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ThinkPad E15 Gen 2 (第11世代インテル)レビュー:6万円台からの定番15.6インチスタンダードノートPC

ThinkPad E15 Gen 2 (第11世代インテル)レビュー
レノボのThinkPad E15 Gen 2 (第11世代インテル)は、15.6インチのフルHDディスプレイを搭載する据え置き向けのスタンダードノートPCです。重厚感のあるスタイリッシュなボディは強度が高く、頑丈で壊れにくい点がポイント。第11世代Coreプロセッサによる高いパフォーマンスも魅力です。自宅や職場に設置して、デスクでじっくり作業したい人におすすめします。

 

ThinkPad E15 Gen 2 (第11世代インテル)

ThinkPad E15 Gen 2 (第11世代インテル)

主なラインナップ

スタンダード
Core i3 4GBメモリー 256GB SSD 6万8794円
ブラック 20TD005MJP
Core i3 8GBメモリー 256GB SSD 6万6000円
ブラック 20TD005FJP
Core i5 8GBメモリー 256GB SSD 8万7780円
プレミアム
Core i7 16GBメモリー 512GB SSD 11万7183円

※価格は税込み

ThinkPad E15 Gen2のスペック

OS ・Windows 10 Home
・Windows 10 Pro
画面サイズ 15.6インチ
解像度 1920×1080
CPU ・Core i3-1115G4
・Core i5-1135G7
・Core i7-1165G7
メモリー 4~32GB
※スロット1基、DDR4-3200、最大32GB
SSD 256GB~1TB
※デュアルSSD対応
HDD なし
グラフィックス ・UHD(Core i3)
・Iris Xe(Core i5/i7)
・MX450(オプション)
モバイル通信
堅牢性テスト MIL-STD-810H準拠
色域 ・NTSC 45%(TN、タッチ)
・sRGB 100%(IPS)
幅×奥行き 365×240mm
厚さ 18.9mm
重量 約1.7kg
バッテリー 最大 約12.1時間

※2021年4月8日時点。構成は変更される場合があります


本体カラー ブラック
画面の表面 非光沢
パネルの種類 ・TN
・IPS
タッチ / ペン ・非対応
・対応
光学ドライブ
テンキー あり(4列)
有線LAN 1000Mbps
無線LAN ・Wi-Fi 5
・Wi-Fi 6
Bluetooth ・5.1
・5.2
USB3.1 1(Gen1)
USB3.0
USB2.0 1
USB Type-C 1(3.1 Gen1、Thunderbolt兼用)
Thunderbolt 1 (Thunderbolt 4)
メモリーカード
HDMI 1
VGA (D-sub15)
DisplayPort
Webカメラ HD 720p(92万画素)
顔認証カメラ
指紋センサー オプション
付属品 ACアダプターなど
オフィス ・なし(オプションで追加可能)
・付属モデルあり

 

この記事では筆者が購入した実機を使って、デザインや性能、実際の使い心地などをレビューします。

ThinkPad E15 Gen2

ThinkPad E15 Gen2

税込6万6600円~

※2021年4月8日時点

ページが表示されない場合はコチラ

デザインと使いやすさ

外観について

ThinkPad E15 Gen 2 外観

ThinkPad E15 Gen2では15.6インチで大きめのディスプレイが使われているだけあって、外観はややゴツい印象です。いまどきの15.6インチタイプは薄く軽やかなフォルムでカラーも鮮やかですが、ThinkPad E15 Gen2からは華やかさはまったく感じられません。しかし落ち着いた雰囲気ながらもスタイリッシュで、重厚感は抜群です。

 

シルエットがややゴツい代わりに、とても頑丈に作られています。米国防省制定の耐久基準「MIL-STD-810H」のほか、200種類以上にもおよぶThinPadシリーズの厳しい耐久テストをクリアーしているとのこと。頑丈で壊れにくい点がThinPadシリーズの魅力のひとつです。

 

ThinkPad E15 Gen 2 カラー

ブラックの本体カラー

 

ThinkPad E15 Gen 2 天板

天板は剛性に優れるアルミ製。ツヤ消しで質感高めですが、触ると指紋が少し残ります

 

ThinkPad E15 Gen 2 パームレスト

パームレストは樹脂(プラスチック)製ですが頑丈に作られています

 

