マウス LUV MACHINES Slim iHS410解説 & iHS420 レビュー:第8世代CPU搭載のスリム型PC

マウス LUV MACHINES Slim iHS420 レビュー

マウスコンピューターのLUV MACHINES Slim iHS410は、本体の幅が狭いスリム型のデスクトップPCです。スリム型PCとしては拡張性が高く、メンテナンスも簡単。さらに第8世代Core iプロセッサーを搭載することで、高いパフォーマンスを実現しています。

LUV MACHINES Slim iHS420の概要

【主なスペック】CPU:Celeron / Core i3 / i5 / i7、メモリー:8GB(最大32GB)、ストレージ :HDD / SSD / グラフィックス:CPU内蔵 ※写真は前モデルのiHS420

LUV MACHINES Slim iHS410の特徴

スリムな本体

スリムな本体

本体の幅は10cm。標準的なミニタワー型のデスクトップPCよりも設置スペースが小さくてすむ点が魅力です。

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第8世代Core iプロセッサー対応

第8世代Core iプロセッサー対応

CPUは第8世代のCore i3/i5/i7で、前世代のCPUに比べて高いパフォーマンスを実現しています。

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パーツアップグレードが安い

パーツアップグレードが安い

マウスコンピューターの製品はパーツアップグレード代金が安い点が魅力。高性能なパーツを追加しても、他社メーカーの製品よりもコストをグッと抑えられます。

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現在はLUV MACHINES Slim iHS410が販売されていますが、ここでは前モデルのLUV MACHINES Slim iHS420の実機を使って、本体デザインや性能などをレビューします。最新モデルのLUV MACHINES Slim iHS410とはチップセットとマザーボードが異なる程度で、外観や機能はほぼ変わりません(わずかな違いは後述)。

マウス LUV MACHINES Slim iHS420

LUV MACHINES Slim iHS410

税込6万0264円から

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LUV MACHINES Slim iHS410のスペック

OS Windows 10 Home ※カスタマイズ可
CPU Core i3-8100 / Core i5-8400 / Core i7-8700 / Core i7-8700K ※カスタマイズ可
メモリー 8GB(最大64GB) ※カスタマイズ可
ストレージ 500GB HDD または 240GB SSD(SATA)+ 1TB HDD ※カスタマイズ可
グラフィックス Intel UHD Graphics 610/630(CPU内蔵)
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ / ブルーレイディスクドライブ ※カスタマイズ可
通信機能 1000BASE-T対応有線LAN ※無線LANの利用には子機が必要
インターフェース USB3.1(フルサイズ)×4(背面)、USB3.0×2(前面)、USB2.0×2(背面)、DisplayPort、DVI、、有線LAN、PS/2、ヘッドホン出力/マイク入力、オーディオ端子類
拡張スロット PCI Express x16 ×1、PCI Express x1 ×2 ※拡張スロットはLowprofileのみ対応
ドライブベイ 3.5インチ×2、2.5インチ×2
電源 300W(80PLUS BRONZE)
サイズ/重量 幅100×奥行き390×高さ363mm/約7.1kg

※2018年5月11日時点。構成や価格は変更される場合があります

付属のUSBキーボードとUSBマウス

標準付属のUSBキーボードとUSBマウス

2018年5月に従来のLUV MACHINES Slim iHS420が販売終了となり、新しくLUV MACHINES Slim iHS410が発売されました。前モデルとの大きな違いは、チップセットがハイエンド向けのZ370から低価格なB360に変更された点です。その影響で拡張スロットやUSB端子の構成などが微妙に変わっていますが、本体の外観や内部レイアウトはほとんど変わりません。性能についてもおそらく、あまり変わらないはずです。

記事ではiHS420の写真や検証結果を紹介していますが、iHS410でも大きく変わらないものと思われます。なおiHS410の検証結果については、機会があれば掲載します。

パーツカスタマイズ対応

LUV MACHINES Slim iHS410には、CPUやストレージ構成が異なる5種類の基本モデルが用意されています。

基本モデル

iHS410ED
Celeron 4GBメモリー 500GB HDD 税込6万0264円~
iHS410BD
Core i3 8GBメモリー 1TB HDD 税込7万6464円~
iHS410SD
Core i5 8GBメモリー 1TB HDD 税込8万6184円~
iHS410XD
Core i7 8GBメモリー 1TB HDD 税込10万5624円~
iHS410XD-SH2
Core i7 8GBメモリー 1TB HDD 税込11万6424円~

