスト(色のメリハリ)が高く、とても鮮やか。文字が鮮明に表示されるので、読みづらさは感じませんでした。写真や動画を楽しむのにも向いています。

 

LIFEBOOK WU2/C3 映像品質

違和感のない自然な発色

 

LIFEBOOK WU2/C3 映像品質

コントラストが高く色鮮やか。文字もクッキリと表示されます

 

LIFEBOOK WU2/C3 ガンマカーブ

i1DisplayProによるガンマカーブ。色のバランスは良好です

 

LIFEBOOK WU2/C3 画面の明るさ

画面は特別明るくはありませんが、作業には十分です

 

液晶ディスプレイの表面は、光沢なしのノングレアです。眼精疲労や集中力低下の原因と言われる「映り込み」を抑えられるので、長時間の作業に向いています。なおタッチパネル搭載モデルでもノングレア仕上げとのこと。

 

LIFEBOOK WU2/C3 ノングレア

非光沢のノングレアタイプと光沢のグレアタイプの違い

キーボードの使いやすさ

LIFEBOOK WU2(UH)シリーズのキー配列は、モバイルノートPCとしては理想的です。キーピッチ(キーとキーの間隔)は19mmで変則的に配置されたキーもなく、カーソルキーの大きさも十分。はじめから違和感なく使えるでしょう。

 

LIFEBOOK WU2/C3 キーボード

LIFEBOOK WU2/C3のキーボード。写真はかな表記なしタイプですが、標準はかな表記ありです

 

LIFEBOOK WU2/C3 球面シリンドリカルキートップ

キーの上面が球面状に0.2mm凹んでいるため、キーの中央部を的確に押せるようになっています

 

キーストローク(キーを押し込む深さ)は1.5mmで、ノートPCとしては標準的です。押し込む力が弱いので、手応えはやや軽めに感じます。ただ1kgを切る超軽量ノートPCのなかで、LIFEBOOK WU2/C3以上のタイプ感を実現したモデルはありません。

 

LIFEBOOK WU2/C3 キーストローク

キーストロークは1.5mm。タイプ感はやや軽め

 

キーのタイプ音は控えめです。「カタカタ」という音が聞こえますが、気になるほどではありませんでした。筆者が所有している旧モデルのLIFEBOOK WU2/B3とほぼ同じキーボードなのですが、これまでタイプ音がうるさくて気になったことはありません。

 

LIFEBOOK WU2/C3 タイプ音

タイプ音は控えめ

 

タッチパッドは誤操作の少ないボタン分離型です。このタイプは普通パッド部分が小さいのですが、LIFEBOOK WU2/C3では十分なサイズが確保されておりダイナミックな操作も楽々と行なえました。

 

LIFEBOOK WU2/C3 タッチパッド

前モデルから大型化されたタッチパッド。ちなみに富士通製品では「フラットポイント」が正式名称です

端子類の種類と使いやすさ

インターフェース(端子類)は、超軽量タイプとしては非常に充実しています。USB端子は合計4ポートで、そのうち2ポートはUSB Type-C。さらにそのうち1ポートは10Gbpsの高速なデータ転送に対応しているほか、USB Type-C端子からの充電にも対応しています。なお光学ドライブには対応していないので注意してください。

 

LIFEBOOK WU2/C3 左側面

左側面のインターフェース

  • ① 電源コネクター
  • ② USB 3.1 Gen2 Type-C
  • ③ USB 3.1 Gen1 Type-C
  • ④ HDMI
  • ⑤ USB3.0
  • ⑥ ヘッドホン出力

 

LIFEBOOK WU2/C3 右側面

右側面のインターフェース

  • ① SDカードスロット
  • ② USB 3.0
  • ③ 1000BASE-T対応有線LAN
  • ④ セキュリティーロック(盗難防止用)

 

LIFEBOOK WU2/C3 USB Type-C

新モデルではUSB Type-C端子がひとつ追加されました。USB PDに対応しているほか、45W(20V/2.25A)のモバイルバッテリーからの充電が可能です

 

有線LAN端子

1000BASE-T対応の有線LAN端子は引き出し式 ※写真は旧モデルですがギミックは同じです

 

セキュリティー機能としては、新たに赤外線カメラを使った顔認証サインインに対応しています。その代わりに、前モデルまで採用されていた指紋センサーはなくなりました。

 

LIFEBOOK WU2/C3 赤外線カメラ

液晶ディスプレイ上部の赤外線カメラにより、Windows Helloの顔認証サインインに対応

 

