マウス LUV MACHINES iH700解説 & iH800レビュー:拡張性の高いミニタワー型デスクトップPC

マウス LUV MACHINES iH700解説 & iH800BNレビュー

マウスコンピューターのLUV MACHINES iH700は、ミニタワー型のスタンダードなデスクトップPCです。CPUは第8世代のCore iプロセッサーを選択可能で、メモリー容量は最大32GB、ストレージにはSSDとHDDを利用できるなど、作業で使うPCとして十分な性能を持っています。拡張性も高くさまざまなパーツを追加できる上に、パーツを安くアップグレードできる点も魅力。

LUV MACHINES iH700 / iH800BNスペック概要

【主なスペック】CPU:Celeron / Core i3/i5/i7 / メモリー:4/8GB / ストレージ :SSD/HDD / グラフィックス:Intel UHD Graphics 610/630(CPU内蔵)

LUV MACHINES iH700の特徴

パーツアップグレードが安い

パーツアップグレードが安い

アクセスが超高速なM.2 SSD(PCIe)を追加可能。追加料金が安く、高スペックなモデルを比較的安価に購入できます。

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第8世代CPU対応

第8世代CPU対応

性能が劇的に向上した第8世代のCore iプロセッサーに対応。従来と同じ価格で、ワンランク上のCPU性能を実現できます。

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内部が広くメンテしやすい

内部が広くメンテしやすい

内部の空きスペースが大きいので、パーツ交換やメンテナンスを楽に行なえます。拡張性も高く、大型グラフィックボードも追加可能です。

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この記事ではLUV MACHINES iH800(メーカー貸し出し品)を検証していますが、このモデルはすでに販売が終了しており、代わりに新モデルのLUV MACHINES iH700が発売されています。ただしLUV MACHINES iH700/iH800は本体デザインが同じである上に、CPUやストレージ構成などのスペックもあまり変わりません(詳細な違いは後述)。

そのため今回はLUV MACHINES iH700の最新情報を紹介しつつ、参考情報として旧モデルのLUV MACHINES iH800のレビューをまとめています。

LUV MACHINES iH700

LUV MACHINES iH700

税込5万4864円から

※2018年5月15日時点。価格や構成は変更される場合があります

関連記事

LUV MACHINES iH700のスペック

OS Windows 10 Home ※カスタマイズ可
CPU Celeron G4900 / Core i3-8100 / Core i5-8400 / Core i7-8700 ※カスタマイズ可
メモリー 4 / 8GB(最大64GB) ※カスタマイズ可
ストレージ SSD(SATA/PCIe) / HDD ※カスタマイズ可
グラフィックス Intel UHD Graphics 610/630(CPU内蔵)
光学ドライブ なし ※カスタマイズ可
通信機能 1000BASE-T対応有線LAN ※無線LANの利用には別途子機が必要
インターフェース USB3.1×4(背面)、USB2.0×4(前面×2+背面×2)、DisplayPort、DVI、PS/2、有線LAN、ヘッドホン出力/マイク入力、オーディオ端子類
拡張スロット PCI Express x16 ×1、PCI Express x1 ×2
ドライブベイ 5インチ×2、3.5インチ×3、2.5インチ×1
電源 350 / 450W(80PLUS BRONZE) ※カスタマイズ可
サイズ/重量 幅170×奥行き403×高さ360mm/約6.5~7.1kg

※2018年5月15日時点。構成や価格は変更される場合があります

付属のUSBキーボードとUSBマウス

付属のUSBキーボードとUSBマウス

2018年5月に従来のLUV MACHINES iH800シリーズが販売終了となり、新しくLUV MACHINES iH700シリーズが発売されました。前モデルとの大きな違いは、チップセットがハイエンド向けのZ370から低価格なB360に変更された点です。その影響で拡張スロットなどが微妙に変わっていますが、本体の外観や内部レイアウトはほとんど変わりません。性能についてもおそらく、あまり変わらないはずです。