※2018年5月11日時点

基本構成はシンプルですが、購入時のカスタマイズ画面でパーツを追加/アップグレード可能です。用途や予算に応じて、パーツを選択してください。

パーツの選択

メモリーやストレージの種類などに加え、電源や光学ドライブなども選択できます

なおマウスコンピューターのPCは、ストレージのアップグレード代金が安い点が大きな魅力。パーツを自分で買って増設するのと、あまり値段が変わりません。パーツ交換に自信がない人におすすめです。

M.2 SSDの追加

M.2 SSD追加の料金例(2018年4月中旬時点)。512GBのPCIe接続M.2 SSDが税別1万8800円と、他社メーカーのモデルよりも追加料金が安い点が魅力です

本体の外観と内部

※ここからはiHS410の前モデルであるiHS420について解説していますが、新モデルでもほぼ同様だと思われます。

場所を取らないスリム型

LUV MACHINES Slim iHS420は本体の幅が10cm以下の「スリム型」に分類されるデスクトップPCです。このタイプのモデルは標準的なミニタワー型に比べて幅が半分程度しかなく、設置に場所を取りません。またより小さなコンパクト型に比べて拡張性が高く、拡張ボードやストレージの追加も可能です。

デスクトップの主な分類

ミドルタワー型 ミニタワー型 スリム型 コンパクト型
デスクトップのサイズ比較
拡張性:◎
省スペース性:×
冷却性能:◎
拡張性:○
省スペース性:△
冷却性能:○
拡張性:△
省スペース性:○
冷却性能:△
拡張性:×
省スペース性:◎
冷却性能:△

設置イメージ

23.8型ディスプレイと組み合わせた設置例

LUV MACHINES Slim iHS420の幅は10cmで、ほかのスリム型PCに比べると幅が1~1.5cm程度広めです。

前面と背面

フロントパネル(左)とバックパネル(右)

本体の幅

幅は10cm。5インチサイズのスマホよりもちょっと大きい程度

左側面

横向きの設置も可能ですが、設置の際は左側面の通気口をふさがないよう、右側面を下にします

インターフェースは十分な構成

周辺機器接続用のインターフェース(端子類)は、数も種類も十分な構成です。強いて言うなら、映像出力端子がHDMIとVGA(D-sub15ピン)に対応していない点がちょっと残念。これらの端子が必要な場合は変換アダプターを用意したり、グラフィックボードを追加するといいでしょう。

なおLUV MACHINES Slim iHS420は標準では無線LAN(Wi-Fi)に対応していない点に注意してください。無線LANでネットに接続する場合は、USB接続や拡張ボードタイプの無線LAN子機が必要です。

前面

前面のインターフェース

  • ① 光学ドライブ
  • ② メモリーカードスロット
  • ③ ヘッドホン出力/マイク入力
  • ④ USB3.0

I/Oパネル

背面I/Oパネルのインターフェース

  • ① USB2.0
  • ② PS/2(キーボード/マウス接続用)
  • ③ DVI
  • ④ DisplayPort
  • ⑤ USB3.0
  • ⑥ 1000BASE-T対応有線LAN
  • ⑦ オーディオ端子類

※iHS420BD(Core i3モデル)の場合。iHS410では⑤のUSB3.0がUSB3.1に変更されています

光学ドライブ

光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブかブルーレイディスクドライブを選択可能

正面のフィルター

正面のフィルターは取り外し可能。ホコリをこまめに取り除くことで、熱によるパーツの劣化を抑えられます

スリムなのに拡張性が高い

LUV MACHINES Slim iHS420はほかのスリム型PCよりも幅がやや広いのですが、そのぶん拡張性が高い点がポイント。ストレージ用のドライブベイは4つ、メモリースロットは4基、さらにPCIe接続のM.2スロットを2基用意しています。内部は比較的スペースに余裕があるので、パーツの交換やメンテナンスも容易に行なえるでしょう。