スピーカーの音質も大きく向上しています。前モデルではいかにもノートPC的なサウンドでしたが、新モデルでは音の厚みが増し、個々の音がクリアーになりました。さらに音に広がりが出て、こもったような感じはなくなっています。ビデオチャットの音声がより聞きやすくなり、音楽もBGMとしてそこそこ楽しめるでしょう。

 

LIFEBOOK WU2/C3 スピーカー

スピーカーを刷新したことで、音質が大きく向上

 

LIFEBOOK WU2/C3 電源アダプター

付属の電源アダプター。重量は実測207g

駆動時間や発熱、騒音

ここからは、LIFEBOOK WU2/C3の性能テストの結果を紹介します。試用機の主なスペックは以下の表のとおり。検証/ベンチマーク結果はパーツ構成や個体差、環境、タイミングなどによって大きく変わる点をあらかじめご了承ください。

 

試用機のスペック

OS Windows 10 Home
CPU Core i7-8565U
メモリー 8GB
ストレージ 256GB SSD(SATA)
グラフィックス Intel UHD Graphics 620

バッテリー駆動時間計測結果

バッテリー駆動時間のテストをいつもどおりに行なったのですが、バッテリー残量が62%に達するとなぜかシャットダウンしてしまいました。テストを3回実施して3回とも同じだったので、もしかするとなにか別の設定が有効になっていたのかもしれません。

 

バッテリー残量の推移から駆動時間を予測したところ、6時間40分という結果でした。ただし実際の結果とは異なる可能性があります。また別に検証する機会があれば、この結果を更新します。

 

バッテリー駆動時間のテスト結果

公称値 11.5時間(25Whバッテリー)
BBenchによる計測 2時間42分で残量62%
エクセルを使った予測値 6時間40分

※テストの条件や計測方法についてはコチラ

本体の温度について

負荷の軽い処理では表面温度はそれほど高くはありませんが、動画変換などの重い処理では40度を超えました。高い温度に触れ続けると低温やけどになる可能性があるので、ヒザの上で高負荷な処理を長時間行なうのは避けましょう。

 

表面温度(室温24.0℃) ※画像クリックで拡大

待機時 動画視聴 動画変換 3Dゲーム
キーボード面キーボード面の温度最大31.1℃ キーボード面キーボード面の温度最大35.7℃ キーボード面キーボード面の温度最大44.8℃ キーボード面キーボード面の温度最大40.8℃
底面底面部の温度最大36.8℃ 底面底面部の温度最大39.1℃ 底面底面部の温度最大40.3℃ 底面底面部の温度最大42.0℃

駆動音の計測結果

低負荷時の駆動音(ファンの回転音や通気口からの排気音)は控えめですが、まったくの無音というわけではありませんでした。高負荷な作業では少し音が聞こえましたが、気にならない程度です。

 

駆動音の計測結果(室温24.0℃)

電源オフ 37.1dBA
待機中 37.3dBA 「ジジジ」という回転音が少し聞こえる
動画視聴 37.6dBA 同上
動画変換 44.2dBA 排気音がはっきりと聞こえるが、うるさくはない
3Dゲーム 41.5dBA 同上

消費電力について

さまざまな状況下での消費電力は以下のとおりです。パワフルなCPUであるにも関わらず、省電力性能は優秀です。

 

1分間の平均消費電力(REX-BTWATTCH1による計測)

待機中 動画視聴 動画変換 3Dゲーム
7.8W 12W 29.4W 28.2W

※消費電力の計測方法はコチラ

起動時間について

起動時間(電源ボタンを押してからデスクトップが表示されるまで)は平均13.78秒(高速スタートアップ有効)でした。SSD搭載機の標準は16秒前後ですので、なかなか優秀な結果です。アクセス速度がより高速なPCIe接続のSSDなら、さらに早くなるかもしれません。

 

起動時間の計測結果(手動による計測)

1回目 2回目 3回目 4回目 5回目 平均
15.9秒 13.2秒 13.2秒 13.3秒 13.3秒 13.78秒

ベンチマーク結果

試用機のスペック

OS Windows 10 Home
CPU Core i7-8565U
メモリー 8GB
ストレージ 256GB SSD(SATA)
グラフィックス Intel UHD Graphics 620

