ポケトーク レビュー! 便利でスゴイけど過信は禁物?な超小型翻訳機

ソースネクストの小型音声翻訳機「ポケトーク」をレビュー

ソースネクストの「ポケトーク(POCKETALK)」は、超小型の音声翻訳機です。使い方はとても簡単。ボタンをタッチして話しかけるだけで、日本語を外国語に翻訳してくれます。

外国語を日本語に翻訳することも可能です。

ポケトークがあれば、海外へ旅行・出張に行ったときに言葉がわからなくて困る場面が少なくなるかもしれません。また国内のお店や施設で外国人に話しかけられても、スムーズに対応できるでしょう。

今回はこのポケトークについて、機能や実際の使い勝手などをレビューします。

ポケトークのポイント

ここがイイ! ここが残念

ポケトーク

ポケトーク

税込み2万6784円から

手のひらサイズでコンパクト


ポケトークの本体デザイン

ポケットに収まるサイズ

ポケトークは高さ110✕幅60×厚さ16mmで、非常にコンパクト。折りたたみ式のガラケー(フィーチャーホン)よりも小さいと考えると、サイズ感をイメージしやすいでしょう。服やバッグのポケットにスッポリ収まるサイズです。

ポケトークのサイズ

サイズは高さ110✕幅60×厚さ16mm

重さは公称値で約90g、実際には92gでした。多少のバラつきはあるはずですが、これだけ軽ければ持ち運びには問題ありません。ちなみに最近のスマホは100g以上であることが多く、iPhone Xだと174gです。

本体カラーは2色

ポケトークの本体カラーとしては、ホワイトとブラックの2色が用意されています。筆者が購入したのはホワイトで、清潔感のあるカラーでした。外側の材質はプラスチック製で、全面は光沢仕上げです。

本体カラーはホワイトとブラックの2色

筆者が購入したホワイトのモデル

ポケトークの同梱物

箱の中身はこんな感じ

特典の専用シリコンケース

予約特典で付いてきた専用シリコンケースはブラック。本体カラーがブラックのほうがデザイン的にあっているかもしれません

前面のデザイン

全面は光沢仕上げで、テカテカです

背面のデザイン

背面は非光沢仕上げ

ブラックのモデル

ブラックはこんな感じ ※写真はテスト機のためロゴのシールが貼られていますが、製品版はプリントです

充電はマイクロUSBで

充電は多くのスマホと同様、マイクロUSB端子で行ないます。そのほかの端子としてはヘッドホン/マイク兼用端子があり、3.5mmプラグのオーディオ機器を利用可能です。

カバー下のインターフェース類

側面のカバー下には、充電用のマイクロUSB端子とヘッドホン出力/マイク入力兼用端子が用意されています

背面のインターフェース類

背面上部には電源ボタン。小さな穴は、おそらくマイクだと思われます

SIMカードスロット

背面下部にはSIMカードスロット。ここにもマイク穴らしきものがありました

画面が小さくて設定が面倒


ポケトークの設定画面

文字の大きさは1.5~2mm

ポケトークの画面は1.3インチと極小です。そのため、文字もかなり小さく表示されます。実際に文字の大きさを測ってみたところ、設定画面では1.5mm程度、翻訳画面では2mm程度しかありませんでした。新聞の文字の大きさが縦約3ミリ横約3.8ミリですので、その半分程度の大きさです。

設定画面の文字サイズ

設定画面での文字サイズは約1.5mm程度

翻訳画面の文字サイズ

翻訳画面では約2mm程度で文字が表示されます

操作はタッチボタン方式

操作は本体中央のタッチボタンで行ないます。上下左右の矢印をタップまたはダブルタップすることで、さまざまな機能を呼び出し可能。選択時は上下左右のボタンを使い、中央のボタンで決定です。慣れると普通に使えますが、はじめのうちはちょっと戸惑うかもしれません。

ポケトークのタッチボタン

ポケトークのタッチボタン

機能の呼び出し方

ボタン タップ ダブルタップ
ボリュームを上げる 設定画面を開く
ボリュームを下げる 翻訳履歴を開く
左側で選択中の言語で音声入力開始 左側の言語を選択する
右側で選択中の言語で音声入力開始 右側の言語を選択する

言語の選択画面

左右のボタンをダブルタップすることで、選択言語を変えられます。言語はABC順で並んでいるため、英語は「E」のあたり、日本語は「J」のあたりです

Wi-Fi設定にひと苦労

ポケトークはインターネットに接続して使います。まずは自宅のWi-Fi(無線LAN)に接続しようとしたところ、パスワードの入力がとても大変でした。WPS非対応なのは、ちょっと勘弁していただきたいです。

設定開始

「↑」ボタンをダブルクタップして設定画面を開き、「Wi-Fi」を選択

SSIDを選択

利用するSSIDを選択。無線の接続方式は11b/gです

パスワード入力画面

無慈悲なパスワード入力画面。上下ボタンでも字を選び、決定ボタンで確定します

翻訳精度は高そう?


