ASUSから12.6型の2-in-1タブレット「Transformer 3 Pro」が発表されました。COMPUTEX 2016 Taipeiの会場で実機に触れてきたのですが、Surface Pro 4にソックリ! はっきり言って、似ているなんてレベルではありません。そこで今回は写真を交えながら、Transformer 3 ProとSurface Pro 4の似ている部分と異なる部分を紹介します。
Transformer 3 ProとSurface Pro4の外観
さっそく、両モデルの全体像をご覧いただきましょう。まずは、こちらがSurface Pro 4です。
おなじみのSurface Pro 4
そして、こちらがTransformer 3 Pro。
Trasfomer 3 Pro
Surface Pro 4の背面は、こんな感じ。
キックスタンドを操作することで、液晶ディスプレイの角度を無断階で調整できます
Trasfomer 3 Proの背面はコチラ。
キックスタンドを操作することで、液晶ディスプレイの角度を無断階で調整できます
Surface Pro 4は、このくらい。
キックスタンドの最大角度
Transformer 3 Proは、このくらい。
キックスタンドの最大角度
Surface Pro 4のキックスタンドを閉じた状態。
こちらはSurface Pro4です
Trasformer 3 Proは……
こちらはTrasnformer 3 Proです。Surface Pro 4ではありません
Surface Pro 4の液晶ディスプレイ。
12.3型で解像度2736×1824ドットの液晶ディスプレイを搭載しています
Transformer 3 Proは
12.6型で解像度2880×1920ドットの液晶ディスプレイを搭載しています
Surface Pro 4ではタイプカバーを本体にくっつけることで、キーボードを傾斜させることができます。
マグネットでタイプカバーをベゼルに装着。傾斜がつくことで、キーボードが使いやすくなります
Trasformer 3 Proだって、できるんです。
※以下同文
Surface Pro 4は天面~側面の穴から吸排気を行ない、効果的に排熱します。
天面から側面にかけて用意されている吸排気口
Trasnformer 3 Proだって、似たような感じですよ!
吸排気口は天面部だけ
キックスタンドのヒンジですが、これはどちらのものかおわかりでしょうか。
そうです、Surface Pro 4のヒンジです
では、こちらはいかがでしょうか。
いいえ、これはSurface Pro 4のヒンジではありません
似ている場所ばかりではないんですよ。違うところだってあります。
Surface Pro 4はカメラが上部中央にあります
Transformer 3 Proは左上ですから!
Surface Pro 4はインターフェースがUSB3.0とminiDisplayPortですけど……
Transformer 3 Proは、USB 3.1 Type-CとHDMI、USB3.0を用意していますから!
Surface Pro 4は電源ボタンが左上ですけど……
Transformer 3 Proは左上ですから! あれ、同じだった
Surface Pro 4はヒンジの下にmicroSDメモリーカードスロットがありますけど……
Transformer 3 Proは左側面ですから!
とりあえず、今回はこんなところです。正直なところ、ここまで似ていてもいいのかと心配になるレベルです。
ただSurfaceシリーズはマイクロソフトによるリファレンスモデル的な意味もあり、似ている上でさらにブラッシュアップしたTransformer 3 Proのような存在は歓迎しているのではないかと思います。Windows市場が盛り上がりますしね。これがAppleとサムスンだったら、間違いなく泥沼です。
Transformer 3 Proの細かいスペックは別の機会で解説するとして、Surface Pro 4とほぼ同じデザインを採用しながらも機能面でさらに上をいき、その反面で価格を下げているのは素直に歓迎したいところです。これでSurface Proの値段も下がってくると、さらにうれしいですね。
ということで、今回はASUSのTransformer 3 ProとマイクロソフトのSurface Pro 4を写真で比較してみました。ちょっと値段の高いプレミアム2-in-1市場が、ASUSの参入によって変わることを期待したいところです。
いいえ、これはSurtface Pro 4ではありません