ストレージ性能

試用機で使われていた256GB SSDはSATA接続タイプで、アクセス速度は標準的です。一般的なSATA接続のSSDに比べて高速です。512GB / 1TBのSSDはPCIe接続なので、より高速なアクセスを期待できます。

 

LIFEBOOK WU2/C3 SSDのアクセス速度

256GB SSD(SATA)のアクセス速度

 

ストレージのアクセス速度

ストレージのアクセス速度の違い

 

関連記事

LIFEBOOK WU2/C2 メモリー20GB+512GB SSD構成のベンチマーク結果

CPU性能について

CPUには、第8世代のCore i3-8145U / Core i5-8265U / Core i7-8565Uが使われています。前モデルで使われていたCore i5-8250UやCore i7-8550Uも同じ第8世代ですが、新モデルのほうは「Whisky Lake(ウィスキーレイク)」という開発コードが異なる新しいCPUです。

 

新しいCPUのほうがターボブースト時の最大動作周波数が高いため性能が向上しているはずだと思っていたのですが、ベンチマーク結果はそれほど変わりませんでした。マルチコア性能を計測するCINEBENCH R15で4%、総合的な計算性能を計測するPassMarkで1.3%程度のパフォーマンスアップです。

 

とは言えモバイルタイプとしては十分高性能ですし、なによりこれだけ軽いことを考えれば納得できる範囲でしょう。

 

CPUベンチマーク結果 その1

CPU CINEBENCH R15のCPUスコア
Core i7-8550U
569
Core i5-8250U
555
LIFEBOOK WU2/C3(Core i7-8565U)
535
LIFEBOOK WU2/C2(Core i7-8550U)
514
Core i7-7500U
342

※そのほかのベンチマーク結果は当サイト計測の平均値

 

CPUベンチマーク結果 その2

CPU PassMark PerformanceTestのCPU Markスコア
Core i7-8550U
9127
LIFEBOOK WU2/C3(Core i7-8565U)
8909
LIFEBOOK WU2/C2(Core i7-8550U)
8787
Core i5-8250U
8226
Core i7-7500U
5564

※そのほかのベンチマーク結果は当サイト計測の平均値

グラフィックス性能について

総合的な3D性能を計測する「3DMark」でもパフォーマンスは微増しています。CPU内蔵のグラフィックス機能としてはそこそこ高めですが、重い3Dゲームを快適に遊べるほどではありません。

 

GPUの性能比較

GPU 3DMark Fire Strikeのスコア
GTX 1050
5275
LIFEBOOK WU2/C3(Intel UHD Graphics 620)
1130
LIFEBOOK WU2/C2(Intel UHD Graphics 620)
1069
Intel UHD Graphics 620(Core i7)
1067

※そのほかのGPUのベンチマーク結果は当サイト計測の平均値

ゲーム系ベンチマーク結果

ゲーム系ベンチマークテストでは、ごく軽いドラクエ10で画質を落とせば快適という結果でした。少し重いFF14はかなり厳しい結果です。2D描画主体のゲームや軽めのブラウザーゲームなら問題ありませんが、3Dゲームについてはごく軽いものだけと考えたほうがいいでしょう。

 

ゲーム系ベンチマーク結果

FF14ベンチ
FF14:紅蓮のリベレーター(DX11) ※中量級
1920×1080 (フルHD) 最高品質 1151(設定変更が必要) ※7.037 FPS
高品質(ノートPC) 1711(設定変更を推奨) ※10.994 FPS
標準品質(ノートPC) 2582(やや快適) ※17.169 FPS
ドラゴンクエストX
ドラゴンクエストX(DX9) ※軽量級
1920×1080 (フルHD) 最高品質 4729(普通)
標準品質 6011(快適)
低品質 7363(とても快適)

動画変換や写真加工の快適さ

動画出力(書き出し)

動画出力(書き出し)
動画編集の書き出しは、モバイルノートPCとしてはなかなか高速です。小規模な動画であれば、問題なく利用できます。

動画出力にかかった時間

かかった時間
LIFEBOOK WU2/C3 (Core i7) 6分04秒 (ソフトウェア)
Core i7-8750H+GTX 1050 4分23秒 (CUDA)

※「Adobe Premiere Pro CC 2018」を使って、FF14ベンチをキャプチャーした6分44秒のフルHD動画に画像とテロップ、音声を追加した合計7分のゲーム実況風動画を作成。書き出し設定は「H.264」で、「YouTube 1080p HD」のプリセットを使用。

