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ドスパラ Magnate MH レビュー:GTX1650+16GBメモリー搭載でギリ7万円台のCore i5搭載デスクトップPC

ドスパラ Magnate MH レビュー

ドスパラのMagnate MHは、ミニタワー型のデスクトップPCです (ディスプレイは別売り)。Core i5 + 16GBメモリー + GTX 1650の構成で税込7万9178円とリーズナブルな点が魅力。拡張スロットやドライブベイなども利用可能で、自分でパーツを追加することもできます。いまなら最短5日で出荷!
Magnate MH

ポイント

  • GTX 1650搭載で8万円切り
  • パーツカスタマイズ対応
  • 拡張性がけっこう高い

Magnate MHのスペック

CPU Core i5-9400
メモリー 16GB
ストレージ 240GB SSD
グラフィックス GTX 1650
チップセット H310
電源 400W (80PLUS)

※2020年6月11日時点。構成は変更される場合があります


フォームファクター microATX
SATAポート 4
M.2スロット 1
光学ドライブ なし ※オプションで追加可能
ドライブベイ 5インチ×2
3.5インチ×2
3.5インチシャドウベイ×2
拡張スロット PCI Express x16×1
PCI Express x1×2
有線LAN 1000Mbps
無線LAN
Bluetooth
USB3.1 2 (Gen1、背面)
USB3.0 2 (前面)
USB2.0 4 (背面)
USB Type-C
Thunderbolt 3
メモリーカード
HDMI 1
VGA (D-sub15)
DisplayPort 1
DVI 1
シリアルポート
PS/2 1
サイズ 幅190mm
奥行き420mm
高さ360mm
重量 約7.8kg
付属品 USBマウス、USBキーボード、電源ケーブルなど
オフィス なし

 

この記事ではメーカーからお借りした実機を使って、本体の外観や機能、実際の性能についてレビューします。

 

Magnate MH

Magnate MH

税込7万9178円~

※2020年6月11日時点、価格や構成は変更されることがあります

本体の外観

Magnate MHはデスクトップPCとしては一般的なミニタワー型に分類されます。サイズはやや大きいものの、拡張性と冷却性能に優れる点がメリットです。

 

デスクトップの主な分類

ミドルタワー型 ミニタワー型 スリム型 コンパクト型
デスクトップのサイズ比較
機能:◎
拡張性:◎
省スペース性:×
冷却性能:◎
機能:◎
拡張性:○
省スペース性:△
冷却性能:○
機能:○
拡張性:△
省スペース性:○
冷却性能:△
機能:△
拡張性:×
省スペース性:◎
冷却性能:△

 

Magnate MH サイズ感

ボックスティッシュとのサイズ比較

 

Magnate MH 設置イメージ

設置イメージ ※ディスプレイのサイズは23.8インチ

 

Magnate MH キーボード マウス

付属のUSBキーボードとUSBマウス

 

Magnate MH 前面と背面

前面 (左)と背面 (右)。幅は19cm

 

Magnate MH 側面

左側面 (左)と右側面 (右)。高さは36cmで、奥行きは42cm

 

Magnate MH 底面

底面部

 

Magnate MH 前面

前面のインターフェース

  • ① 光学ドライブ
  • ② USB3.0
  • ③ ヘッドホン出力 / マイク入力
  • ④ リセットボタン
  • ⑤ 電源ボタン

 

Magnate MH 光学ドライブ

標準構成では光学ドライブ非搭載ですが、購入時のオプションで追加できます

 

Magnate MH 背面

背面I/Oパネルのインターフェース

  • ① PS/2
  • ② USB2.0
  • ③ DVI ※非使用
  • ④ VGA (D-sub15ピン) ※非使用
  • ⑤ HDMI ※非使用
  • ⑥ USB3.1
  • ⑦ USB2.0
  • ⑧ 有線LAN
  • ⑨ オーディオ端子
  • ⑩ DVI
  • ⑪ HDMI
  • ⑫ DisplayPort

分解方法とパーツ交換について

Magnate MHは左側面のパネルを取り外すことで内部にアクセスできます。やや大型の筐体なので内部には余裕があり、比較的楽に作業できるでしょう。拡張スロットはそれほど多くはありますが、ドライブベイは十分な数が用意されています。

 

Magnate MH 本体内部

本体内部

 

Magnate MH マザーボード

マザーボードはマイクロATXサイズ

 

Magnate MH メモリースロット

メモリースロットは2基

 

Magnate MH CPUクーラー

CPUクーラーと空冷ファン

 

Magnate MH 電源

電源は400W 80PLUS

 

Magnate MH 拡張スロット

拡張スロットの構成

  • ① PCIExpress x1
  • ② PCIExpress x16
  • ③ M.2スロット

 

Magnate MH 拡張スロット

セットされている拡張スロットの長さは18cm。スペース的にはそれ以上でも入りそうですが、SATAポートとの干渉が若干不安です

 

Magnate MH グラボ

試用機で使われていたGTX 1650

 

Magnate MH ドライブベイ

ドライブベイは5インチ×2、3.5インチ×2、3.5インチシャドウベイ×2

Magnate MHのベンチマーク結果

※ベンチマーク結果はパーツ構成やタイミング、個体差などによって大きく変わる場合があります

ストレージ性能

ストレージとして使われている240GB SSDはSATA接続でした。最近ノートPCなどで多いPCIe (NVMe)接続よりも速度は劣りますが、HDDよりもはるかに高速です。文書中心の作業であれば容量的に問題はありませんが、動画や写真を編集したりゲームをプレーするには不足気味です。購入時のパーツカスタマイズで、アップグレードすることをおすすめします。