記事ではiH800の写真や検証結果を紹介していますが、iH700でも大きく変わらないものと思われます。なおiH700については、機会があれば検証します。

ラインナップ

LUV MACHINES iH700には、CPUやストレージ構成が異なる9種類の基本モデルが用意されています。

LUV MACHINES iH700の基本モデル

iH700EN
Celeron 4GBメモリー 500GB HDD 税込5万4864円~
iH700BN
Core i3 4GBメモリー 500GB HDD 税込6万7824円~
iH700BN-C
Core i3 8GBメモリー 500GB HDD 税込7万1064円~
iH700SN
Core i5 8GBメモリー 1TB HDD 税込8万1864円~
iH700SN-SH-C
Core i5 8GBメモリー 1TB HDD 税込8万7264円~
iH700SN-SH2
Core i5 8GBメモリー 1TB HDD 税込9万4824円~
iH700XN
Core i7 8GBメモリー 1TB HDD 税込10万0224円~
iH700XN-C(Core i7-8700K)
Core i7 8GBメモリー 1TB HDD 税込10万7784円~
iH700XN-SH2
Core i7 8GBメモリー 1TB HDD 税込11万1024円~

※2018年5月15日時点

パーツカスタマイズ対応

基本構成ではメモリーが8GB、SSDは240GBまでですが、購入時のカスタマイズオプションで容量や種類をアップグレードできます(追加料金が必要)。

パーツアップグレード

CPUやストレージの種類、メモリー容量などに加え、電源や空冷ファンの種類なども変更できます ※価格は5/11時点のもの

なおマウスコンピューターのPCは、パーツアップグレードにかかる追加料金が他社製品に比べて安いのが特徴です。高スペックに仕上げたい人におすすめします。

アップグレード料金が安い

HDDモデルに512GB SSD(PCIe)を追加する場合はプラス1万8800円(税別)。他社製品よりもアップグレード料金が安い点が魅力です ※価格は5/11時点のもの

本体の外観と内部

ここからは、旧モデルのLUV MACHINES iH800をレビューします。新モデルのLUV MACHINES iH700でも同じPCケースを利用しているので、参考にしてください。

ミニタワー型のスタンダードPC

LUV MACHINES iH800は、「ミニタワー型」と呼ばれるスタンダードなデスクトップPCです。本体サイズがやや大きいため、それなりの設置スペースが必要となります。

デスクトップPCの分類

ミドルタワー型 ミニタワー型 スリム型 コンパクト型
デスクトップのサイズ比較
機能の多さ:◎
拡張性:◎
省スペース性:×
冷却性能:◎
機能の多さ:◎
拡張性:○
省スペース性:△
冷却性能:○
機能の多さ:○
拡張性:△
省スペース性:○
冷却性能:△
機能の多さ:△
拡張性:×
省スペース性:◎
冷却性能:△

設置イメージ

23.8型ディスプレイと組み合わせた設置例

本体デザイン

本体カラーはブラック。デスクトップPCとしてはスタンダードなデザインです

前面と背面

フロントパネル(左)とバックパネル(右)

前面

前面のインターフェース

  • ① ヘッドホン出力/マイク入力
  • ② USB2.0
  • ③ 電源ボタン

I/Oパネル

背面I/Oパネルのインターフェース

  • ① USB2.0
  • ② PS/2
  • ③ DVI
  • ④ DisplayPort
  • ⑤ USB3.1
  • ⑥ 1000BASE-T対応有線LAN
  • ⑦ オーディオ端子類

左側面

左側面

大型グラフィックボードの追加も可能

ミニタワー型だけあって、内部は広々としています。PCI Express x16の拡張スロットが1基用意されており、高性能な大型グラフィックボードも利用可能です。

本体内部

本体内部。マザーボードはMicro ATX。内部のスペースに余裕があるので、大型のグラフィックボードも取り付けられそうです

CPUとメモリー

CPUとメモリー周り。メモリースロットは4基ありますがこれはiH800のもので、新モデルのiH700では2基(最大32GB)です。

空冷ファン

背面の空冷ファンは9cmタイプ

拡張スロット

拡張スロットの構成(iH700とは異なります)