動画変換

動画変換
動画変換についても、なかなか健闘しています。大型のハイエンドノートPCほどではありませんが、モバイル向けとしては十分なパフォーマンスです。

動画変換にかかった時間

CUDA ソフトウェア
LIFEBOOK WU2/C3 (Core i7) ※非対応 9分43秒
Core i7-8750H+GTX 1050 3分47秒 6分46秒

※Adobe Media Encorder CCで5分間の4K映像(XAVC-S、3.51GB)をプリセット「YouTube 1080p HD」で変換するのにかかった時間

RAW現像

RAW現像
100枚のRAW画像を現像するのにかかった時間は1分44秒でした。ファイル出力は高速ですが、画質の調整には16GBメモリーを搭載しているほうが有利です。

RAW画像の現像にかかった時間

LIFEBOOK WU2/C3 (Core i7) Core i7-8750H
1分44秒 1分20秒

※Adobe Photoshop Lightroom Classic CCで5184×3456ドットのRAW画像を長辺1920ドット、画質80%、解像度240、シャープ出力 強のJPEGファイルに出力するのにかかった時間(フィルター類適用なし)

総合的なクリエイティブ性能

PCMark10

PCMark 10では各スコアが3000を超えれば本格的な作業をなんとか行なえるレベルです。写真加工と動画編集では多少時間がかかるものの、小規模な作品なら問題ないでしょう。より快適に作業するならCore i7+16GBメモリーのモデルをおすすめします。

PCMark 10ベンチマーク結果(一部抜粋)

Digitala Content Creation(総合スコア) 2744
Photo Editing(写真編集) 3426
Rendering and Visualization(3D制作) 1787
Video Editing(動画編集) 3377

LIFEBOOK WU2/C3とLIFEBOOK WU2/C2の違い

LIFEBOOK WU2/C3は、2018年7月に発売されたLIFEBOOK WU2/C2の後継モデルです。ただLIFEBOOK WU2/C2は2017年10月に発売されたLIFEBOOK WU2/B3のリネームモデルですので、実質的には1年以上たってからのモデルチェンジと言えます。

 

富士通の13.3型モバイルノートPC「LIFEBOOK WU2/B3」

前モデルのLIFEBOOK WU2/C2(LIFEBOOK WU2/B3)

 

関連記事

LIFEBOOK WU2/C2 レビュー

 

新モデルと前モデルでは、大きさやキーボードなどはあまり変わっていません。しかし実際にふたつを並べて詳細に見比べると、多くの点が異なっていました。

 

LIFEBOOK WU2/C3 前モデルとの比較

新モデルのLIFEBOOK WU2/C3と、前モデルのLIFEBOOK WU2/C2

 

たとえば外観面を見るとLIFEBOOK WU2/C3は深いブラックで統一されており、デザインがシンプルになっています。

 

LIFEBOOK WU2/C3 前モデルとの比較

前モデルではキーボード面はダークグレーでしたが、新モデルではブラックに統一されています

 

LIFEBOOK WU2/C3 前モデルとの比較

新モデルでは側面のラインが減り、スッキリとしました

 

LIFEBOOK WU2/C3 前モデルとの比較

細かな部分で面の構成が変わり、全体的にシンプルになっています

 

また排気口が大型化し空冷ファンにも改良が加えられたことで、駆動音がとても小さくなりました。前モデルで計測した際には52.5dBAとかなり大きく聞こえたのですが、新モデルでは最大でも44.2dBA程度で、うるさく感じるほどではありません。

 

LIFEBOOK WU2/C3 前モデルとの比較

新モデルでは排気口が大型化されたことで、高負荷時の風切り音がだいぶ目立たなくなっています

 

そのほかの違いについては、別の記事で詳細にまとめています。ぜひこちらも参考にしてください。

関連記事

LIFEBOOK WU2新モデルと前モデルの違い

「軽さこそ正義」ならコレしかない!

ということで、今回はLIFEBOOK WU2/C3のレビューをお届けしました。

 

個人的に素晴らしいと思うのはより軽くなった点と強度が増した点、そして駆動音が激減した点です。特に重さについてはクラムシェルで700g切りを達成したことで、もはや何者にも追いつけない領域にまで達しています。

 

軽さこそすべてと考えるなら、LIFEBOOK WU2/C3以外にあり得ません。使いやすさも抜群なので、ぜひ検討してみてください。

 

LIFEBOOK WU2/C3 まとめ

世界最軽量でありながらも、使いやすさを追求したおすすめモバイルノートPC

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