VAIO A12 展示機レビュー:約1kgでノートPCとしてもしっかり使える2-in-1

VAIO A12 展示機レビュー

VAIO株式会社は2018年11月13日、液晶ディスプレイが取り外せるセパレート(デタッチャブル)タイプの2-in-1 PCとして「VAIO A12」を発表しました。発売日は2018年11月22日で、直販サイト「VAIO STORE」ではすでに予約販売が開始されています。

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VAIO STORE
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実は製品発表前の事前説明会と11月13日に行なわれた製品発表会で、VAIO A12に触れる機会がありました。今回はそのときに展示機を使ってみた感想をファーストインプレッションとして、簡易的にレビューします。ベンチマークテストなどを行なっていませんが、製品を検証する機会があればより詳細なレビューを公開するつもりです。

VAIO A12

VAIO A12

税込15万4744円から

当サイト限定クーポン適用時

※価格や構成は変更される場合があります

VAIO A12のスペック

VAIO A12には店頭販売向けの「標準仕様モデル」と、VAIOストアおよびソニーストアで販売されている「カスタマイズモデル」の2種類が用意されています。

おすすめはVAIOストアで購入可能なカスタマイズモデル。LTE対応でさらにCPUやメモリー容量などを変更できる上に、32GB/1年間のデータ通信が可能なSIMカードを無料でもらえるからです。さらに当サイトの限定クーポンを使えば、2万円引きで買うことができます。

VAIO A12 カスタマイズモデルのスペック

OS Windows 10 Home / Pro
CPU Core i7-8500Y / Core i5-8200Y / Celeron 3965Y
メモリー 4 / 8 / 16GB(LPDDR3)
ストレージ 256GB / 512GB / 1TB M.2 SSD(PCIe) または 128GB / 256GB SSD(SATA)
グラフィックス Intel HD / UHD Graphics 615
光学ドライブ なし
ディスプレイ 12.5インチ、1920×1080ドット、IPS、光沢、タッチ/ペン対応
通信機能 IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1、1000BASE-T対応有線LAN、LTE(VAIOストア販売モデル以外はオプション)
LTE対応バンド 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/21/25/26/28/29/30/38/39/40/41/66
3G対応バンド 1/2/4/5/6/8/19
インターフェース USB3.0(フルサイズ)×2、USB3.0(Type-C)×1、USB2.0×2、HDMI、VGA(D-sub15ピン)、有線LAN、SDメモリーカードスロット、ヘッドホン出力、microSIMカードスロット
セキュリティー TPM 2.0(オプション)、セキュリティースロット、指紋センサー(オプション)、顔認証用赤外線カメラ(オプション)
カメラ フロント207万画素+赤外線カメラ/リア799万画素 または フロント92万画素
サイズ/重量 幅305.5×奥行き199.4×高さ7.4mm(タブレット時)、幅305.5×奥行き211.9×高さ17~21mm(キーボード接続時) / 約607g(タブレット時)、約1.099/1.209kg(キーボード接続時)
バッテリー駆動時間 約7.7~8.5時間(タブレット時)、約7.4~8.1時間(キーボード接続時)、約14.4~15時間(セカンドバッテリー内蔵キーボード接続時)

※2018年11月13日時点。構成や価格は変更される場合があります

ノートPCとしても満足に使える2-in-1

VAIO A12の特徴は、液晶ディスプレイを取り外せるセパレート型(分離型)の2-in-1であるにも関わらず、見た目や使い勝手は完全にクラムシェル型のノートPCである点です。一見するとVAIO S13とあまり変わらないように見えます。

VAIO A12 外観

見た目は完全にクラムシェル型ノートPC。2-in-1モデルには見えません

VAIO A12 外観

天板を閉じた状態

しかしキーボード上部のスイッチを操作すると、液晶ディスプレイが外れてタブレットとして利用できるのです。

VAIO A12 液晶ディスプレイの取り外し

キーボード上部にあるスイッチ

VAIO A12 液晶ディスプレイの取り外し

スイッチをスライドさせると……

VAIO A12 液晶ディスプレイの取り外し

液晶ディスプレイが外れてタブレットに!

セパレートタイプの2-in-1は構造上の理由により液晶ディスプレイを大きく開けないのですが(開きすぎるとタブレット側の重みで倒れてしまうため)、VAIO S12は普通のノートPCのように画面を大きく傾けることができます。さらに本体のバランスを考えて作られているので、2-in-1でありながらヒザの上での使用が可能。これはスゴイ!

