レノボ Legion T530 レビュー:手頃な値段と気軽さがうれしいゲーミングデスクトップPC

レノボ Legion T530 レビュー

レノボのLegion T530は、コスパの高いリーズナブルなゲーミングデスクトップPCです。GPUはGeForce GTX 1050 Ti/1060で、Core i5モデルなら値段は8~10万円程度。6万7657円のグラボ(GPU)なしモデルを購入して、RTX 2060など別途購入したグラボを追加することもできます。CPUやGPUは前世代のものですが、中規模クラスの人気ゲームを楽しむには問題ありません。

Legion T530 スペック概要

【主なスペック】CPU:Core i5-8400/Core i7-8700、メモリー:8/16GB、ストレージ :HDD/SSD、グラフィックス:なし/GeForce GTX 1050Ti/1060

この記事ではメーカーからお借りした実機を使って、本体の外観や機能、実際の性能についてレビューします。

Legion T530

Legion T530

税込6万7657円~

※構成や価格は変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください

Legion T530のスペック

OS Windows 10 Home
CPU Core i7-8700
Core i5-8400
チップセット Intel B360 Chipset
メモリー 16GB
8GB
ストレージ 256GB SSD+2TB HDD
1TB HDD+16GB Optaneメモリー
256GB SSD
グラフィックス GeForce RTX 2080 Ti(11GB、3スロット使用)
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
通信機能 IEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth 4.2
1000BASE-T対応有線LAN
インターフェース USB3.1 Gen2(フルサイズ)×2(背面×2)
USB3.0(フルサイズ)×4(前面×2+背面×2)
USB2.0×2(背面)
HDMI
DisplayPort(dGPU搭載時)
DVI-D(dGPU搭載時)
有線LAN
ヘッドホン出力/マイク入力
拡張スロット PCI Express x16 ×1
M.2 2230スロット(WLAN用)×1
M.2 2280スロット(ストレージ用)×1
ドライブベイ 5インチ×1
3.5インチ×2
電源 450W(80PLUS BRONZE)
サイズ 幅185×奥行き456×高さ440mm
重量 約12kg
セキュリティー TPM2.0
サポート メーカー保証1年間

※2019年1月21日時点。構成は変更される場合があります

スペック上の注意点

  • キーボード/マウスなし
  • メモリーカードスロット非搭載
  • パーツカスタマイズ非対応

Legion T530のラインナップ

Legion T530はパーツカスタマイズには対応していません。しかしその代わり、パーツ構成の異なる5種類のモデルが用意されています。自分の好みに近いモデルを選んでください。あえてGPUなしモデルを選び、自分でグラボを追加するのもアリです。最近発売されたGeForce RTX 2060をあたりを使えば、12万円程度で収まるかもしれません。

ラインナップ

GPUなしモデル(90JL002WJM)
Core i5 8GBメモリー 256GB SSD 税込6万7657円
Core i5+GTX1050Tiモデル(90JL0017JM)
Core i5 8GBメモリー 1TB HDD GeForce GTX 1050 Ti 税込8万1081円
Core i5+GTX1060モデル(90JL006RJM)
Core i5 8GBメモリー 1TB HDD  GeForce GTX 1060 税込10万2060円
Core i7+GTX1060モデル(90JL002VJM)
Core i7 16GBメモリー HDD 2TB GeForce GTX 1060 税込14万1372円
Core i7+SSD+GTX1060モデル(90JL0014JM)
Core i7 16GBメモリー 256GB SSD HDD 2TB GeForce GTX 1060 税込15万7442円

※2019年1月21日時点

本体の外観と内部

個性的な形のPCケース

Legion T530はデスクトップPCのなかでは中サイズのミニタワー型に分類されます。天面部に取っ手のついたデザインが特徴的で、設置の際には楽に持ち運べる点がメリットです。

デスクトップの主な分類

ミドルタワー型 ミニタワー型 スリム型 コンパクト型
デスクトップのサイズ比較
機能:◎
拡張性:◎
省スペース性:×
冷却性能:◎
機能:◎
拡張性:○
省スペース性:△
冷却性能:○
機能:○
拡張性:△
省スペース性:○
冷却性能:△
機能:△
拡張性:×
省スペース性:◎
冷却性能:△

