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ドスパラ GALLERIA GKF1050TGFレビュー 光学ドライブ&GTX1050Ti搭載のゲーミングノートPC

GALLERIA GKF1050TGF

ドスパラの「GALLERIA GKF1050TGF」は、専用グラフィックス機能(dGPU)としてGeForce GTX 1050 Tiを搭載するゲーミングノートPCです。このモデルのポイントは、光学ドライブとしてDVDスーパーマルチドライブを搭載している点。エントリー向けのゲーミングノートPCは光学ドライブ非対応のモデルが多いのですが、GALLERIA GKF1050TGFならDVDの再生や書き込みも行なえます。

 

DVDスーパーマルチドライブ搭載

DVDスーパーマルチドライブ搭載のエントリー向けゲーミングノートPC「GALLERIA GKF1050TGF」

 

エントリー(初心者)向けとは言っても、国内外の人気ゲームを楽しむのに十分な性能を持っています。特に国内で人気の高いドラクエ10やFF14なら、フルHDの最高画質でストレスなくプレーできるでしょう。

 

そこで今回は各種ベンチマーク結果を交えながら、GALLERIA GKF1050TGFの性能や外観、各部の使い勝手などをレビューします。

 

 

GALLERIA GKF1050TGF

GALLERIA GKF1050TGF

税込14万5778円から

 

GALLERIA GKF1050TGFのスペック

CPU Core i7-7700HQ
グラフィックス GeForce GTX 1050 Ti(2GB)
メモリー 8GB(最大32GB)※カスタマイズによる容量変更に対応
ストレージ 250GB SSD(SATA)※カスタマイズによる容量変更に対応。デュアルストレージ可
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
ディスプレイ 15.6型、1920×1080ドット、非光沢
通信機能 1000BASE-T対応有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.2
インターフェース USB3.0(Type-A)×2、USB3.1(Type-C)×1、USB2.0×1、HDMI、、Mini DisplayPort、有線LAN、SD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロット、ヘッドホン出力/マイク入力
カメラ 92万画素
サイズ/重量 幅390×奥行き272×高さ28.8mm/約2.5kg
バッテリー 3.4時間

 

GALLERIA GKF1050TGFは、注文時にメモリー容量やストレージの種類などを変更可能です。メモリーは最大32GBまで、ストレージはSSD+HDDやSSD+SSDのデュアルストレージ構成にも対応しています。予算や用途に応じて、パーツをアップグレードしてください。

 

なおGALLERIA GKF1050TGFはタイミングによってストレージやメモリーの容量、値段が変わる場合があります。最新情報は以下のリンクから確認してください。

 

ドラクエ&FFを快適に遊べるゲーム性能

3DMarkベンチマーク結果

総合的な3D性能を計測する「3DMark」の結果は、以下の表のとおりです。当サイトでは何台かGTX 1050 Ti搭載モデルを検証していますが、それらの平均値よりは若干高めでした。GTX 1050 Tiの位置付けはエントリー向けですが、前世代のミドルレンジGPUであるGTX 960(デスクトップ向け)程度の性能を持っています。

 

3DMarkベンチマーク結果
3dmark-001-timespyTime Spy(DX12) 2,551
3dmark firestrikeFire Strike(DX11,FHD) 6,923
3dmark skydiverSky Diver(DX10) 20,589
3dmark cloudgateCloud Gate(DX10) 22,739
3dmark icestormIce Storm(DX9) 85,105

 

■当サイトでの計測結果

GPU Fire Strikeスコア(平均値)
GeForce GTX 1070
12698
GeForce GTX 1060
9805
GeForce GTX 1050 Ti
6635
GeForce GTX 965M
5209
GeForce GTX 1050
5176
GeForce GTX 960M
3996

ゲーム系ベンチマーク結果(国内タイトル)

国内で人気のFF14とドラクエ10のベンチマークでは、フルHD(1920×1080ドット)の最高画質で最高評価が出ています。ただしFF14ベンチでは理想とされる平均60FPSを下回っていますので、チーム戦など処理の重い場面では若干カクつくかもしれません。そのような場合は、画質を調整するといいでしょう。

