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New Vostro 3000シリーズ スモールデスクトップ (3470) レビュー:小さくて安いのに高性能!

New Vostro 3000シリーズ スモールデスクトップ (3470) レビュー
デルのNew Vostro 3000シリーズ スモールデスクトップ (3470) (以下、”Vostro 3000(3470)”は、本体がコンパクトなスリム型デスクトップPCです。価格は税込5万円台からとリーズナブルであるにも関わらず、第8世代の高性能なCPUを搭載している点がポイント。ビジネスからプライベートまで幅広く使える手堅いモデルです。

 

Vostro 3470 スペック概要

【主なスペック】CPU:Core i3/i5/i7、メモリー:4/8GB、ストレージ :HDDまたはSSD / グラフィックス:Intel UHD Graphics 610

 

この記事ではメーカーからお借りしVostro 3000(3470)について、本体の外観や機能、実際の性能をレビューします。

 

 

法人モデルは個人でも購入可能

Vostro 3000(3470)は法人向けのデスクトップPCで、企業や官公庁、自治体、各種団体向けに販売されています。しかし個人事業主や自営業の方でも購入可能です。公式サイトから注文すれば、所属確認などは必要ありません。

 

Vostro 3470

New Vostro 3000シリーズ スモールデスクトップ (3470)

税込5万円台から

Vostro 3000 (3470)のスペック

OS Windows 10 Home ※Proに変更可
CPU Core i3-8100 / Core i5-8400 / Core i7-8700
チップセット Intel H370 Chipset
メモリー 4/8GB
ストレージ 1TB HDD または 256GB M.2 SSD
グラフィックス Intel UHD Graphics 630
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
通信機能 1000BASE-T対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0
インターフェース USB3.1 Gen1(フルサイズ)×2(前面)、USB2.0×4(背面)、VGA(D-sub15ピン)、HDMI、有線LAN、SDメモリーカード、ヘッドホン出力/マイク入力、オーディオ端子類
拡張スロット PCI Express x16 ×1、PCI Express x1 ×1、M.2スロット
ドライブベイ 3.5インチ×1
電源 200W
サイズ/重量 幅92.6×奥行き293×高さ290mm/約4.35kg
セキュリティー TPM2.0、マカフィー スモール ビジネス セキュリティ12ヵ月版、セキュリティースロット
サポート メーカー保証1年間 ※有料サービス対応

※2018年11月20日時点。構成は変更される場合があります

 

キーボードとマウス

標準付属のUSBキーボードとUSBマウス

Vostro 3000(3470)のラインナップ

Vostro 3000(3470)には全部で14種類のモデルが用意されていますが、基本となるのは以下の5種類です。あとは納期やOfficeの有無、OSのエディションなどが異なります。

 

ラインナップ

ベーシックモデル(即納モデル)
Core i3 4GBメモリー 1TB HDD 税込5万円台から
プレミアムモデル(即納モデル)
Core i5 4GBメモリー 1TB HDD 税込6万円台から
プレミアムモデル
Core i5 8GBメモリー 1TB HDD 税込7万円台から
プレミアムモデル(大容量メモリ・SSD搭載)
Core i5 8GBメモリー 256GB SSD 税込7万円台から
プラチナモデル
Core i7 8GBメモリー 1TB HDD 税込8万円台から

※2018年11月20日時点。構成や価格は変更される場合があります

本体の外観と内部

スリム型のなかでも特にコンパクト

Vostro 3000(3470)は名称に「スモールデスクトップ(あるいは”New スモールシャーシ”) 」とあるように、本体がコンパクトなデスクトップPCです。接地面積が小さいので、小さなデスクに置いてもジャマになりません。

 

デスクトップの主な分類

ミドルタワー型 ミニタワー型 スリム型 コンパクト型
デスクトップのサイズ比較
機能:◎
拡張性:◎
省スペース性:×
冷却性能:◎
機能:◎
拡張性:○
省スペース性:△
冷却性能:○
機能:○
拡張性:△
省スペース性:○
冷却性能:△
機能:△
拡張性:×
省スペース性:◎
冷却性能:△

 

 

Vostro 3470 設置イメージ

設置イメージ ※液晶ディスプレイは21.5インチ

 

Vostro 3470 前面と背面

フロントパネル(左)とバックパネル(右)。幅は92.6mm

 

Vostro 3470 左側面

奥行きは293mmで、高さは290mm。スリム型PCのなかでも特にコンパクトです

インターフェースは十分な構成

周辺機器接続用のインターフェース(端子類)はそれほど多くはありませんが、文書作成や事務処理中心であれば十分な構成です。光学ドライブとしてDVDスーパーマルチドライブを搭載しているので、DVDビデオの作成やファイルのバックアップにも対応できます。

 

Vostro 3470 前面のインターフェース

前面のインターフェース

  • ① DVDスーパーマルチドライブ
  • ② 電源ボタン
  • ③ SDメモリーカードスロット
  • ④ ヘッドホン出力
  • ⑤ USB3.1 Gen1(フルサイズ)

 

Vostro 3470 光学ドライブ

DVDの再生と書き込みが可能なDVDスーパーマルチドライブを搭載

 