カバーを外した状態

カバーは取り外し可能

カバーを外した状態

カバーを外した状態。マザーボードはMicroATXでチップセットはZ370 ※iHS420の場合。iHS410ではチップセットがB360に変更されています

CPUとメモリー

CPUとメモリー周り。メモリースロットは4基で、最大容量は64GB ※iHS410はメモリースロットは2基で最大容量は32GB

拡張スロット

拡張スロットとPCIe対応のM.2スロット×2 ※iHS410ではPCIExpress x16が1基

電源

電源は300W(80PLUS BRONZE)

ドライブベイ

3.5インチドライブベイ×2

ドライブベイ

2.5インチドライブベイ

消費電力と駆動音、CPU温度について

※ここではiHS410の前モデルであるiHS420について解説していますが、新モデルでもほぼ同様だと思われます。

今回の検証では、Core i3-8100搭載の LUV MACHINES Slim iHS420BD を使いました。下位モデルの標準構成ですので、Core i5/i7搭載の中上位モデルとは結果が大きく変わる可能性があります。

なお検証/ベンチマーク結果はパーツ構成や個体差、環境、タイミングなどによって大きく変わる点をあらかじめご了承ください。

試用機のスペック

OS Windows 10 Home
CPU Core i3-8100
メモリー 8GB
ストレージ 500GB HDD
グラフィックス Intel UHD Graphics 630(CPU内蔵)

消費電力は前世代よりもちょっと高い

消費電力は、デスクトップPCとしては標準的です。ただし前世代のCore i3-7100を搭載したモデルに比べて、やや高くなっているように見えます。CPU性能が向上していることを考えれば、仕方がないでしょう。もっとも、電気代が大きく変わるほどの差ではありません。

1分間の平均消費電力

待機中 動画視聴 動画変換 3Dゲーム
LUV MACHINES Slim iHS420BD 19.8W 24W 66W 54.6W
※参考 Core i3-7100搭載スリム型PC 16.2W 18W 52.2W 42W

※消費電力の計測方法はコチラ

駆動音は控えめ

試用機では省電力性能の高いCore i3が使われていたため、駆動音(ファンの回転音や排気音など)は控えめでした。ただし上位のCore i5/i7搭載モデルでは発熱量が増えるため、駆動音が大きくなる可能性があります。より静かに使いたい場合は、電源やCPUグリスなどを上位パーツにアップグレードすることをおすすめします。

駆動音の計測結果

電源オフ 36.8dBA
待機中 39.2dBA ファンの回転音がうっすらと聞こえる
動画視聴 39.6dBA 同上
動画変換 42.4dBA 回転音がちょっと大きくなるが、気になるほどではない
3Dゲーム 41.8dBA ファンの回転音がうっすらと聞こえる

※駆動音の計測方法はコチラ

Core i3ならCPU温度は低い

CPUの最大温度は68度で、それほど高くはありません。熱によるほかのパーツへの影響は気にしてなくてもいいでしょう。ただし上位CPUを搭載したモデルでは、より高温になることが予想されます。

CPUの最高温度

待機中 動画視聴 動画変換 3Dゲーム
46℃ 43℃ 68℃ 59℃

※本体温度の計測方法はコチラ

起動時間は30秒程度

起動時間(電源ボタンを押してからデスクトップが表示されるまでの時間)は平均30秒程度で、HDD搭載機としては標準的かやや速い程度でした。ただしHDDでは使い続けるうちに、起動時間がだんだん長くなる可能性があります。快適に使いたい場合は、より高速なSSDの利用をおすすめします。

起動時間の計測結果(手動による計測)

1回目 2回目 3回目 4回目 5回目 平均
32.4秒 30.8秒 30.2秒 29.9秒 28.7秒 30.4秒

LUV MACHINES Slim iHS420のベンチマーク結果

※ここではiHS410の前モデルであるiHS420について解説していますが、新モデルでもほぼ同様だと思われます。

ストレージ性能

試用機ではストレージに500GB HDDが使われていました。標準的なHDDに比べて、アクセス速度はやや速めです。ただし快適さはSSDのほうが圧倒的に上。可能であればHDDはデータ保存用として使い、システムストレージ向けに高速なSSDを使うことをおすすめします。

