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デル OptiPlex 7070 ウルトラ レビュー:ディスプレイスタンドに内蔵する小型デスクトップPC

デル OptiPlex 7070 ウルトラ レビュー

デルのOptiPlex 7070ウルトラは、小型サイズのデスクトップPCです。付属のディスプレイスタンドに内蔵することで、PC本体を完全隠すことが可能。別途ディスプレイを用意すれば、一体型PCのように使えます。※ディスプレイは別売り
OptiPlex 7070 ウルトラ

ポイント

  • PC本体がジャマにならない
  • パーツカスタマイズ対応
  • 3年間のサポート付き

Optiplex 7070 ウルトラのスペック

CPU ・Core i3-8145UE
・Core i3-8145U
・Core i5-8265U
・Core i5-8365U
・Core i7-8565U
メモリー 4~32GB
ストレージ ・HDD
・SSD
※デュアル可
グラフィックス UHD 620
チップセット ※CPU統合型
電源 65W 電源アダプター

※2020年2月27日時点。構成は変更される場合があります


フォームファクター ※独自仕様
SATAポート 1
M.2スロット 2 (Wi-Fi×1 + ストレージ×1)
光学ドライブ
ドライブベイ 2.5インチ×1
拡張スロット
有線LAN 1000Mbps
無線LAN 11a/b/g/n/ac
Bluetooth 4.2
USB3.1 3 (Gen 2×2、Gen1×1)
USB3.0
USB2.0
USB Type-C 2 (USB3.1 Gen2)
Thunderbolt 3
メモリーカード
HDMI
VGA (D-sub15)
DisplayPort ※Type-C経由
DVI
サイズ 幅9.61mm
奥行き25.62mm
高さ2.77mm
※PC本体
重量 約525g ※PC本体
付属品 USBマウス、USBキーボード、電源ケーブルなど

 

この記事ではメーカーからお借りした実機を使って、本体の外観や機能、実際の性能についてレビューします。

 

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OptiPlex 7070 ウルトラ

OptiPlex 7070 ウルトラ

税込7万8302円~

※2020年2月27日時点、20%オフクーポン適用時

本体の外観

ディスプレイスタンドに内蔵するPC

OptiPlex 7070 ウルトラの本体は非常にコンパクト。大きさは幅9.61×奥行き25.62×高さ2.77mmで、薄い筆箱のようなサイズ感です。

 

 OptiPlex 7070 ウルトラ 本体

OptiPlex 7070 ウルトラの本体

 

 OptiPlex 7070 ウルトラ 背面

背面

 

 OptiPlex 7070 ウルトラ サイズ

重量は525gと軽く、片手でも楽々と持ち上げられます

 

最大の特徴は、PC本体をディスプレイスタンドに内蔵できる点です。また専用マウント (取付け金具)を使えば、ディスプレイアームにも取り付けられます。PC本体をディスプレイの裏に取り付けるので、デスクの上でジャマになりません。

 

OptiPlex 7070 ウルトラ スタンド

オプションとして用意されているスタンド / マウント

 

OptiPlex 7070 ウルトラ スタンド

今回試用した高さ調節可能スタンド。スタンドやマウントの種類は、購入時のオプションで変更できます

 

 OptiPlex 7070 ウルトラ 設置

PC本体とディスプレイスタンドの背面カバー

 

OptiPlex 7070 ウルトラ 設置

PC本体をカバーにセット

 

OptiPlex 7070 ウルトラ 設置

電源アダプターや有線LAN、USBレシーバーなどを必要に応じて接続

 

OptiPlex 7070 ウルトラ 設置

カバーをスタンドにセット

 

OptiPlex 7070 ウルトラ 設置

ディスプレイスタンドに設置した状態

 

OptiPlex 7070 ウルトラ ディスプレイの設置

VESA対応ディスプレイをセット。写真はマウント部分がはめ込み式ですが、ネジ使用のVESA100マウントもスタンドに付属しています

 