VAIO A12 液晶ディスプレイの角度

液晶ディスプレイは最大130度まで開くことが可能。画面を見やすい位置に固定できるのが魅力

クラムシェル型ノートPCのように使える秘密は、底面部の「スタビライザーフラップ」と呼ばれる部品にあります。液晶ディスプレイの開閉と同時にフタのような構造のパーツが開き、キーボード部分と液晶ディスプレイのバランスを取っているのです。

VAIO A12 スタビライザーフラップ

底面部に配置されたスタビライザーフラップ

VAIO A12 スタビライザーフラップ

フタがかぶさっているような印象

VAIO A12 スタビライザーフラップ

軽い力でも可動します

VAIO A12 フラップ

スタビライザーフラップとキーボード側の接続部分

VAIO A12 フラップ

スタビライザーフラップがヒンジを支えることで、液晶ディスプレイを大きく開いても倒れないようになっています

VAIO A12 ビューモード

液晶ディスプレイを反対側にセットした状態の「ビューモード」。動画視聴やプレゼン向き

VAIO A12 ビュークローズモード

ビューモードから液晶ディスプレイを閉じると「ビュークローズモード」へ

VAIO A12 タブレットモード

液晶ディスプレイのみのタブレットモード

VAIO A12 ワイヤレスキーボードモード

キーボードとタブレットは無線(2.4GHzの独自形式、有料オプション)で接続されているので、離れた状態でもキーボードを利用できます

VAIO A12 ワイヤレスキーボードモード

ワイヤレスキーボードの使用イメージ

キーボード装着時でも重量は約1kg

重量はタブレットのみの状態で607g、キーボード接続時で約1.099kg(セカンドバッテリー搭載時は約1.209kg)です。セパレート型2-in-1は液晶ディスプレイを支えるためにキーボード側を重くしていることが多いのですが、VAIO A12では特殊なスタビライザーフラップ機構でしっかり支えられているため、2-in-1でありながらほぼ1kgの軽さを実現しました。

VAIO A12 タブレットの重さ

タブレット部分の重量は約607gで、厚さは7.4mm

VAIO A12 タブレットの重さ

指でつまんで持ち上げられるほど軽い!

VAIO A12 キーボード装着時の重さ

キーボード装着時でも1.099kg(最軽量構成時)と軽量

VAIO A12 キーボード装着時の厚さ

キーボード装着すると最厚部で21mmと、やや厚みが増します

VAIO A12 サイズ感

VAIO A12のサイズ感 ※写真の人物はVAIO株式会社の吉田社長

コンパクトなのにキーボードが使いやすい

個人的に素晴らしいと思ったのは、キーボードが使いやすい点です。本体がコンパクトなのに、キーボードのキーピッチは理想とされる19mm。13インチのVAIO S13と同じキーボードが使われています。

VAIO A12 キーボード

キーボードは19mmのフルピッチ

キーボードの静音性は高く、またキートップにはフッ素による防汚コーティングが施されています。さらにバックライト対応で、タッチパッドは誤操作の少ないボタン分離型。12.5インチの2-in-1でこれだけ入力デバイスにこだわっているのはスゴイ!

VAIO A12 キーボード

汚れのつきにくいキー。タイプ音はかなり静か

VAIO A12 キーボード

キーボード全体が傾斜しているので、手首を自然な角度にキープしたまま作業できます

VAIO A12 パームレスト

パームレストはアルミ製で、堅牢性も高め

別売りのデジタイザースタイラス(ペン)を使えば、ペン入力も可能。筆圧感知は4096段階で、なめらかな描き心地を実現しています。なお傾き検知には対応していません。

VAIO A12 デジタイザースタイラス

別売りのデジタイザースタイラス

豊富なインターフェースを用意

インターフェースはとても充実しています。Power Delivery対応のUBS 3.0 Type-Cを備えるほか、SIMカードスロットや有線LAN、VGA(D-sub15ピン)なども装備。12.5インチの2-in-1でこれほどの端子を用意しているものはほかにありません。ビジネスに求められる機能にはひととおり対応している点が魅力です。

VAIO A12 インターフェース

キーボード側の右側面にはUSB3.0、HDMI、VGA(D-sbu15ピン)、有線LANなどを配置。タブレット側にはUSB-Type-CやSIMカードスロットなど

