MINISFORUM U700 レビュー:3万円台で8GBメモリー&SSD搭載の超コンパクトデスクトップPC【PR】

MINISFORUM U700 レビュー

MINISFORUM U700は手のひらサイズの超小型デスクトップPCです。価格は3万円台 (クーポン適用時)と安いにも関わらず、8GBメモリー+128GB SSD搭載で動作はそこそこサクサク。なにより設置に場所を取らない点が魅力です。
MINISFORUM U700

ポイント

  • 3万円台でそこそこのスペック
  • 超軽量&超コンパクト
  • Windows 10 Pro搭載

MINISFORUM U700のスペック

OS Windows 10 Pro
CPU Core i5-5257U
メモリー DDR3L 8GB SODIMM
※スロット×2
ストレージ 128GB SSD
グラフィックス Iris Graphics 6100
サイズ 幅136mm
奥行き120mm
高さ46mm
重量 380g

※2020年8月26日時点。構成は変更される場合があります


フォームファクター スモールフォームファクター (SFF)※独自仕様
SATAポート
M.2スロット 1 (ストレージ用、Type 2280、SATA)
光学ドライブ
ドライブベイ 2.5インチ×1
拡張スロット
有線LAN 1000Mbps×2
無線LAN 11a/b/g/n/ac
Bluetooth 対応
USB3.1
USB3.0 3 (前面×3)
USB2.0
USB Type-C 1
Thunderbolt 3
メモリーカード microSD
HDMI 1
VGA (D-sub15)
DisplayPort 1 (Mini)
DVI
シリアルポート
PS/2
付属品 電源アダプター、HDMI/MiniDPケーブル、取り付けブラケットなど
オフィス なし

この記事ではメーカーからご提供いただいた実機を使って、本体の外観や機能、実際の性能についてレビューします。

※クーポン適用で実売3万8000円前後 (2020年8月時点)

本体の外観

MINISFORUM U700は、超コンパクトなデスクトップPCです。設置面積は13.6cm×12cm。ちょっとした小物入れ程度の大きさで、机の上に置いてもジャマになりません。

MINISFORUM U700 箱

MINISFORUM U700の箱

MINISFORUM U700 箱のサイズ

箱も非常にコンパクト

MINISFORUM U700 箱の中身

箱のなかにはアダプターやケーブル、ブラケットなどが入っています

MINISFORUM U700 本体

コンパクトな本体

MINISFORUM U700 サイズ

大きさは幅136mm、奥行き120mm。若干横長です

MINISFORUM U700 サイズ

高さは46mm

MINISFORUM U700 重さ

重さは実測で335g

MINISFORUM U700 電源アダプター

付属の電源アダプターと合わせても472gしかありません

MINISFORUM U700 設置イメージ

17.3インチのモバイルディスプレイと組み合わせた設置イメージ。デスクトップPC環境をとてもコンパクトにまとめられます

MINISFORUM U700 収納

使わないときは収納することも可能です

付属のブラケットを使えば、VESAマウント対応のディスプレイに設置できます。

MINISFORUM U700 ブラケット

付属のブラケットはVESA 75/100に対応

MINISFORUM U700 VESA

取り付けブラケットをディスプレイ背面のVESAマウントに取り付けます

MINISFORUM U700 VESA

ブラケットにPC本体をはめ込めばOK

MINISFORUM U700 VESA

VESA対応のモバイルディスプレイにも設置できますが、背面側が置くなるので倒れないようにスタンドなどで固定する必要があります

インターフェースは一般的なデスクトップPCよりも少なめ。しかし周辺機器をもろもろ追加するのでなければ問題ない構成です。本体の小ささを活かすのであれば、キーボードやマウスはワイヤレスタイプがいいでしょう。

MINISFORUM U700 前面

前面にはUSB3.0×3と電源ボタン。右側の穴はマイクで録音が可能ですが音質はイマイチ。左の穴はシステムリセット用です

背面には有線LAN端子が2ポート用意されています。回線を2ポート使うことでデータ通信の冗長化や高速化を行なえるほか、回線をほかのPCで利用したり故障時の予備として利用するなどの用途が考えられます。どちらかと言えば企業の運用向けで、自宅で普通に使うぶんには特に意識する必要はないでしょう。

