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ThinkCentre M75s Small Gen2登場!8コア16スレッドRyzen 7 PRO 4750G搭載のスリム型PCが4万円台から

ThinkCentre M75s Small Gen2

レノボから幅9.25cmのスリム型PC「ThinkCentre M75s Small Gen2」が発売されました。APU(CPU)はAMD Zen2ベースのRyzen PRO 4000GシリーズおよびAthlon。最安モデルは税込4万9632円から。

 

ThinkCentre M75s Small Gen2

ThinkCentre M75s Small Gen2 ※ディスプレイは別売り

 

標準モデルの値段

APU/メモリー/ストレージ/Win10 税込価格
Athlon 3050GE/4GB/128GB SSD/Home 販売停止中
Ryzen 3 PRO 4350G/4GB/128GB SSD/Home 5万4912円
Ryzen 5 PRO 3400G/8GB/256GB SSD/Home 6万8640円
Ryzen 7 PRO 4750G/16GB/512GB SSD/Home 9万0816円
Ryzen 5 PRO 4650G/8GB/256GB SSD/Pro 7万4448円

※2021年6月5日時点

ThinkCentre M75s Small Gen2には、値段の安い限定モデルが用意されています。購入に特別な条件は必要なく、公式サイトから普通に購入可能です。安く入手したい人には、こちらのほうがおすすめ。

 

限定モデルの値段

APU/メモリー/ストレージ/Win10 税込価格
Ryzen 5 PRO 4650G/8GB/256GB SSD/Home 6万2700円
Ryzen 7 PRO 4750G/16GB/256GB SSD/Home 7万9860円

※2021年6月5日時点、パーツカスタマイズ対応

リンク

Ryzen 5モデル販売ページ
Ryzen 7モデル販売ページ

 

限定モデルではパーツを省略/ダウングレードすると、価格を大きく下げることができます。標準モデルよりも値引き額が大きく、必要最低限の構成(最小構成)に変更すると、元の値段よりもかなり安く購入可能です。

 

限定モデルの最小構成時の値段

APU/メモリー/ストレージ/省略オプション 税込価格
Ryzen 5 / 8GB / 1TB HDD / マウス & キーボード & 本体スタンド 4万7300円
Ryzen 7 / 8GB / 1TB HDD /マウス & キーボード & 本体スタンド 5万1260円

※2020年12月4日時点

 

ThinkCentre M75s Small Gen2 カスタマイズ

カスタマイズ画面でパーツをダウングレードすることで値段を下げられます

 

ストレージを128GB SSDから1TB HDDのみにする場合は、まず「1st ハード・ディスク・ドライブ」を1TB HDDに変更し、つぎに「3rd ハード・ディスク・ドライブ」を「なし」に変更してください。

 

ただしSSDなしの場合だと、M.2 SSD取り付け用のブラケットが付属しません。このままでは自分で増設するのがとても面倒なので、アクセサリーとして販売されている「ThinkCentre M.2 2280 SSDキット」を利用してください。レノボ直販サイトにて、2200円で販売されています。

 

 ThinkCentre M.2 2280 SSDキット

別売りのThinkCentre M.2 2280 SSDキット

リンク

ThinkCentre M.2 2280 SSDキット販売ページ

 

しかし現在は、上記SSDキットが届くまでに2~3ヵ月程度かかります。そのためSSDなし構成ではなく、128GB SSDの最小容量での購入がおすすめです。付属のブラケットを使って、大容量のSSDに換装するといいでしょう。

限定モデルのおすすめ構成

APU/メモリー/ストレージ/オプション 税込価格
Ryzen 5 / 8GB / 128GB SSD / マウス & キーボード & 本体スタンドなし、Wi-Fiあり 4万8950円
Ryzen 7 / 8GB / 128GB SSD /マウス & キーボード & 本体スタンドなし、Wi-Fiあり 5万4560円

※2021年6月5日時点

 

メモリーやストレージはダウングレードした状態でも使えますが、より快適に使うために別途購入したパーツを増設するといいでしょう。注文画面で上位パーツを選ぶより、アマゾンなどで購入したメモリーやSSDを自分で増設したほうが安くすみます。

 

ThinkCentre M75s Small Gen2

前面と背面

 

パーツカスタマイズを行なう際は、以下の点に注意してください。

増設予定ならメモリーは8GB×1を選ぶ

8GBメモリーのオプションとして「8GB×1」と「4GB×2」が用意されています。16GBへ増設する予定なら、「8GB×1」を選んでください。あと1枚8GBメモリーを増設するだけで、より高速なデュアルチャネルで利用できます。

 

メモリーを増設するつもりがないなら、「4GB×2」を選ぶといいでしょう。8GB×1よりも、4GB×2のほうが処理が高速化されるからです。

Wi-Fi 6は非対応

「無線LANアダプター」で「インテル Wireless-AC 9260 (2×2) + Bluetooth」を選ぶと、無線LAN(Wi-Fi)とBluetoothの機能を追加できます。ただし無線LANはWi-Fi 5までで、Wi-Fi 6には対応していないので注意してください。

 

自分でWi-Fi 6対応の無線LANカードを追加すれば利用できます。しかしWi-Fiなしで本体を購入すると、M.2のWi-Fiカードを固定するためのパーツが付いてきません。Wi-Fi 5で注文し、付いてきたパーツを使って自分でWi-Fi 6のカードに付け替えるのが確実です。