ThinkPad E15 Gen 2 ディスプレイ角度

ディスプレイは最大180度まで開きますが、パネルの種類によっては画面が見えません

 

ThinkPad E15 Gen 2 ベゼル

ベゼルは左右10.2mm、上部14.8mm、下部17mm(非表示領域とフレームを含む)。数値的には標準的ですが、実物は細く見えます

 

ThinkPad E15 Gen 2 排気口

排気口はヒンジの裏あたり

 

ThinkPad E15 Gen 2 底面

底面部は樹脂製

 

ThinkPad E15 Gen 2 サイズ

接地面積は幅365×奥行き240mm

 

ThinkPad E15 Gen 2 大きさ

A4サイズ(ピンク)とB5サイズ(ブルー)とのサイズ比較

 

ThinkPad E15 Gen 2 厚さ

厚さは実測で20.1mm、底面部のゴム足を含めた設置時の高さは24.8mm。やや厚めです

 

ThinkPad E15 Gen 2 前面

前面

 

ThinkPad E15 Gen 2 背面

背面

 

ThinkPad E15 Gen 2 重さ

重さは実測で1.791kg。15.6インチタイプとしては軽め

 

ThinkPad E15 Gen 2 電源アダプター

付属の電源アダプター65WのType-C。重さは305g

ディスプレイについて

ThinkPad E15 Gen 2 画面

ディスプレイのサイズは15.6インチで、解像度は1920×1080ドットのフルHD。ノートPCとしてはスタンダードな仕様です。液晶パネルはTN / IPS / タッチ対応IPSの3種類。購入時のパーツカスタマイズでパネルの種類を選択できますが、カスタマイズ非対応モデルではTNパネルで固定されていることがあるので注意してください。

 

ThinkPad E15 Gen 2 デスクトップ

デスクトップの文字は2~2.8mm程度(スケーリング125%)

 

3種類のパネルのうち、画面がもっとも見やすいのはタッチ非対応のIPSです。もっとも安いTNパネルでは映像が青みがかっており、細かな文字がややぼんやりとしています。タッチ対応パネルはIPSですが、色域が狭く画質はイマイチです。文字や画像の見やすさを重視するなら、「100% sRGB」と表記されているパネルを選んでください。

 

ThinkPad E15 Gen 2 映像品質

今回検証したTNパネルの映像。青みが強くコントラストが低い上に、やや暗めです

 

ThinkPad E15 Gen 2 映像比較

IPSパネルと(左)TNパネル(右)の違い。IPSのほうが発色が自然

 

ThinkPad E15 Gen 2 映像

ネットの調べものや文書作成時は色に違和感はありません。画面はやや暗いものの、普通に作業できるレベルです

 

ThinkPad E15 Gen 2 視野角

TNパネルは視野角が狭く、画面の角度を変えると色や明るさが大きく変わります

 

ThinkPad E15 Gen 2 視野角

IPSパネル(左)とTNパネル(右)の視野角の違い

キーボードについて

ThinkPad E15 Gen 2 キーボード

キーボードはテンキー付きで、日本語配列と英字配列のどちらかを選べます(モデルによっては日本語配列のみ)。バックライトもオプションで、搭載 / 非搭載を選択可能です。キーピッチは実測19mmで、キーとキーの間隔は標準的な広さ。ただしEnterキー周辺で一部のキーが小さく作られています。ローマ字かな入力ではあまり影響ありませんが、かな入力やプログラムの作成などでは、やや使いづらいかもしれません。

 

ThinkPad E15 Gen 2 バックライト

バックライトはオプション。ライトはやや暗めです

 

ThinkPad E15 Gen 2 配列

Enterキー周辺で一部のキーが小さく、右Ctrlキーなどの位置もやや変則的

 

ThinkPad E15 Gen 2 トラックポイント

ThinkaPadのシリーズの象徴とも言える「赤ポチ」ことトラックポイント

 

ThinkPad E14 Gen2 キーボード

14インチのThinkPad E14 Gen2のほうが配列に違和感がありません

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キーストロークは平均1.61mmです。キーを押した瞬間のクリック感がやや固くストロークも十分あるので、手応えはしっかりと感じられました。底打ち感はややあるもののたわみやスイッチのグラつきがなく、力がスッと入っていくタイプ感です。キートップのサラサラした感触も心地よく感じます。