MINISFORUM U700 背面

背面は電源コネクターとMini DisplyaPort、HDMI、有線LAN×2、USB Type-C

なお販売ページではUSB Type-Cは4K@60Hzでの映像出力が可能とのことです。Type-Cで映像を出力する場合は、PCの電源を入れる前にケーブルでディスプレイと接続してください。またType-C出力はデル製のディスプレイには非対応とのことです。

MINISFORUM U700 右側面

右側面にはヘッドホン端子とmicroSDカードスロット

MINISFORUM U700 左側面

左側面にはなにもありません

分解方法とパーツ交換について

MINISFORUM U700はメモリーやストレージなどのパーツの交換 / 増設が可能です。利用するのはノートPC向けのパーツで、デスクトップPC向けではない点に注意してください。なお拡張ボードには対応していません。

MINISFORUM U700 底面

本体底面部。パーツを交換する際は、ふたつのネジを外します

MINISFORUM U700 分解

底面部のカバーを外した状態

MINISFORUM U700 ドライブベイ

この部分には2.5インチ7mm厚のストレージをセットできます

MINISFORUM U700 SSD増設

付属のネジを使って、ブラケットをストレージに固定

MINISFORUM U700 SSD増設

2.5インチSSDを追加した状態。ただし公式にはHDDのみのサポートで、SSDでは機能しない場合があるとのことです

MINISFORUM U700 分解

ブラケットを取り外すと、マザーボードが現われます

MINISFORUM U700 メモリースロット

メモリースロットは2基。メモリーの規格はDDR3L 1600 MT/s (PC3-12800)

MINISFORUM U700 ストレージ

ストレージはSATA接続のM.2 SSD。最大容量は1TB

MINISFORUM U700のベンチマーク結果

※ベンチマーク結果はパーツ構成やタイミング、環境、個体差などの要因で大きく変わることがあります

ストレージ性能

ストレージはSATA接続の128GB SSDです。アクセス速度はPCIe (NVMe)接続のSSDよりも劣りますが、HDDやeMMCよりはるかに高速。ウィンドウズのレスポンスも速く、ストレスを感じることなく利用できました。

MINISFORUM U700 ストレージ

ストレージのアクセス速度

ストレージのアクセス速度

CPU性能

MINISFORUM U700で使われているCore i5-5257Uは、いまから5年前にリリースされた第5世代 (Broadwell)の2コア/4スレッドCPUです。Core i5とは言え、性能はかなり低め。現在のノートPC向けCPUと比較すると、Core i3以下のパフォーマンスです。

ノートPC向けCPUとの性能比較

CPU PassMark CPU Markスコア
Core i5-1035G4
10844
Core i5-10210U
9584
Ryzen 5 3500U
8398
Core i3-10110U
5553
MINISFORUM U700 (Core i5-5257U)
4670
Ryzen 3 3200U
4609
Celeron N4120
2771
Celeron N4020
1665

※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均

デスクトップPC向けCPUと比較すると、Celeron以上Pentium以下といったところ。やはり性能はかなり低めです。

デスクトップPC向けCPUとの性能比較

CPU PassMark CPU Markスコア
Core i5-10400
12817
Core i5-9400
12179
Ryzen 5 3400G
9383
Core i3-9100
8784
Ryzen 3 3200G
7643
Pentium G5400
4969
MINISFORUM U700 (Core i5-5257U)
4670
Celeron G4930
3377

※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均

とは言え、値段が3万円台であることを考えれば性能が低いのは仕方がないでしょう。同価格帯のCeleron搭載スリム型PCよりは高性能ですし、なにより本体が非常に小さい点は大きな魅力です。軽い作業中であれば、問題なく利用できる性能です。

グラフィックス性能

グラフィックス機能としては、CPU内蔵のIris Graphics 6100が使われます。本来IrisシリーズはUHDより上位なのですが、5年前のCPUだけあってパフォーマンスはかなり低めです。ゲームやクリエイター向けソフトでの効果は期待できませんが、普段お作業がネット利用や文書作成中心であれば気にする必要はありません。