Legion T530 外観

Legion T530の本体デザイン

Legion T530 取っ手

天面部に取っ手がついています

Legion T530 前面と背面

前面と背面。幅は185mmで高さは440mm

Legion T530 左側面

左側面。奥行きは456mm

Legion T530 光学ドライブ

上部のスライドカバーの下に光学ドライブ

Legion T530 前面

天面部前方には端子やスイッチ類

Legion T530 フロントパネル

フロンパネルには通気性の高いメッシュ素材

Legion T530 LEDイルミネーション

電源を入れるとLEDが光ります

端子類は十分な構成

USB端子の数は合計8ポート。Type-C端子には対応していないものの、10Gbpsの高速なUSB3.1 Gen2に対応するなど十分な構成です。なおメモリーカードスロットには対応していない点に注意してください。

Legion T530 前面

前面のインターフェース

  • ① USB3.0
  • ② ヘッドホン出力/マイク入力
  • ③ 電源ボタン

Legion T530 背面

背面I/Oパネルのインターフェース

  • ① HDMI ※dGPU搭載モデルでは非使用
  • ② USB3.0
  • ③ USB3.1 Gen2
  • ④ USB2.0
  • ⑤ 1000BASE-T対応有線LAN
  • ⑥ DisplayPort
  • ⑦ HDMI
  • ⑧ DVI-D
Legion T530 光学ドライブ

光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブ

拡張性はイマイチ

Legion T530では独自の規格のマザーボードやPCケースが使われており、余計な部分はとことん省かれています。その代わりスロットやドライブベイの数は少なく、拡張性はあまり高くはありません。自分でパーツを交換することもできますが、あとからどんどん買い足していくような使い方には不向きです。

Legion T530 本体内部

左側面のパネルを外すと、本体内部にアクセスできます

Legion T530 裏配線

裏配線で内部は比較的スッキリとしています

Legion T530 電源

電源は450Wで80PLUS BRONZE

Legion T530 グラボ

dGPU搭載モデルにはGeForce GTX 1050 Ti/1060が搭載されています

Legion T530 CPU回り

CPUクーラーは小型タイプでメモリースロットは2基。PCIe接続のSSDにはヒートシンクが付けられていました

Legion T530 CPUクーラー

背面の空冷ファンとCPUクーラー

Legion T530 ドライブベイ

フロント部分にも空冷ファン。3.5インチドライブはふたつしかありません

Legion T530のベンチマーク結果

今回のテストでは、Core i7+GTX1060搭載モデルを使いました。主なスペックは以下のとおりです。なおベンチマーク結果はパーツ構成や環境、タイミング、個体差などさまざまな要因によって大きく変わることがあります。あらかじめご了承ください。

試用機のスペック

OS Windows 10 Home
CPU Core i7-8700
メモリー 16GB
ストレージ 256GB SSD+2TB HDD
グラフィックス GeForce GTX 1060(6GB)

ストレージ性能

256GB SSDはPCIe接続で、アクセス速度は以下のとおり爆速です。HDDの容量は2TBと十分な容量で、大容量のゲームをインストールしても空き容量不足で困ることは少ないでしょう。

Legion T530 ストレージのアクセス速度(CrystalDiskMark)

256GB SSDのアクセス速度(CrystalDiskMark)

ストレージのアクセス速度

CPU性能

現在ではすでに第9世代(Coffee Lake Refresh)のCore i7-9700KやCore i9-9900Kが発売されていますが、Legion T530で使われている第8世代のCore i7-8700もまだまだ現役レベルの性能です。Core i5-8400ではCPUパフォーマンスはやや劣りますが、GeForce GTX 1050 Ti/1060搭載であればゲームの快適さに大きな影響はないでしょう(GTX1070以上だと体感的にわかるくらいの差が生じる場合があります)。

CPUの性能比較 その1

CPU CINEBENCH R15のCPUスコア
Core i9-9900K
2068
Core i7-8700K
1517
Legion T530(Core i7-8700)
1401
Core i7-8700
1370
Core i5-8400
945
Core i7-7700
860

※ほかのCPUの結果は当サイト計測の平均値

CPUの性能比較 その2

CPU PassMark PerformanceTestのCPU Markスコア
Core i9-9900K
20094
Legion T530(Core i7-8700)
16072
Core i7-8700
15300
Core i7-8700K
14689
Core i5-8400
11229
Core i7-7700
10881

※ほかのCPUの結果は当サイト計測の平均値

3D性能

専用グラフィックス機能として使われているGeForce GTX 1060(6GB)も前世代のGPUで、現在はRTX 20シリーズが販売されています。性能面では最新モデルに劣るものの、高いグラフィックス性能を必要とする重いゲームをプレーしないのであれば、そこまでは必要ありません。むしろ安く買えるぶん、コスパは高いと言えます。

デスクトップ版のGTX 1050 Tiについては当サイトでは未計測ですが、性能はそれほど高くはありません。CPUはCore i5でもなんとかOKですが、GPUはGTX 1060を強くおすすめします。