 

ただタイプ音は若干大きく聞こえました。高音域のカチャカチャした音はないものの、カタカタとした音とキーを押し切ったときの低音がやや響きます。Enterキーは「チャキッ」とした高音域の音で、強く叩くと響くので注意してください。

 

ThinkPad E15 Gen 2 タイプ感

しっかりとした手応えが感じられるキーボード。キーを押し込むようにして打つ人向きです

インターフェース/機能について

ThinkPad E15 Gen 2 インターフェース

周辺機器接続用のインターフェース(端子)類は多くありません。USB端子は合計3ポートで、うち1ポートがType-C。あとは映像出力用のHDMIと、有線LAN、ヘッドホン端子の構成です。メモリーカードスロットは用意されていないので注意してください。端子類が足りない場合は、Type-C / Thunderboltドックを利用するといいでしょう。

 

Type-C端子の機能

USB PD 18W充電 △(低速充電)
USB PD 30W充電 △(低速充電)
USB PD 45W充電
USB PD 65W充電
USB PD 100W充電
映像出力

 

USB Type-CはThunderbolt 4としても利用できます。映像出力はDisplayPort 1.4対応とのことなので、4K 120Hz / 4K 60Hz×2または8K 60Hzに対応しているかもしれません。しかし手元に確認できる機材がないので、実際のところは不明です。

 

それよりもThunderboltドックや、GPUボックス(eGPUボックス)を利用するほうが現実的でしょう。GPUボックスとデスクトップPC用のグラボを接続すれば、ゲームやクリエイティブワークに活用可能できます。

 

ThinkPad E14 Gen2 GPUボックス

GPUボックスにデスクトップPC用のグラボを接続してThunderbolt 4で接続すれば、グラフィックス性能が大幅にアップします ※写真はThinkPad E14 Gen2

 

ThinkPad E15 Gen 2 指紋センサー

生体認証は指紋センサーのみ。オプションで指紋センサーを追加すると、電源ボタンに内蔵されます

 

ThinkPad E15 Gen 2 Webカメラ

ディスプレイ上部のWebカメラはプライバシーシャッター付き

 

ThinkPad E15 Gen 2 スピーカー

スピーカーは底面配置。音の解像感が高く厚みもあるのですが、ややこもって聞こえます。Windows 10のシステム音再生時にビビリ音あり

分解とメモリー増設

ThinkPad E15 Gen2は底面部のカバーを外すことで、パーツの交換や本体内部のメンテナンスが可能です。メモリーの増設も可能ですが、モジュールは1枚のみのシングルチャネルで構成されています。分解はネジを外してカバーをこじあければOK。ただしカバーが開けづらいので、傷をつけたりツメを折ったりしないよう注意してください。専用の道具があると便利です。

 

 

ThinkPad E15 Gen 2 本体内部

底面カバーを外した状態

 

ThinkPad E15 Gen 2 メモリー増設

メモリースロットは1基のみ。規格はSO-DIMMのDDR4 3200(PC4-25600)で最大容量は32GB。シングルチャネルでのみ運用可能です

 

ThinkPad E15 Gen 2 M.2

SSD用のM.2 Type-2242と、Wi-Fiカード用のM.2 Type-2230

 

ThinkPad E15 Gen 2 M.2

SSD増設用のM.2 Type-2280スロットも用意されています

 

ThinkPad E15 Gen 2 前モデル

2019年発売の前モデル「ThinkPad E15」の本体内部。以前は2.5インチストレージ用のスペースがありましたが、現行モデルではなくなっています

 

ThinkPad E14 Gen2 本体内部

14インチのThinkPad E14 Gen2の本体内部。同じマザーボード / バッテリーなどがが使われているようです

ベンチマーク結果

試用機のスペック

型番 20TD005MJP
CPU Core i3-1115G4
メモリー 8GB
ストレージ 256GB SSD
グラフィックス UHD Graphics

※各ベンチマークテストはWindows 10の電源プランを「バランス」に設定した上で電源モードを「最も高いパフォーマンス」に設定しています

※ベンチマーク結果はパーツ構成や環境、タイミング、個体差などさまざまな要因によって大きく変わることがあります

CPU性能

CPUとしては、インテル第11世代Coreプロセッサが使われています。Core i5-1135G7やCore i7-1165G7はノートPC向けとしては高性能で、普段使いはもちろんビジネス作業でも活用できるでしょう。Core i3-1115G4は多少パフォーマンスが落ちるものの、前世代のCore i3に比べると性能が大きく向上しています。軽めのビジネス作業であれば、問題なく使えるはずです。