Vostro 3470 背面のI/Oパネル

背面I/Oパネルのインターフェース

  • ① オーディオ端子類
  • ② VGA(D-sub15ピン)
  • ③ HDMI
  • ④ USB2.0×4
  • ⑤ 1000BASE-T対応有線LAN

パーツ交換は手間がかかる

Vostro 3000(3470)ではストレージやメモリーの交換/増設が可能です。本体がコンパクトなのでパーツ交換がちょっと面倒ですが、パソコンの自作や組み立てに慣れていなくても問題なく行なえるでしょう。

 

Vostro 3470 パネルを取り外した状態

左側面のパネルを外したあと、正面のパネルも外します

 

Vostro 3470 ストレージの取り外し

3.5インチドライブベイにあるHDDを取り外します

 

Vostro 3470

HDDを取り外したあと、ドライブベイ全体と光学ドライブを外します

 

Vostro 3470 メモリースロット

ドライブ類を取り外すと、メモリースロットが現われます

 

Vostro 3470 マザーボード

Vostro 3000(3470)のマザーボード

消費電力と駆動音、CPU温度について

今回の検証ではCPUにPentium G5400を搭載したエントリー・プラスモデルを使いましたが現在このモデルは販売が停止されており、Core i3/i5/i7搭載モデルのみ販売されています。Core iプロセッサー搭載モデルとは結果が大きく異なるため、参考程度に考えてください。

 

試用機のスペック

OS Windows 10 Home
CPU Pentium Gold G5400
メモリー 4GB
ストレージ 1TB HDD
グラフィックス Intel UHD Graphics 610

消費電力について

消費電力の計測結果は以下のとおり。省電力性能の高いCPUが使われているため、高負荷時でも消費電力は控えめです。

 

1分間の平均消費電力(室温27.4℃)

待機中 動画視聴 動画変換 3Dゲーム
13.2W 21W 46.2W 42.6W

※消費電力の計測方法はコチラ

駆動音について

低負荷時の駆動音(ファンの回転音や排気音など)は控えめですが、高負荷時にはやや大きく聞こえました。と言ってもゲーム向けのPCではないので、実利用ではそれほど気にならないと思います。

 

駆動音の計測結果(室温27.4℃)

電源オフ 36.9dBA
待機中 40.2dBA 回展音が少し聞こえるが気にならない
動画視聴 41.2dBA 同上
動画変換 46.7dBA 排気音と回転音がはっきりと聞こえる
3Dゲーム 49.4dBA 回転音とHDDのアクセス音が少し気になる

※駆動音の計測方法はコチラ

CPU温度について

CPU温度は最大でも63度で、それほど高くはありません。この程度であれば、パフォーマンスの低下やパーツの劣化を心配する必要はないでしょう。ただしCore i5/i7モデルでは、CPUの熱がグンと高くなる可能性があります。

 

CPUの最高温度(室温27.4℃)

待機中 動画視聴 動画変換 3Dゲーム
43℃ 49℃ 63℃ 56℃

※本体温度の計測方法はコチラ

ベンチマーク結果

試用機のスペック

OS Windows 10 Home
CPU Pentium Gold G5400
メモリー 4GB
ストレージ 1TB HDD
グラフィックス Intel UHD Graphics 610

ストレージ性能

試用機ではストレージに1TB HDDが使われていました。アクセス速度はHDDとしては標準よりもやや速めです。ただしSSDよりもアクセス速度は遅く、ウィンドウズの起動やファイルのやり取りに多少時間がかかります。

 

Vostro 3470 ストレージのアクセス速度(CrystalDiskMark)

1TB HDDのアクセス速度(CrystalDiskMark)

 

ストレージのアクセス速度

SSDとHDDのアクセス速度の違い

CPU性能

試用機で使われていたPentium G5400は、それほど高性能なCPUではありません。しかし現在販売されているCore i3-8100/Core i5-8400/Core i7-8700であれば、非常に高いパフォーマンスを期待できます。プライベートやビジネス利用ならCore i3-8100搭載モデルを、写真加工など少し高度な作業を行なうならCore i5-8400搭載モデルを選ぶといいでしょう。

 

CPUの性能比較

CPU PassMark PerformanceTestのCPU Markスコア
Core i7-8700
15300
Core i5-8400
11229
Core i7-7700
10904
Core i3-8100
7833
Core i5-7400
7463
Core i3-7100
6114
Vostro 3470(Pentium G5400)
4649

※ほかのCPUの結果は当サイト計測の平均値

場所を取らない高性能モデル

ということで、今回はVostro 3000(3470)のレビューをお届けしました。

 

デスクトップPCは大きくて場所を取るものと考えている人は多いと思いますが、Vostro 3000(3470)は非常にコンパクトです。それでいてCPUもパワフルで、機能も豊富。メモリー容量が4GBだと処理がちょっと遅くなるのですが、ネットや文書作成などの軽めの作業であれば問題ないでしょう。少しでも快適に使いたい場合は8GBメモリー搭載モデルを選ぶか、自分でメモリーを増設してください。デザインはおとなしめでゲーム用PCほどパワフルではありませんが、プライベートやビジネス向けとして手堅いモデルです。

 

 

Vostro 3470 感想

ネットの調べ物やオフィスを使った文書作成などには十分なモデル

 

Vostro 3470

New Vostro 3000シリーズ スモールデスクトップ (3470)

税込5万円台から

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