 

FF14ベンチマーク結果 ファイナルファンタジーXIV:紅蓮の解放者 ベンチマーク
7957(非常に快適) ※平均53.71FPS 1920×1080ドット、標準品質、DirectX 11
ドラクエ10ベンチマーク結果 ドラゴンクエストXベンチマークソフト
15688(すごく快適) 1920×1080ドット、最高品質

ゲーム系ベンチマーク結果(海外タイトル)

海外ゲームのゲーム内ベンチマークを試した結果は、以下のとおりです。比較的新しくグラフィックス重視のタイトルだと、フルHDの最高画質は厳しい結果となりました。快適に遊ぶには、画質や解像度を調整する必要があります。定番ゲームなら、問題なく楽しめるでしょう。

 

Ghost Recon Wildlands Ghost Recon Wildlands
19.16 FPS (最小4.35 FPS) 1920×1080ドット、画質:ウルトラ
ROTTR Rise of the Tomb Raider
40.01 FPS (最小2.25 FPS) 1920×1080ドット、DirectX 12、最高画質
The Division Tom Clancy’s The Division
31.5 FPS 1920×1080ドット、DirectX 12、最高画質
FarCry Primal Far Cry Primal
43 FPS 1920×1080ドット、画質:最高
GRID Autosport GRID Autosport
99.83 FPS (最小80.55 FPS) 1920×1080ドット、画質:ウルトラ

 

試しに「Ghost Recon Wildlands」で画質を変えてテストしてみたところ、「低」画質でなんとか平均60FPSを超えました。このタイトルは負荷が非常に高いのでこのような結果となりましたが、そのほかのゲームではおそらく中画質程度で問題なくプレーできるはずです。

 

Ghost Recon Wildlandsのベンチマーク結果
解像度 画質 平均FPS 最小FPS 最高FPS
1920×1080ドット ウルトラ 19.16 4.35 24.27
非常に高い 36.25 29.27 42.91
39.36 31.31 44.25
42.01 35.75 47.57
67.93 51.79 82.18

 

国内で人気のゲームを楽しみたいならGTX 1050 Ti搭載モデルでもOKですが、海外ゲームを楽しみたいならGTX 1060/GTX 1070搭載モデルをおすすめします。

VR性能について

VR性能を計測するテストを行なったところ、「VRコンテンツのプレーは可能だけど十分な性能ではない」という評価でした。画面がカクついたりフレームレートが落ちたりすると3D酔いの原因にもなりますので、VRコンテンツのプレーは考えないほうが無難です。

 

SteamVR Performance Test

SteamVR Performance Testの結果。プレーは可能だが十分な性能ではない、という評価でした

 

VRMark

「VRMark」の結果。左側のOrange Roomは一般的なVRコンテンツの快適さを表わす指針で、「最低スペックは満たしているが十分ではない」という評価でした

熱と駆動音について

ベンチマーク中における内部の熱を計測したところ、CPUは最大95度、GPUは最大63度にまで達していました。GPUはそれほどではありませんが、CPUの温度はかなり高めです。

 

CPU最大温度

「PCMark 10」実行時における、CPU最大温度(左)とGPUの最大温度(右)

 

ただし表面温度は、それほど高くはありませんでした。内部の熱が効果的に排出されているためだと思われます。

 

表面温度

キーボード面の表面温度(FF14ベンチ実行時)

 

GALLERIA GKF1050TGFには、キーボード右上にクーラーボタンが用意されています。このボタンを押すことで空冷ファンがより強力に動作し、内部の熱を押さえることが可能です。

 

クーラーボタン

キーボード右上のボタン。左からクーラーボタン、動作を設定可能なプログラマブルボタン、電源ボタン

 

クーラーボタンを押してクーラーを有効にしたところ、表面温度が下がったのを確認しました。

 

クーラーボタン利用時の表面温度

クーラーボタン利用時の表面温度(FF14ベンチ実行時)

 

ただしクーラーを有効にすると、ファンの駆動音や通気口からの風切り音がかなり目立ちました。無効の状態でもそれなりに聞こえるので、ゲームプレー中はヘッドセットの利用をおすすめします。

