マイクロソフトの10インチタブレットSurface Goと同時に、Surfaceシリーズ向けのアクセサリーとして販売されているSurface モバイルマウスを購入しました。
Surface Goとタイプカバー、Surcaeモバイルマウスを同時に購入
Surface モバイルマウス
Surfaceシリーズはタッチパッドのデキがいいので、かならずしもマウスは必要ありません。しかし、やはり細かな作業にはマウスがあったほうが便利だろうと判断したのが購入の理由です。
カラーはタイプカバーと同じコバルトブルーを選択
Surfaceシリーズ用に作られているだけあって、Surface Go本体やタイプカバーとのデザイン的な相性はバッチリです。
Surface GoとSurface モバイルマウス
タイプカバーの裏面は色が少し薄いのですが、それでも並べるとデザインに統一感があります
デザイン的にピッタリというだけでも買う価値があるのですが、Surfaceモバイルマウス自体も非常に薄くコンパクトで、持ち歩きに適しています。
高さはわずか25.8mm。とても薄いので、バッグに入れてもかさばりません
ただあまりにも薄いため、マウス全体を握るような使い方には適していません。マウスの上に手を乗せるような、いわゆる”かぶせ持ち”で使うことになります。
マウスの上に手を乗せるようにして操作します
筆者は普段デスクトップPCで作業するのに、ロジクールのMX MASTER 2Sを使っています。このマウスは握ったときに手のひらが自然な形にフィットするエルゴノミクスデザインを採用しており、特に親指あたりにグリップ感があります。
しかしSurface モバイルマウスはフォルムが左右対称でくぼみはなく、MX MASTER 2Sほどのグリップ感はありません。Surfaceモバイルマウスを使い始めたときに、その点にちょっと違和感を感じました。ただ左手でも普通に操作できるという点はメリットです。
Surfaceモバイルマウス(左)とロジクールのMX MASTER 2S(右)
Logicool ロジクール MX2100sGR MX Master 2S ワイヤレスレーザーマウス グラファイト FLOW機能付 Bluetoot...
また操作に使うボタンは左右ボタンとホイールボタンのみで、サイドボタンやチルトホイールには対応していません。多機能マウスを使っていると物足りなさを感じるかもしれませんが、逆にシンプルなほうがいいという人もいるでしょう。
ボタンは左右ボタンとホリールボタンのみ
背面側
ホイールボタンの動きはやや固めですが、スクロール操作には問題ありません。ただ筆者はもう10年くらいロジクール製マウスの高速スクロールホイールを利用してきたので、スクロール速度にはちょっと不満があります。またスクロールについては、タッチパッドで2本指を使ったほうが動きがなめらかで高速に動きました。
ホイールボタンの操作性についてはいまひとつの印象。ホイールクリックもけっこう固めです
公式スペックには分解能について表記がありませんが、カーソルの反応は上々です。センサーの感度もよく、デスクやアクリル板の上でもスムーズに動きました。
Surfaceモバイルマウスの底面部。センサーは青色レーザーで、その下にはBluetooth接続用のボタンがあります
接続方式はBluetoothで、目立った遅延は感じられません。しばらく使っていない状態で急に動かすとわずかな間がありますが、これはワイヤレスマウス全般で見られる症状です。
ユニークなのは、電池収納部分のカバーがマグネット方式になっている点です。底面部の突起のあるあたりを軽く押すとカバーが浮き上がり、そのまま取り外せます。はめ込み用の突起などはなく取り外しがとても簡単ですが、使用中にカバーが外れてしまうようなことはありません。
マグネット式で取り外しが簡単なカバー
電池は単4×2本
バッテリー駆動時間は非常に長く、「典型的な使用で」最大12ヵ月とのこと。1年間もつのは、相当長持ちじゃないですか?
重さは公称値で78g、実測値で79gでした。非常に軽いので、操作時に手首への負担を感じません。
重さは実測79g
実際に使ってみたのですが、使い始めは”かぶせ持ち”に違和感があったものの、すぐに慣れて自然に使えるようになりました。ボタンのクリックも軽く、手に負担がほとんどかかりません。軽い力と少しの動きで操作できるので、狭い場所でも問題なく利用できるでしょう。
操作には余計な力が必要なく、狭い場所でも軽快に利用できます
薄くて軽くコンパクトなので、バッグのなかに入れてもジャマにならないのは大きなメリットです。Surface Goだけでなく、ほかのモバイルノートPCでの利用にもおすすめします。
ただ持ち歩きだけを考えるなら、さらに薄く変形できるSurface Arcマウスのほうが有利かもしれません。
ということで、今回はSurfaceモバイルマウスの外観や操作感について紹介しました。当サイトでは今後、Surface Go本体や各種アクセサリ、アプリの使い勝手などについて、より詳細な検証を行なう予定です。検証結果は別の記事で公開するので、いましばらくお待ちください。更新情報は当サイトのtwitterアカウントでお知らせするので、フォローしていただくことをおすすめします。
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