 

Magnate IM ストレージ

240GB SSDのアクセス速度

 

ストレージのアクセス速度

ストレージのアクセス速度

CPU性能

CPUとして使われている第9世代のCore i5-9400は非常に高性能です。ハイエンドクラスのCore i7やCore i9には及ばないものの、デスクトップPC向けとしては上位クラスのパフォーマンスを発揮できるでしょう。

 

CPUの性能比較

CPU PassMark CPU Markスコア
Core i9-9900K
19867
Core i7-9700K
17208
Core i7-9700
17114
Core i7-8700
15412
Magnate MH (Core i5-9400)
12944
Core i5-9400
12179
Core i5-8400
11229
Ryzen 5 3400G
9383
Core i3-9100
8784
Core i3-8100
8027
Pentium G5400
4969
Celeron G4930
3377

※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均

グラフィックス性能

グラフィックス機能としては、GeForce GTX 1650が使われます。エントリー (入門)向けのGPUなのでハイエンド~ミドルレンジのGPUには及びませんが、CPU内蔵グラフィックスよりもはるかに高性能です。

 

GPUの性能比較

GPU 3DMark Fire Strike Graphicsスコア
RTX 2080 Ti
32170
RTX 2070 SUPER
25322
RTX 2080
25205
RTX 2070
22856
RTX 2060 SUPER
20640
RTX 2060
17843
GTX 1660 Ti
15697
Magnate MH (GTX 1650)
9011
GTX 1650
8893
GTX 1050
6945
UHD 630 (Core i7)
1359
UHD 630 (Core i5)
1051

※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均

汎用的に使える高い性能

テスト スコア
Essentials (一般的な利用)
目標値4100
スコア8936
Productivity (ビジネス利用)
目標値4500
スコア7325
Digital Contents Creation (コンテンツ制作)
目標値3450
スコア6522

※スコアの目安はPCMark 10公式サイトによるもの

 

PCMark 10は、PCを使った各種作業の快適さを計測するベンチマークテストです。すべてのテストにおいて、目標スコアを大きく上回りました。さまざまな用途で使える、汎用性の高い機種です。

ゲーム系ベンチマーク結果

Magnate MHで使われているGTX 1650はエントリー向けとは言えゲーム用のGPUです。ゲーム系ベンチマークテストで快適さを計測したところ、なかなか優れた結果が出ました。重いゲームは画質を下げればなんとかプレー可能。少し重い程度なら、高画質でもプレー可能です。

 

ただしFPS / TPSで144Hz以上を狙うのには適していません。60~100Hzあたりでゲームをカジュアルに楽しみたい人向けです。

※テストはフルHDで実施

FF15ベンチ (重い / DX11)

FF15ベンチ
画質 スコア / 評価
高品質 3603 / 普通
標準品質 4988 / やや快適
軽量品質 6500 / 快適

※スコアが6000以上で「快適」

FF14ベンチ:漆黒のヴィランズ (やや重い / DX11)

FF14ベンチ
画質 スコア / 平均FPS
最高品質 9294 / 62.8 FPS
高品質 10593 / 71.4 FPS
標準品質 16130 / 115.6 FPS

※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安

ドラクエXベンチ (超軽い / DX9)

ドラクエXベンチ
画質 スコア / 評価
最高品質 21000 / すごく快適
標準品質 21124 / とても快適
低品質 22266 / すごく快適

クリエイティブ性能について

Photoshopベンチ

Magnate MH Photoshop

Photoshopベンチマーク「PugetBench for Photoshop」では、悪くない結果が出ています。超ハイエンドPCの50%程度の性能ではありますが、税込7万円台であることを考えれば価格のわりには優秀なパフォーマンスと言えるでしょう。よっぽどサイズの大きい画像を扱わない限り、普通に作業できる性能です。

Lightroomベンチ

Magnate MH Light room

RAW現像ソフト「Lightroom Classic」のベンチマーク「PugetBench for Lightroom Classic」では、GPUが影響するActive Tasks Score (操作の快適さ)のスコアが優秀です。CPU性能とストレージ性能が影響するPassive Tasks Score (ファイル出力の速さ)は、あまり伸びませんでした。数十枚規模の現像であれば、問題なく行なえるはずです。もしくはより高速なPCIe接続のSSDに換装するといいでしょう。

Premiere Proベンチ

Magnate MH Premiere

動画編集ソフト「Premiere Pro」のベンチマーク結果はいまひとつでした。動画編集には高いCPU性能とGPU性能が必要なので、この結果は仕方がないかもしれません。とは言えフルHDのシンプルかつ小規模な動画編集であれば問題ないはずです。

ギリ7万円台で高いパフォーマンス

Magnate MH 感想

よかった点

CPUはCore i5ですが、16GBメモリーとGTX 1650搭載で8万円切りは破格の値段! ベンチマーク結果をご覧いただければおわかりのとおり普段使いやビジネスはもちろん、ちょっとしたゲームやコンテンツ制作にも活用できます。すでにCPUもGPUも新世代のパーツがリリースされていますが、そのぶん価格が安い点が魅力です。

気になる点

スタンダードタイプとは言え、本体がやや大きい点が気になります。デスクに置くと少し圧迫感を感じるかもしれません。ジャマにならない場所に設置することをおすすめします。

Magnate MH

Magnate MH

税込7万9178円~

※2020年6月11日時点、価格や構成は変更されることがあります

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