 

簡易騒音計による駆動音の計測結果

電源オフ時 37.8 dBA
通常時 38.6 dBA
FF14ベンチ実行時 51.1 dBA
FF14ベンチ実行時(クーラー有効) 56.5 dBA

 

ちなみにクーラーの有効/無効を切り替えてベンチマークを試したところ、結果はほとんど変わりませんでした。あくまでも内部の熱を下げるためのものと考えるといいでしょう。

そのほかのベンチマーク結果

CrystalDiskMark

250GB SSDのアクセス速度計測結果

 

CINEBENCH

CPUの計算性能を計測する「CINEBENCH R15」ベンチマーク結果

 

■(参考)CPUの性能差

名称 開発コード コア数 CINEBENCH R15スコア(平均値)
Core i7-7700HQ Kaby Lake 4/8
719
Core i7-6700HQ SkyLake 4/8
652
Core i7-7500U Kaby Lake 2/4
331
Core i5-7200U Kaby Lake 2/4
312
Core i3-7100U Kaby Lake 2/4
233
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PCMark 8

「PCMark 8」の「Creative accelerated」結果

 

PCMark 10

「PCMark 10」の結果 ※クリックで拡大

本体デザインについて

本体のサイズと重量

本体の大きさは幅390×奥行き272×高さ28.8mmで、重量は約2.5kg。本体カラーはブラックのみです

 

前面のアクセント

本体前面にはアクセントとしてオレンジが使われています。LEDではないので、発光しません

 

天板中央

天板中央にはGALLERIAのロゴ

 

底面部

底面部には大きな通気口が設けられています

 

パームレスト

パームレストはほんのりと薄い線が入った、控えめなヘアライン加工が施されています

 

液晶ディスプレイ

液晶ディスプレイの大きさは15.6型で、解像度は1920×1080ドットのフルHDです

 

液晶パネル

液晶はTNパネル。やや青かぶりしていますが、格安モデルよりも発色は良好

 

ガンマカーブ

液晶ディスプレイのガンマカーブ。青と緑がやや強めに出ています

 

視野角

視野角は広くありませんが、ゲームプレー中に斜めから見ることはないので、問題はないはず

 

キーボード

キーボードはテンキー付き

 

Enterキー周辺

Enterキー周辺で一部のキーが隣接しています

 

バックライト

キーボードバックライト対応。色は標準収録のユーティリティ「KLM」で変更可能です

 

タッチパッド

タッチパッドは、誤操作の少ないボタン分離型

 

左側面

左側面にはセキュリティースロット、有線LAN、USB3.0、HDMI、Mini DisplayPort、USB3.0、USB 3.1 Type-C、マイク入力/ヘッドホン出力

 

右側面

右側面にはDVDスーパーマルチドライブ、USB2.0、SDメモリーカードスロット、電源コネクターが用意されています

 

光学ドライブ

光学ドライブはDVDの再生と書き込みが可能

 

Webカメラ

液晶ディスプレイ上部には有効画素数92万画素のWebカメラ

1050Ti搭載モデルのなかでは性能が高い

ということで、今回はドスパラのGALLERIA GKF1050TGFのレビューをお届けしました。各メーカーからはGTX 1050 Ti搭載のゲーミングノートPCが販売されていますが、GALLERIA GKF1050TGFはそのなかでもベンチマーク結果がやや高めです。十分なパフォーマンスが引き出されていると言っていいでしょう。

 

ただしそのぶん、駆動音がやや大きめでした。とは言うもののヘッドセットを使えば駆動音は気になりませんので、お気に入りのヘッドセットを使ってください。

 

高いパフォーマンス

GTX 1050 Ti搭載モデルのなかでは、パフォーマンスが高い

 

GALLERIA GKF1050TGFは、ドスパラの直販サイトで販売されています。支払い方法や納期、パーツアップグレードの内容などについては、公式サイトでご確認ください。

 

GALLERIA GKF1050TGF

GALLERIA GKF1050TGF

税込14万5778円から

 

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