2021年8月27日から、14インチサイズのモバイルノートPC「ThinkPad T14s Gen 2 (AMD)」の販売が開始されました。AMDのZen3版Ryzen PRO 5000シリーズ・モバイル・プロセッサー(以下、”Ryzen PRO 5000シリーズ”)搭載で、価格は12万円台から(2021年8月下旬時点)。レノボ公式サイトで販売中です。
ラインナップ
パフォーマンス | |
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12万6027円 | |
パフォーマンス(Pro OS選択可能) ※Win10 Pro | |
22万2200円 ※週末に値下げ | |
プレミアム | |
15万6123円 |
※2021年8月30日時点
ThinkPad T14s Gen 2 (AMD)のスペック
OS | ・Windows 10 Home ・Windows 10 Pro |
---|---|
画面サイズ | 14インチ |
解像度 | ・1920×1080(フルHD) ・3840×2160(4K) |
CPU | ・Ryzen 3 PRO 5450U ・Ryzen 5 5600U ・Ryzen 5 PRO 5650U ・Ryzen 7 PRO 5850U |
メモリー | ・8GB ・16GB ・32GB(Ryzen 7モデルのみ) ※オンボード、LPDDR4-4266 |
SSD | 256GB~1TB |
グラフィックス | Radeon Graphics |
モバイル通信 | ・なし ・4G / 5G(8月時点では非対応) |
色域 / 輝度 | ・45% NTSC / 300nit ・72% NTSC / 400nit ・72% NTSC / 500nit ・100% Adobe RGB / 500nit |
インターフェース | USB3.2 Gen2 Type-C×2 USB3.2 Gen1×2 HDMI イーサネット拡張コネクター2 ヘッドホン端子 nanoSIMスロット(WWAN対応機) |
生体認証 | ・指紋センサー(オプション) ・IRカメラ(オプション) |
幅×奥行き | 327.5×224.4mm |
厚さ | ・16.8m(フルHD) ・16.1mm(4K / 省電力) |
重量 | ・約1.28kg(4K) ・約1.36kg(フルHD) ・約1.42kg(Think Privacy Guard) |
バッテリー | 最大 約19.4時間(57Wh) |
CPU(APU)としては、Zen3世代のRyzen PRO 5000シリーズおよびRyzen 5000シリーズ(PROなし)が使われています。なお「PRO」の付いたCPUは、ビジネスノートPC向けで、セキュリティーや信頼性などの面でエンタープライズ級の機能と品質が確保されています。と言っても、個人で利用するぶんには気にする必要はありません。
メモリーはオンボードであるため、増設には対応していません。長期間使うことを考えれば、パーツアップグレードで16GB以上にしておいたほうがいいでしょう。32GBメモリーは、Ryzen 7モデルのみ対応しています。
同じ14インチのThinkPad X1 Carbonとは、CPUと画面比率が異なります。また本体はX1 Carbonのほうが軽量スリムですが、値段は高めです。ちなみに第11世代 + LPDDR4Xメモリーの組み合わせは、グラフィックス性能に大きく影響します。画像加工ソフトや動画編集ソフトを利用する機会が多いなら、X1 Carbonを選んだほうがいいでしょう。
T14sとX1 Carbonの主な違い
T14s Gen 2 AMD | X1 Carbon Gen9 | |
---|---|---|
CPU | Ryzen PRO 5000 | 第11世代Core |
メモリー | DDR4-3200 | LPDDR4X-4266 |
ディスプレイ | 14インチ 1920×1080 3840×2160 16:9 |
14インチ 1920×1200 3840×2400 16:10 |
Thunderbolt | × | ○ |
スマートカード | ○ | × |
最小サイズ | 幅327.5mm 奥行き224.4mm 高さ16.1mm |
幅314.5mm 奥行き221.6mm 高さ14.9mm |
重量 | 1.28~1.42kg | 1.13kg~ |
材質 | カーボン(天板) マグネシウム(パームレスト) アルミ(底面) |
カーボン(天板) マグネシウム(パームレスト、底面) |
値段 | 12万円台~ | 17万円台~ |
ThinkPad T14s Gen 2 (AMD)は、ThinkPad X1 Carbonよりもコスパの高い14インチと考えればいいでしょう。やや重くて厚いのですが、体感的に大きく変わるほどではないはずです。あとはThunderboltの有無や、グラフィックス性能で判断してください。文字や数値データ中心の作業であれば、ThinkPad T14s Gen 2 (AMD)のほうがおすすめです。
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