3D機能の性能比較

GPU 3DMark Fire Strikeのスコア
GTX 2080 Ti(11GB)
27118
GTX 1080 Ti(11GB)
22960
GTX 2080(8GB)
21820
GTX 1080(8GB)
16792
GTX 1070(8GB)
15393
Legion T530(GTX 1060)
10967
GTX 1060(6GB)
10393

※ほかのGPUの結果は当サイト計測の平均値

ゲーム系ベンチマーク結果

ゲーム系ベンチマークテストの結果は以下のとおりです。GeForce GTX 1060であれば重量級のタイトルでも画質を落とすことで快適にプレーできます。GeForce GTX 1050 Tiだと重量級タイトルは厳しく、中量級でも画質を落とす必要があるでしょう。

ゲーム系ベンチマーク結果

FF15ベンチ
FF15 (DX11) ※重量級
1920×1080 (フルHD) 高品質 4367(普通)
標準品質 5291(やや快適)
軽量品質 5281(やや快適)
FF14ベンチ
FF14:紅蓮のリベレーター(DX11) ※中量級
1920×1080 (フルHD) 最高品質 11341(非常に快適) ※75.756 FPS
高品質 12960(非常に快適) ※86.711 FPS
標準品質 18089(非常に快適) ※127.731 FPS
ドラゴンクエストX
ドラゴンクエストX(DX9) ※軽量級
1920×1080 (フルHD) 最高品質 22485(すごく快適)
標準品質 22549(すごく快適)
低品質 23458(すごく快適)
Assassin's Creed Odyssey
アサシンクリード オデッセイ (DX11) ※重量級
1920×1080 (フルHD) 最高 53 FPS
70 FPS
87 FPS
Assassin's Creed Origins
アサシンクリード オリジンズ (DX11) ※重量級
1920×1080 (フルHD) 最高 37 FPS
67 FPS
超低 78 FPS
Far Cry5
Far Cry5 (DX11) ※中量級
1920×1080 (フルHD) 最高 68 FPS
80 FPS
89 FPS
SOTTR
シャドウ オブ ザ トゥームレイダー(DX12) ※重量級
1920×1080 (フルHD) 最高 47 FPS
54 FPS
最低 81 FPS
ROTTR
ライズ オブ ザ トゥームレイダー(DX12) ※中量級
1920×1080 (フルHD) 最高 69.23 FPS
92.75 FPS
最低 134.32 FPS

※平均60FPS以上が快適に遊べる性能の目安

フォートナイトを実際にプレーしてFPS(描画速度の目安)を計測したところ、最高画質の「エピック」では平均74.8 FPSでした。理想とされる60 FPSを上回っており、快適にプレーできます。120~144Hzの高リフレッシュレートでプレーするなら画質「高」をベースに、プレーに影響のない範囲で画質を落とすといいでしょう。

Legion T530 フォートナイトFPS計測結果

フォートナイトFPS計測結果

エピック(最高画質) 74.8 FPS
107 FPS
162.133 FPS
低(最低画質) 206.317 FPS

PUBGでも最高画質で平均60 FPSを上回りました。高リフレッシュレートを実感するなら”中”画質以下に設定したほうが良さそうです。

Legion T530 PUBG FPS計測結果

PUBG FPS計測結果(フルHD)

ウルトラ(最高画質) 72.567 FPS
80.217 FPS
90.017 FPS
103.750 FPS
非常に低い(最低画質) 121.65 FPS

本格派ゲーミングPCを安く買いたい人に

ということで、今回はLegion T530のレビューをお届けしました。

前述のとおりすでにCPUとGPUは最新モデルが発売されており、Core i7-8700+GeForce GTX 10シリーズはひと世代前の構成になってしまいました。しかしそのぶん、最新モデルよりも安く入手できる点が魅力です。重いゲームをプレーしないのであれば、むしろ旧世代のほうがお得と考えることもできるでしょう。

あるいはグラボなしモデルに、自分で購入したグラボを追加するのもアリです。2019年1月に発売されたGeForce RTX 2060なら5~6万円台で買えるので、最新GPU搭載PCを安く入手することができます。

それに加えて、レノボのLegionシリーズは他社製品よりも安い点が魅力です。パーツカスタマイズには対応していませんが、パーツの細かい選び方がわからない人にはむしろ面倒がなくていいかもしれません。ゲーミングPCを手軽に購入したい人におすすめです。

Legion T530 まとめ

安く手軽に入手したいならコレ

Legion T530

Legion T530

税込6万7657円~

※構成や価格は変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください

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