 

ThinkPad E15 Gen 2 ベンチマーク

※そのほかのスコアは当サイト計測の平均値

 

ThinkPad E15 Gen 2 ベンチマーク

※そのほかのスコアは当サイト計測の平均値

グラフィックス性能

標準のグラフィックス機能は、CPU内蔵のUHD GraphicsまたはIris Xe Graphicsです。さらにCore i5 / Core i7モデルでは、外付けGPUのGeForce MX450を利用可能です。MX450の性能は高いものの、ゲーム用GPUのGTXシリーズには及びません。とは言えCPU内蔵グラフィックスよりも高いパフォーマンスを期待できます。

 

Iris Xe内蔵のCore i5 / Core i7もなかなか高性能ですが、ThinkPad E15 Gen2では当サイト計測の平均値よりもスコアが下がる可能性があります。これは3Dグラフィックスのベンチマークテストでは、メモリーの容量と転送速度が大きく影響するため。シングルチャネルでしか動作しないThinkPad E15 Gen2では、ここまでのスコアは出ないはずです。実際、Core i5-1135G7を搭載したThinkPad E14 Gen2では、8GBのシングルチャネルでスコアが「2725」でした。Core i7-1165G7では、16GBメモリーを搭載して「3000」を超える程度だと思われます。

 

Core i3-1115G4では前世代のCPUと同じく内蔵のUHD Graphicsが使われますが、ベンチマークスコアは大きく向上しています。第10世代のCPUよりも、ゲームやクリエイター向けソフトなどでの効果を期待できます。

 

ThinkPad E15 Gen 2 ベンチマーク

※そのほかのスコアは当サイト計測の平均値

 

ちなみにThunderbolt経由でGPUボックスに接続すれば、デスクトップPC向けのグラボを利用できます。GPU本来の性能よりも2~3割程度スコアが落ちますが、CPU内蔵のグラフィックス機能よりもはるかに高性能です。ゲームやクリエイティブワークなどに使いたい人におすすめします。

GPUの性能差

GPU 3DMark Fire Strike Graphicsスコア
GTX 1070
17405
GTX 1070(eGPU)
13743
GTX 1650
8513
Iris Xe (Core i7)
4561
Iris Xe (Core i5)
3478
ThinkPad E14 Gen2(Core i5-1135G7)
2725

※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均

PCを使った作業の快適さ

テスト スコア
Essentials (一般的な利用)
目標値4100
Core i59016
Core i38454
Productivity (ビジネス利用)
目標値4500
Core i56327
Core i36100
Digital Contents Creation (コンテンツ制作)
目標値3450
Core i54602
Core i33441

※スコアの目安はPCMark 10公式サイトによるもの

 

PCMark10は、PCを使った作業の快適さを計測するベンチマークテストです。Core i3モデルではコンテンツ制作(写真加工や3D制作、動画編集)のテストがクリアーできませんでしたが、一般利用(Web閲覧やビデオ会議)とビジネス利用(表計算とワープロ)では快適に使えるとの評価でした。

 

Core i5-1135G4のスコアはThinkPad E14 Gen2の結果ですが、本体内部の作りはほとんど同じなのでおそらく参考になるでしょう。Core i5だとコンテンツ制作のテストもクリアーできます。ゲームやクリエイティブな作業を行なわないのであればCore i3、多少利用するのならCore i5以上をおすすめします。

ストレージのアクセス速度

ストレージとしては256GB~1TB SSDが用意されており、購入時のパーツカスタマイズで容量を変更可能です。従来モデルではHDDも利用できましたが、ThinkPad E15 Gen2では利用できません。その代わりに、SSDを2枚利用可能です。

 

検証機の256GB SSDの接続規格はPCIe 3.0 x4の超高速タイプ。アクセス速度を計測したところ、そこそこ高速な結果が出ました。大容量のデータを連続して書き込んでも速度は大きく低下していないので、サーマルスロットリングの影響は低いと考えていいでしょう。

 