OptiPlex 7070 ウルトラ 配線

ディスプレイとPCをケーブルで接続。今回は2本の電源ケーブルを使っていますが、Type-C給電が可能なディスプレイならケーブルの本数を減らせます

 

OptiPlex 7070 ウルトラ 設置イメージ

設置イメージ。ディスプレイは23.8インチ

 

OptiPlex 7070 ウルトラ キーボード マウス

標準ではUSBキーボードとUSBマウスが付属しますが、オプションで種類を変更可能です。今回はワイヤレスキーボード / マウス (KM636)を試用しました

インターフェースは少ない

周辺機器接続用のインターフェース (端子類)は多くありません。USB端子は5ポート (うち2ポートはType-C)で、あとは有線LAN端子やヘッドホン端子程度。スタンダードノートPCと同程度ですが、デスクトップPCとしては少なめです。またスタンドに収納した状態で抜き差しできるのはUSB端子2ポート程度なので、USB機器を頻繁に入れ替えるような使い方には向いていません。

 

OptiPlex 7070 ウルトラ 底面部

底面部にはUSB3.1、有線LAN、電源コネクター、USB Type-C

 

OptiPlex 7070 ウルトラ 天面部

天面部には電源ボタン

 

OptiPlex 7070 ウルトラ 電源ボタン

収納時の電源ボタンはスタンド上部

 

OptiPlex 7070 ウルトラ 左側面

左側面にはヘッドセット端子、USB Type-C、USB3.1

 

OptiPlex 7070 ウルトラ 右側面

右側面には盗難防止用のセキュリティースロット

 

OptiPlex 7070 ウルトラ 端子

スタンド収納時でも、側面の端子類は利用できます

フレキシブルに動かせる高さ調節可能スタンド

今回の検証では、高さ調節可能スタンド (OptiPlex Ultra Height Adjustable スタンド)を試用しました。高さや画面の角度を比較的自由に変える点が特徴です。

 

OptiPlex 7070 ウルトラ スタンド

高さ調節可能スタンド。19~27インチのVESAマウント対応ディスプレイを利用できます

 

OptiPlex 7070 ウルトラ 高さ調節

高さ調節はこれくらい

 

OptiPlex 7070 ウルトラ チルト

前後のチルト角度

 

OptiPlex 7070 ウルトラ スイーベル

左右のスイーベル角度

 

OptiPlex 7070 ウルトラ ピボット

画面を90度回転させるピボット機能にも対応 

OptiPlex 7070 ウルトラのベンチマーク結果

試用機のスペック

モデル名 プレミアムモデル(SSD搭載)
CPU Core i5-8365U
メモリー 8GB
ストレージ 256GB SSD
グラフィックス UHD 620 (CPU内蔵)

※ベンチマーク結果はパーツ構成やタイミング、個体差などによって大きく変わる場合があります

ストレージ性能

ストレージ構成にはSSDまたはHDDが使われています。試用機ではPCIe接続の高速なSSDが使われていました。HDDのほうが容量は大きいのですがアクセス速度が遅く、ファイルのやり取りやウィンドウズの起動が遅い可能性があります。快適に使うなら、SSDの利用をおすすめします。

 

OptiPlex 7070 ウルトラ アクセス速度

256GB SSDのアクセス速度

 

ストレージのアクセス速度

ストレージのアクセス速度

 

なお標準では500GB HDDまたは256GB SSDですが、購入時のオプションで容量を変更したりSSD + HDD / SSD + SSDのデュアルストレージ構成を選んだりできます。容量の大きいファイルを扱うことが多いなら、SSD + HDDの構成がおすすめです。

CPU性能

CPUとしてはCore i3 / i5 / i7が用意されおり、購入時のパーツカスタマイズで変更可能です。なおCore i5-8365Uのみ、vPro (大企業向けの管理機能)に対応しています。

 

性能はデスクトップPCとしてはやや控えめです。これはCPUとしてデスクトップ向けのSシリーズ (Core i5-9400やCore i7-9700など)ではなく、ノートPC向けのUシリーズが使われているため。消費電力の低いノートPC向けCPUを使うことで、スタンドに収納できるほど小さな本体を実現しているのです。