CrystalDiskMark

500GB HDDのアクセス速度

ストレージ別アクセス速度の目安

ストレージ別アクセス速度の目安

CPU性能

LUV MACHINES Slim iHS420は、第8世代のCore iプロセッサーを搭載しています。試用機では下位CPUのCore i3-8100が使われていましたが、ベンチマークテストでは前世代のCore i5-7400を上回る結果が出ました。Core i3搭載の下位モデルでも日常的な作業には十分な性能です。

CINEBENCH R15

CPU性能を計測する「CINEBENCH R15」の結果とほかのCPUとの比較 ※当サイト計測の平均値

PassMark PerformanceTest 9.0

「PassMark PerformanceTest 9.0」の「CPU Mark」の結果とほかのCPUとの比較 ※当サイト計測の平均値

3D性能

LUV MACHINES Slim iHS420はグラフィックス機能にCPU内蔵のIntel UHD Graphics 630を使います。GeForceシリーズなどの専用チップを使ったモデルに比べると、3D性能はかなり低め。CPUがCore i5/i7であれば多少は改善しますが、劇的に変わるほどではありません。もっとも、3Dゲームをプレーするのでなければ気にする必要はないでしょう。

3DMark

「3DMark」の「Fire Strike」ベンチマーク結果と、ほかのGPUとの性能差 ※当サイト計測の平均値

ドラクエ10など軽めのゲームであれば、画質や解像度を低くすることである程度は遊べそうです。中規模クラス以上のゲームは厳しいので、どうしてもプレーしたい場合はGeForce GTX 1050 Ti以上のグラフィックボード(ロープロファイルのみ)の追加をおすすめします。

ゲーム系ベンチマーク結果(フルHD)

FF14ベンチ FF14:紅蓮のリベレーター(DX11) ※中規模クラスの目安
最高品質 高品質(デスクトップPC) 標準品質(デスクトップPC)
888(動作困難)※5.170 FPS 926(動作困難)※5.394 FPS 1768(設定変更を推奨)※11.312 FPS
ドラゴンクエストX ドラゴンクエストX ※軽めのゲームの目安
最高品質 標準品質 低品質
3940(普通) 5374(快適) 6368(快適)

VR性能

Windows MR(Mixed Reality)のテストアプリを試したところ、「一部の機能が制限される」との評価。そこで実際にWindows MRを利用できるのか試してみました。

Windows Mixed Reality PC Check

Windows Mixed Reality PC Checkの結果

まずLUV MACHINES Slim iHS420はBluetooth非対応なので、Bluetoothアダプターを追加。さらにヘッドセットの利用に必要なHDMI端子がないため、DVI-HDMI変換アダプターを使ってヘッドセットを接続しました。

Windows MRアプリを利用しようとしたのですが、「複合現実ポータル」アプリの映像がヘッドセットに表示されません。アプリは起動している状態で機器は認識されているのですが、なにか問題が発生しているようです。Core i5/i7なら動作するかもしれませんが、Core i3モデルでWindows MRは考えないほうがいいでしょう。

第8世代Core iプロセッサーでより高性能に!

今回は第8世代のCore i3-8100搭載モデル「LUV MACHINES Slim iHS420BD」をレビューしましたが、CPU性能のベンチマークでは前世代のCore i5-7400を上回る結果が出ています。同じ第8世代のCore i5/i7であれば、より優れた結果となるでしょう。いまデスクトップPCを買うなら、第8世代搭載モデルがおすすめです。

加えてLUV MACHINES Slim iHS420はスリム型PCとしては拡張性が高く、メモリーを増設したりストレージ/拡張ボードを追加することで長期間快適に利用できます。コスパの高いモデルを探している人は、検討してみてはいかがでしょうか。

LUV MACHINES Slim iHS420まとめ

パワフルなCPU搭載&拡張性が高い点が魅力

LUV MACHINES Slim iHS420のまとめ

  • スリムなボディ
  • スリム型としては拡張性が高い
  • パワフルな第8世代CPU搭載

マウス LUV MACHINES Slim iHS420

LUV MACHINES Slim iHS410

税込6万0264円から

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