ThinkPad E15 Gen 2 ストレージ

256GB SSDのアクセス速度。左が標準テストの結果で、右が高負荷テストの結果

起動時間

ウィンドウズの起動時間(バッテリー駆動時)は平均11.66秒でした。最近のSSD搭載ノートPCの平均は15秒前後ですので、起動はとても高速です。

 

起動時間の計測結果(手動計測)

1回目 11.8秒
2回目 11.5秒
3回目 11.7秒
4回目 11.8秒
5回目 11.5秒
平均 11.66秒

バッテリー駆動時間

バッテリーの駆動時間の公称値は、最大で約12.1時間とされています。しかしこれはバッテリー消費量を極端に落とした状態での結果で、実際の駆動時間とは異なる場合がほとんど。公称値よりも短いことが普通です。

 

そこで最大パフォーマンスの状態でビジネス作業 (Web閲覧や文書作成、ビデオチャットなど)での駆動時間を計測したところ、6時間1分で休止状態へ移行しました。公称値よりもだいぶ短い結果でしたが、フルパワーで使用しているので仕方がないでしょう。バッテリー消費の少ない電源プランや電源モードを選べば、伸びる可能性があります。

 

ちなみに専用GPUとしてGeForce MX450を搭載していると消費電力が増えるため、バッテリー駆動時間が短くなることがあるので注意してください。

 

バッテリー駆動時間の計測結果(Core i3モデル)

テスト方法 バッテリー消費 駆動時間
※公称値 最大 約12.1時間
Modern Office (ビジネス作業) 6時間1分
50%充電までにかかった時間 26分
フル充電までにかかった時間 1時間47分

※テストの条件や計測方法についてはコチラ

ゲーム系ベンチマーク結果

Core i3モデルでゲーム系ベンチマークを試したところ、ごくごく軽いドラクエ10であれば最高画質でも快適に遊べるとの評価でした。ドラクエ10より少し重い程度のゲームであれば、さらに画質を下げれば平均60 FPS程度で遊べるでしょう。FF14/FF15クラスの重いゲームは、画質を調整しても厳しいレベルです。Core i7モデルでメモリーを増設した状態なら、多少はパフォーマンスが向上するかもしれません。Core i3モデルではゲームのプレーを考えないほうが無難です。

FF15ベンチ (重い / DX11)

FF15ベンチ
画質 スコア / 評価
高品質 ※計測不能
標準品質 1245 / 動作困難
軽量品質 1504 / 動作困難

※1920×1080ドットの結果。スコアが6000以上で「快適」

FF14ベンチ:漆黒のヴィランズ (やや重い / DX11)

FF14ベンチ
画質 スコア / 平均FPS
最高品質 1661 / 10.7 FPS
高品質 2148 / 14.3 FPS
標準品質 2602 / 17.9 FPS

※1920×1080ドットの結果。平均60 FPS以上が快適に遊べる目安

ドラクエXベンチ (超軽い / DX9)

ドラクエXベンチ
画質 スコア / 評価
最高品質 6389 / 快適
標準品質 8050 / とても快適
低品質 8990 / とても快適

※1920×1080ドットの結果

据え置きでガッツリ作業したい人におすすめ

ThinkPad E15 Gen 2 感想

よかった点

とても頑丈な作りで、使っていて安心感があります。またキーボードの打ち心地もよく、最近主流のストロークの浅いキーボードでは不満がある人におすすめです。トラックポイントやThunderbolt 4も便利。ビジネスシーンはもちろん、プライベートや学習用にも活用できるでしょう。

気になる点

メモリースロットが1基しかないのが残念です。デュアルチャネルの効果がどれほどなのかは未検証ですが、グラフィックスの面で十分なパフォーマンスが出ていない気がします。GPUボックスを使うのも手ですが、まずはPC単体で十分なグラフィックス性能を発揮してほしいところです。

 

またキーボードの配列や筐体の質感など細かい部分の完成度としては、14インチのThinkPad E14 Gen2のほうが上に感じます。テンキーが不要ならThinkPad E14 Gen2を、必要ならThinkPad E15 Gen2を選ぶといいでしょう。
https://little-beans.net/review/thinkpad-e14-gen2/

ThinkPad E15 Gen2

ThinkPad E15 Gen2

税込6万6600円~

※2021年4月8日時点

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