ノートPC向けGPUの性能比較

GPU 3DMark Fire Strike Graphicsスコア
GTX 1650
8513
GTX 1050
5912
MX250
3400
Iris Plus (Ice Lake)
2880
Radeon Vega 8 (Ryzen 5)
2251
Radeon Vega 3 (Ryzen 3)
1837
UHD (Comet Lake)
1335
MINISFORUM U700 (Iris 6100)
736
UHD 600 (Celeron N4120)
486

※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均

PCとしての汎用性

テスト スコア
Essentials (一般的な利用)
目標値4100
スコア4649
Productivity (ビジネス利用)
目標値4500

※計測不能

Digital Contents Creation (コンテンツ制作)
目標値3450

※計測不能

※スコアの目安はPCMark 10公式サイトによるもの

PCMark 10は、PCを使った各種作業の快適さを計測するベンチマークテストです。もっとも軽い一般利用のテスト (web閲覧、ビデオチャットなど)では、なんとか目標値をクリアーできました。普段の軽めの作業であれば問題なく使えるでしょう。

しかしそのほかテストでは、結果を計測できませんでした。ビジネス利用のテストは完走するものの、結果がうまく集計されません。またコンテンツ制作のテストでは、途中で電源が落ちてしまいます。

ビジネス利用のテストに関する不具合は、おそらくソフト側の問題だと思われます。電源がオフになる点については何回かテストを繰り返したところ、負荷の高いグラフィックス処理を行なうと発生することがわかりました。OpenCLなどの機能による不具合ではないため、おそらく試用機固有の問題だと思われます。初期不良のない個体であれば、問題なく動作するでしょう。

ゲーム系ベンチマーク結果

各種ゲームの快適さを調べたところ、ごく軽めのゲームでも解像度1920×1080ドットの最低画質では動きがカクカクでプレーには厳しい状態でした。解像度をグッと下げればそれなりに遊べるかもしれませんが、そこまでするならもっと高性能なPCを選んだほうがいいでしょう。ソリティアなどのごくごく軽いゲームであれば、普通にプレー可能です。

FF15ベンチ (重い / DX11)

FF15ベンチ
画質 スコア / 評価
高品質 ※計測不能
標準品質 ※計測不能
軽量品質 533 / 動作困難

※1920×1080ドットの結果。スコアが6000以上で「快適」

FF14ベンチ:漆黒のヴィランズ (やや重い / DX11)

FF14ベンチ
画質 スコア / 平均FPS
最高品質 540 / 2.7 FPS
高品質 558 / 2.8 FPS
標準品質 915 / 5.4 FPS

※1920×1080ドットの結果。平均60 FPS以上が快適に遊べる目安

ドラクエXベンチ (超軽い / DX9)

ドラクエXベンチ
画質 スコア / 評価
最高品質 1627 / 重い
標準品質 2340 / やや重い
低品質 2645 / やや重い

※1920×1080ドットの結果

デジタルサイネージなどにも利用可能

MINISFORUM U700はOSがWindows 10 Proですが、おそらくこれは”キオスクモード”を利用するためでしょう。

キオスクモードとはデジタルサイネージ (ディスプレイ広告)や公共機関の検索端末などで利用する特殊なモードで、特定のアプリしか動作しないように設定できます。

MINISFORUM N40 キオスクモード

Windows 10 Pro / Enterpriseなどで利用できるキオスクモード

軽い作業専用ならアリ

MINISFORUM U700 感想

よかった点

本体がとてもコンパクトである点が最大のポイントです。メモリーやストレージを交換 / 増設できるので、用途に応じてパワーアップするのもいいでしょう。有線LAN端子が2ポート付いていることからおそらく本来は特殊な用途向けだと思われますが、安くて小さくてユニークな機種なので、個人で使うのもアリです。

モバイルディスプレイと組み合わせれば極小のデスクトップ環境を構築できますし、リビングのテレビにつなげばちょっとした作業PCとして使えます。写真や動画を整理したりメールに返信したりなど、スマホやタブレットではちょっと面倒な作業を行なうのにおすすめです。

気になる点

CPUがCore i5と言いながらも、実際の性能は現行のCore i3以下である点が残念です。とは言え、値段が3万円台であることを考えれば仕方はないでしょう。これより性能が低くてデカいデスクトップPCが4万円程度で販売されていたりするので、それらの代わりとして検討してみてはいかがでしょうか。

※クーポン適用で実売3万8000円前後 (2020年8月時点)

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