SDカードを利用するならメディアカードリーダーは「あり」に

最小構成では「メディアカードリーダー」を省略しますが、これにより前面のSDカードリーダーが利用できなくなってしまいます。デジカメなどでSDカードを利用する場合は、残しておいたほうがいいかもしれません。

キーボードとマウスは安っぽい

付属のUSBキーボードとUSBマウスは、ほかに使えるものがまったくないなら残しておいたほうがいいでしょう。ただしモノとしてはかなり安っぽいので、使いやすいものを自分で購入したほうがいいと思います。

光学ドライブを追加可能

限定モデルでは、光学ドライブが非搭載です。必要な場合はオプションで追加してください。「DVD-ROMドライブ」は読み込み専用で、「DVDスーパーマルチドライブ」は再生と書き込みが可能です。

電源の容量アップが可能

標準では電源は180Wですが、カスタマイズオプションで260Wまたは310Wに変更できます。サイズさえ合うならグラボが利用可能ですが、現在のところスペースに納まるグラボがありません。将来的にはわかりませんが、いまのところグラボの利用は考えないほうが無難です。

 

購入時の注意点については、以下のリンクから関連記事でご確認ください。


主なスペックは以下の表のとおり。基本のパーツ構成はカスタマイズで変更できます。パーツのランクを下げて値段を抑えたり、逆に上位パーツを選んでとことんパワフルな仕様に仕上げることが可能です。

ThinkCentre M75s Small Gen2のスペック

OS ・Windows 10 Home
・Windows 10 Pro
APU ・Athlon Silver 3050E
・Athlon Gold PRO 3150G
・Ryzen 3 PRO 4350G
・Ryzen 5 PRO 3400G
・Ryzen 5 PRO 4650G
・Ryzen 7 PRO 4750G
メモリー 4~128GB
※スロット4基、最大128GB
※PRO 4000GはDDR4 3200
※PRO 3000GはDDR4 2933
※Athlon 3050GEはDDR4 2666
ストレージ ・SSD
・HDD
・SSD + HDD
光学ドライブ ・なし
・DVDドライブ(読み込み専用)
・DVDスーパーマルチドライブ
インターフェース USB3.1 Gen1×2 (前面)
USB3.1 Gen2×2 (前面)
USB3.1 Gen1 Type-C×1 (前面)
USB2.0×4 (背面)
HDMI 1.4
DisplayPort×2
有線LAN
マイク入力/ヘッドホン出力
ライン出力
ドライブベイ 3.5インチ×1
2.5インチ×1
ワイヤレス通信 なし
拡張スロット PCI Express x16 ×1
PCI Express x1 ×1
※ロープロファイル(奥行き155.8mm以内)
M.2スロット 2(Wi-Fi用+ストレージ用)
電源 ・180W
・260W
・310W
幅×奥行き×高さ 92.5×297.7×339.5mm
重量 5.3kg
付属品 USBキーボード、USBマウス、電源ケーブルなど
※カスタマイズで省略可能
オフィス ※オプション

※2020年12月4日時点

 

APUはいくつか種類がありますが、実際のところRyzen PRO 4000Gを選ぶことになるでしょう。APU名称の「PRO」は、ビジネス向けのセキュリティー / 管理機能が組み込まれていることを表わします。なおひと世代古いRyzen 5 PRO 3000Gが含まれている点に注意してください。

 

APU

APUのスペックの違い

 

APUは、非常に高性能です。特にRyzen 7 PRO 4750GはゲーミングPCで使われるハイエンド向けCPUに迫ります。Ryzen 5 PRO 4650Gも性能が高く、スタンダードデスクトップPC向けとしてはトップクラスのCPUに迫るほど。Ryzen 3 PRO 4350Gについては、値段のわりに高性能といったところです。

 

M75 Ryzen Pro

Ryzen PROシリーズのベンチマークスコア ※当サイト計測の平均値

 

Ryzen APUはグラフィックス性能もそこそこ高いものの、やはり専用グラフィックス(dGPU)にはかないません。グラボを追加してグラフィックス性能をアップしたいところです。

 

しかしグラボはロープロファイルで全長15.6cm以内でないと本体内部に収まりません。現状該当するグラボはGT710かGT1030ぐらいで、APU内蔵グラフィックスよりも性能が低いものばかり。将来的にはわかりませんが、いまのところグラボを追加する意味はなさそうな感じです。

 

以上のようにスリム型だけあって拡張性は低いものの、場所を取らない省スペースPCでこれだけ高いパフォーマンスを発揮できるのは魅力です。高いグラフィックス性能を必要としない作業であれば、これで十分でしょう。必要最低限の構成で安く買い、パーツをもりもり追加してパワーアップさせて使うことをおすすめします。

 

 

ThinkCentre M75s Small Gen2

スリムなのにパワフルな点が魅力

リンク

ThinkCentre M75s Small Gen2 限定Ryzen 5モデル
ThinkCentre M75s Small Gen2 限定Ryzen 7モデル

 

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元雑誌・書籍編集者からPC系フリーライターを経て、レビューブロガーとして活動しているオジサンです。文章に関わる仕事を始めてから25年以上。最高195万PV/月。安いガジェットやPCをよく買いあさっています

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