 

CPUの性能比較

CPU PassMark CPU Markスコア
Core i9-9900K
19867
Core i7-9700K
17208
Core i7-9700F
17034
Core i7-9700
16409
Core i7-8700
15412
Core i5-9400F
12043
Core i5-9400
11392
Core i5-8400
11229
OptiPlex 7070 Ultra (Core i5-8365U)
8839
Core i3-9100
8784
Core i3-8100
8027

※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均

グラフィックス性能

グラフィックス機能としては、CPU内蔵のUHD Graphics 620を使用します。デスクトップPC向け外付けGPUに比べると性能は低いのですが、内蔵タイプのGPUとしては標準的なパフォーマンスです。ゲームやプロ用のクリエイター向けソフトでの効果は見込めません。文章や数値データなどの処理に適しています。

 

GPUの性能比較

GPU 3DMark Fire Strike Graphicsスコア
GTX 1650
8893
GTX 1050
6945
UHD 630 (Core i7)
1359
OptiPlex 7070 Ultra (UHD 620)
1091
UHD 630 (Core i5)
1051

※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均

ビジネスには快適

テスト スコア
Essentials (一般的な利用)
目標値4100
8376
Productivity (ビジネス利用)
目標値4500
6521
Digital Contents Creation (コンテンツ制作)
目標値3450
3085

※スコアの目安はPCMark 10公式サイトによるもの

 

PCを使った作業の快適さを計測するPCMark 10のテスト結果は上記のとおり。Core i5-8365U搭載モデルでは、一般的な利用やビジネス利用の目標スコアを大きく上回っています。ビジネスには快適に利用できるでしょう。ただし動画や写真、3Dなどのコンテンツ制作には向いていません。

 

なおCPUにCore i3-8145Uを選んだとしても、ビジネス利用には問題ない結果が出ると思われます。

価格について

OptiPlex 7070にはパーツ構成の異なる複数のモデルが用意されていますが、ベースは以下の4種類です。

 

もっとも高い「[CUSTOM]-OptiPlex 7070 Ultra」モデルはフルカスタマイズ対応で、すべてのCPUやメモリー容量、ストレージ構成を選択できます。ただし20%オフクーポンは利用できないので注意してください (大口の電話注文向きです)。

 

そのほかのモデルもパーツカスタマイズに対応していますが、モデルによって選べるパーツの種類に違いがあります。

 

ラインナップ

ベーシックモデル
Core i3 4GBメモリー 500GB HDD 7万円代後半
プレミアムモデル(SSD搭載)
Core i5 8GBメモリー 256GB SSD 10万円前後
プレミアムモデル
Core i5 8GBメモリー 500GB HDD 9万円台
[CUSTOM]-OptiPlex 7070 Ultra
Core i5 8GBメモリー 256GB SSD 19万2018円

※2020年2月27日時点。価格は税込 & 20%オフクーポン適用時

 

なおOptiPlex 7070 ウルトラは標準で3年間のサポートサービス (修理対応 & 24時間電話サポート)が付いています。本来は有料のサポートサービスを利用できることを考えれば、トータルでのコスパは悪くありません。

柔軟な運用が可能なミニPC

OptiPlex 7070 ウルトラ 感想

よかった点

本体をスタンド内に収納できるので、デスク上に設置場所が必要ない点が最大の魅力です。一体型PCとの違いはディスプレイを含めたトータルサイズが小さい点と、好みや業務内容に応じてディスプレイのサイズを選べる点。またすでに対応ディスプレイを持っているなら、導入コストを下げられるメリットも挙げられます。小さいからこそ柔軟な運用が可能です。

気になる点

デスクトップPCとしてはCPUがやや非力ですが、文章や数値データ主体の作業であれば問題ないでしょう。設置にやや手間がかかりますが、それも初回だけです。あとはインターフェースが少ない点でしょうか。周辺機器をいろいろ使うなら、USB Type-Cドックの利用をおすすめします。

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OptiPlex 7070 ウルトラ

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