  • ① M.2(PCIe対応)
  • ② PCI Express x16
  • ③ PCI Express x1
  • ④ M.2(PCIe対応)
  • ⑤ PCI Express x16(x4で動作) ※iH700は非搭載

ドライブベイ

ドライブベイは5インチ×2、3.5インチ×3、2.5インチ×1の構成

SATAポート

SATAポートが2基までしか見えませんが、その下にある黒いボックスにさらに2基のSATAポートが重ねて配置されています ※iH700では異なる場合があります

消費電力と駆動音、CPU温度について

今回の検証では、CPUにCore i3-8100を搭載したiH800BNを使いました。Core i5やCore i7とは検証結果が変わる可能性があることをあらかじめご了承ください。

試用機のスペック

OS Windows 10 Home
CPU Core i3-8100
メモリー 4GB
ストレージ 500GB HDD
グラフィックス Intel UHD Graphics 630

消費電力について

試用機で使われていたCore i3-8100は、計算性能よりも省電力性能を重視したCPUです。そのためCore i5やCore i7などに比べると、消費電力はかなり低めでした。ただし実際には液晶ディスプレイや周辺機器類の消費電力が加算されるため、全体的な電力はもう少し上がります。

1分間の平均消費電力

待機中 動画視聴 動画変換 3Dゲーム
20.4W 23.4W 65.4W 53.4W

※消費電力の計測方法はコチラ

作業中の駆動音について

駆動音(ファンの回転音や排気音など)はそれほど大きくありません。低い回転音が常時聞こえますが、気になるほどではありませんでした。CPUにCore i5やCore i7を選ぶと駆動音が大きくなると予想されますので、音が気になる人は静音性の高いCPUクーラーや空冷ファンの利用をおすすめします。

駆動音の計測結果

電源オフ 36.8dBA
待機中 41.6dBA 低い回転音がわずかに聞こえる
動画視聴 41.4dBA 同上
動画変換 42.8dBA 低い回転音が少し聞こえる程度だが、ときおりHDDの書き込み音も聞こえる
3Dゲーム 43.1dBA 同上

※駆動音の計測方法はコチラ

CPU温度について

CPUの熱もそれほど上昇していません。ただしこれは、試用機では消費電力の低いCore i3-8100を使っているためです。Core i5/i7では、熱は高くなるでしょう。内部の熱が上昇しすぎるとパーツの劣化が進んだりパフォーマンスが低下したりするので、気になる人には冷却効果の高いパーツや電源効率の高い電源ユニットを選ぶことをおすすめします。

CPUの最高温度

待機中 動画視聴 動画変換 3Dゲーム
46℃ 44℃ 62℃ 56℃

※本体温度の計測方法はコチラ

起動について

起動時間(電源ボタンを押してからデスクトップが表示されるまでの時間)は、平均で30秒前後でした。ストレージにHDDを使っているため、長期間利用すると起動時間が長くなる可能性があります。いつまでも快適に使い続けるなら、SSDの利用がおすすめです。

起動時間の計測結果(手動による計測)

1回目 2回目 3回目 4回目 5回目 平均
39.5秒 32.3秒 26.5秒 24.8秒 25.6秒 29.74秒

ベンチマーク結果

くり返しになりますが、今回の検証ではCore i3-8100搭載のiH800BN(旧モデル)を使っています。Core i5/i7モデルでは検証結果が変わる可能性があることをあらかじめご了承ください。

試用機のスペック

OS Windows 10 Home
CPU Core i3-8100
メモリー 4GB
ストレージ 500GB HDD
グラフィックス Intel UHD Graphics 630

ストレージ性能

500GB HDDは比較的アクセスが高速です。予算に余裕があるならSSDの追加をおすすめします。

CrystalDiskMark

500GB HDDのアクセス速度

ストレージ別アクセス速度の目安

ストレージ別アクセス速度の目安

CPU性能

試用機で使われているCore i3-8100は、第8世代Core iプロセッサーのなかでは性能が低い部類に入ります。しかし前世代のCore i5-7400よりも、優れたベンチマーク結果となりました。一般的な作業であれば、問題なくこなせるでしょう。もちろんCore i5やCore i7を選べば、より高い性能を期待できます。コストパフォーマンスの面では、第7世代よりも第8世代のほうがお得です。