VAIO A12 インターフェース

キーボード左側面にはUSB2.0×2とSDカードスロット

高性能CPU搭載ながらもファンレス仕様

CPUとしてはAmber Lake世代のCore i7-8500Y/Core i5-8200Y/Core m3-8100Yと、Kaby Lake世代のCeleron 3965Yが用意されています。メモリー容量は4/8/16GBで、ストレージは256GB/512GB/1TB SSD(PCIe)の構成。YシリーズなのでパフォーマンスはUシリーズよりも劣りますが、どのくらいの性能なのかは機会があれば検証する予定です。

VAIO A12 CPU

Core i7-8500Yに対応

VAIO A12 CPU

こちらはCore i5-8200Y

VAIO A12はファンレス仕様で、駆動音が聞こえない点も特徴です。CPUからの発熱は、ステンレスとアルミを使った独自のシールドを使って抑えているとのこと。

VAIO A12 マザーボード

VAIO A12のマザーボード

VAIO A12 放熱シールド

ステンレスとアルミを使った放熱シールド

VAIO A12 M.2スロット

M.2スロットはストレージ用とWi-Fi用、WAN(LTE)用の合計3つ

バッテリーも長持ち

バッテリー駆動時間はタブレット時で7.7~8.5時間です。キーボード接続時は7.4~8.1時間と短くなりますが、これはキーボード側でも電力を消費するため。キーボード側にもバッテリーを搭載したセカンドバッテリー内蔵タイプなら、駆動時間は14.4~15時間に伸びます。

VAIO A12 バッテリー

タブレット側の内蔵バッテリー

セキュリティーや堅牢性もバッチリ

そのほかの機能としては、セキュリティー機能として指紋認証センサーと顔認証用の赤外線サーに対応。USB-Type Cからの充電には、5Vの電源で対応しています。

液晶ディスプレイの表面には傷に強いDragontrail Proが使われており、キーボードの水かけ試験や加圧試験などの耐久テストもクリアー。薄型でありながら、高い堅牢性(壊れにくさ)を実現しているとのことです。

ALL BLACK EDITIONも発売

VAIO S11やVAIO S13と同様、VAIO A12にもブラックのカラーで統一されたVAIO A12 ALL BLACK EDITIONが用意されています。

VAIO A12 外観

VAIO A12 ALL BLACK EDITION

VAIO A12 ALL BLACK EDITION

通常モデルはキーボード面がシルバーですが、こちらはブラック

VAIO A12 ALL BLACK EDITION

天板のロゴや背面のオーナメントもブラック

VAIO A12 ALL BLACK EDITION

底面部のスタビライザーフラップもブラックで、デザインに一体感があります

なおVAIO A12 ALL BLACK EDITIONはCPUがCore i7-8500Yのみで、メモリー容量は8GBか16GB、ストレージはPCIe接続の256GB/512GB/1TB SSDに限定されています。

VAIO A12

VAIO A12 ALL BLACK EDITION

税込23万7904円から

当サイト限定クーポン適用時

※価格や構成は変更される場合があります

機能充実&軽量スリムな2-in-1

ということで、今回はVAIO A12発売前の簡易レビューをお届けしました。今後実機を検証する機会があれば、より詳細なレビュー記事を公開する予定です。記事の更新は当サイトのtwitterアカウントで随時お知らせしているので、フォローしていただくことをおすすめします。

実のところ筆者は、2-in-1タイプはあまり好みではありませんでした。液晶ディスプレイ回転型のコンバーチブルタイプはタブレット時の厚さが気になりますし、セパレートタイプでは重さが気になります。使い勝手についてもクラムシェル型のほうが優れている気がしますが、これは慣れによるものかもしれません。

しかしVAIO A12は、しっかりとクラムシェル型ノートPCとして使える点に驚きました。キーボードは使いやすく、端子類も非常に豊富です。使い勝手については、並のクラムシェル型ノートPCをはるかに凌駕しています。それでいてタブレットとしての便利さも備えているわけですから、かなりの万能モデルというわけです。

VAIO A12感想

タブレットとしてはもちろん、ノートPCとしてもしっかり使える万能PC

加えてVAIOならではの堅牢性の高さやギミック感も見逃せません。2-in-1モデルの使い勝手に不満を持っていた方、あるいはビジネスで本格的に2-in-1を活用したい方におすすめします。

VAIO A12

VAIO A12

税込15万4744円から

当サイト限定クーポン適用時

※価格や構成は変更される場合があります

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