CPUの性能比較

CPU CINEBENCH R15のCPUスコア
Core i7-8700
1419
Core i5-8400
962
Core i7-7700
862
Core i3-8100
596
iH800BN(Core i3-8100)
595
Core i5-7400
551
Core i3-7100
419

※ほかのCPUの結果は当サイト計測の平均値

CPUの性能比較

CPU PassMark PerformanceTestのCPU Markスコア
Core i7-8700
16091
Core i5-8400
111944
Core i7-7700
10904
Core i3-8100
7833
iH800BN(Core i3-8100)
7601
Core i5-7400
7463
Core i3-7100
6114

※ほかのCPUの結果は当サイト計測の平均値

3D性能

グラフィックス機能としては、CPU内蔵の使われるIntel UHD Graphics 630を使います。Core i3-8100では性能がかなり低いのですが、Core i7なら多少は改善されるでしょう(スコア1000~1100程度)。ただしそれでも3Dゲームをプレーしたり、3Dソフトを使うには厳しい性能です。

CPUの性能比較

CPU 3DMark Fire Strikeのスコア
GeForce GTX 1060
10311
GeForce GTX 1050
6303
HD Graphics 630(Core i7)
1124
UHD Graphics 630(Core i3)
890
iH800BN(UHD Graphics 630)
843

※ほかのGPUの結果は当サイト計測の平均値

ドラクエ10など軽めのゲームであれば、解像度や画質をグッと落とすことでなんとかプレーできるレベルです。Core i5やCore i7ならもう少し評価がよくなるはずですが、劇的に変わるわけではありません。3D制作や3Dゲームのプレーを考えているなら、GeForce GTX 1000シリーズなど専用グラフィックス機能(dGPU)を搭載したモデルを選ぶか、自分でグラフィックボードを追加することをおすすめします。

ゲーム系ベンチマーク結果(フルHD)

FF14ベンチ FF14:紅蓮のリベレーター(DX11) ※中規模クラスの目安
最高品質 高品質(デスクトップPC) 標準品質(デスクトップPC)
785(動作困難)※4.456 FPS 817(動作困難)※4.686 FPS 1482(設定変更が必要)※9.345 FPS
ドラゴンクエストX ドラゴンクエストX ※軽めのゲームの目安
最高品質 標準品質 低品質
3283(普通) 4584(普通) 5381(快適)

※FF14の標準品質で「普通」との評価が出ていますが、シーンによっては画面がかなりカクつきます

買い替えやちょっと高性能なPCが欲しい人に

LUV MACHINES iH700/800はdGPU非搭載のスタンダードなデスクトップPCで、普段使いやビジネスなどの用途にピッタリです。Celeronモデルであれば税込5万円台からと安いのですが、作業に利用するのであればCore i3モデルを選ぶといいでしょう。メモリーを8GBに増設しても7万円台前半とお手ごろです。

また、メモリー容量やSSDの容量を増やしたいという方にも向いています。パーツアップグレードにかかる追加料金が安いので、できあいのモデルでは物足りない人におすすめ。もしくはこれまで使っていたPCから部品を抜き取り、新しく買ったLUV MACHINES iH700に追加するのもアリです。高性能なPCを安く入手したいなら、ぜひLUV MACHINES iH700を検討してみてください。

LUV MACHINES iH700/800まとめ

パーツアップグレード料金が安く拡張性も高いので、柔軟なカスタマイズに対応できます

LUV MACHINES iH700のまとめ

  • 十分な拡張性で長期間利用可能
  • 高性能CPU&パーツを選べる
  • 内部スペースが広くパーツ交換やメンテナンスが楽

LUV MACHINES iH700

LUV MACHINES iH700

税込5万4864円から

※記事中の価格や構成は、記事執筆時のものです。予告なく変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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