ポケトークの翻訳精度

翻訳操作はとてもお手軽

設定は非常に面倒ですが、翻訳のための操作は非常に簡単です。左右のボタンをタップして言語を選択すると「ピコッ」と音がなるので、ポケトークに向かってその言語で話しかけるだけ。あとは自動的に翻訳が行なわれ、選択しているもう一方の言語で音声が再生されます。

音声の入力方法

ボタンをタップして、音声入力を開始。写真の場合は左側の日本語を選んでいるので、日本語で話しかけます

翻訳画面の文字サイズ

認識した音声が表示されます。マイクがいいので、認識精度も高め

翻訳結果の再生

Wi-Fi接続であれば、瞬時に結果が再生されます。文章も同時に表示されるので、間違いにも気づきやすいかも

スマホの翻訳アプリでも同等のことができますが、ポケトークのほうが手間が少なくてすみます。またアプリを起動する必要がないので、操作がわかりやすいという点もメリットです。

さらに翻訳のために相手に端末を渡す場合、個人情報の詰まったスマホよりもポケトークのほうが心配しなくてすむという点も挙げられます。

長文も入力可能

ポケトークでは短い文だけでなく、長い文章も翻訳できました。文と文のあいだで途切れることなく話す必要がありますが、10秒程度まで入力できることを確認しています。しかし認識・翻訳した文章の表示が画面からはみ出てしまうため、正しい結果が出ているかどうかはわかりません。

長い文章も翻訳可能

数秒以内の文章であれば全文が表示されますが、長すぎると文章表示がはみ出てしまいます

便利だけど過信は禁物

日英翻訳でいろいろ試してみたのですが、筆者が理解できる範囲では、ちゃんと翻訳されているような気がします。

しかし公式サイトで公開されている例文を試してみたところ、微妙にニュアンスが変わっている箇所がありました。

翻訳結果がおかしい場面

入力した音声 翻訳結果
ドリンクを一杯 a wide range of drinks ※ドリンクをいっぱい(たくさん)に勘違いしている
the Prince Hotel in Tokyo 東京の王子ホテル ※Princeを直訳

このあたりはポケトークが原因なのではなく、ポケトークが使っている他社の翻訳サービスが原因です。翻訳エンジンは日々改善されているはずなので、今後の改善に期待しましょう。

一部言語の翻訳精度に疑問

英語以外の言語を試すために、スマホのGoogle翻訳アプリを使ってみました。アプリで日本語を外国語に翻訳し、その音声をポケトークに聞かせています。ただしこの方法ではGoogle翻訳アプリ側に問題がある可能性があるため、ポケトークの翻訳精度を正しく判断することはできません。あくまでも参考程度に捉えてください。

アプリを使った翻訳実験

Google翻訳アプリで日本語を中国語に翻訳し、その音声をポケトークに聞かせてみました

中国語の翻訳結果

中国語の翻訳結果。なんとなくニュアンスは伝わってきます

ランス語の翻訳結果

フランス語の翻訳結果。「昔々」の慣用句で使われる「il」を「彼」と直訳したため、ちょっと意味がわからなくなっています

アラビア語の翻訳結果

アラビア語の翻訳結果。「石油」が出てくるのがアラビアっぽいですが、まったく意味不明です

英語や中国語については翻訳精度が高そうですが、そのほかの言語についてはよくわかりません。ただ、入力文章をできるだけシンプルにすることで、より正確に伝わる可能性はあります。

グローバルSIMは必要?


ポケトーク専用グローバルSIM

SIMカードはセッティングが必要

ポケトークをWi-Fi環境のない場所で使うには、データ通信用のSIMカードがあると便利です。NVMOの格安SIMも利用できますが、オプションの専用グローバルSIMなら毎月のコストは約417円と安いので、こちらを使うほうがいいでしょう。国外でも利用できるのも、大きな魅力です。

専用グローバルSIMのパッケージ

専用グローバルSIMのパッケージ。価格は2年間容量制限なしでで1万円(税別)

SIMカードのサイズ

SIMカードは3種類のサイズに対応していますが、もっとも小さなナノSIMサイズで利用します

SIMカードのセット方法

背面のスロットにSIMカードをセット

APN設定

設定画面の「モバイルデータ」から、あらかじめ用意されている「POCKETALK SIM」をデフォルトに設定すればOK

なお専用グローバルSIM以外のSIMカードを利用するときは、自分でAPNやパスワードなどを入力する必要があります。

SIM利用時の翻訳速度は早い

専用グローバルSIMを利用する場合、翻訳された音声が再生されるまでにちょっとだけ時間がかかります。と言っても短い文なら2~3秒程度で、長文でも数秒程度でした。よっぽどの緊急事態でない限り、実用的に使える範囲でしょう。

ちなみにWi-Fi利用時では翻訳は一瞬でほぼノータイムですが、通信速度によって変化する可能性があります。

外出・旅行先で使うならSIMが便利

自宅や店舗、施設などでポケトークを使うのであればWi-Fi接続で十分ですので、SIMカードは必要ありません。しかし外出先や旅行・出張先で使うなら、SIMカードがあると便利です。特に海外での利用には、専用グローバルSIMをおすすめします。現地でSIMカードを調達する必要がなく、手間がかからないからです。

もっとも、モバイルルーターやスマホのテザリングを使えば、SIMカードなしでもポケトークを利用できます。データ通信量も多くないので、少しでも運用コストを抑えたいならSIMカードなしでもいいでしょう。

便利だけど翻訳精度の向上に期待

ということで、今回はソースネクストの超小型音声翻訳機「ポケトーク」のレビューをお届けしました。ポケトークがあれば世界中の人と会話できると思ったのですが、検証結果からおわかりいただけるように、必ずしもそうではないようです。

とは言うものの、言葉がまったくわからない状況なら、大きなサポートにはなるでしょう。外国語がとにかく苦手という人や、いろんな国の人と話す機会が多い人におすすめします。

ポケトークの感想

世界中の人々とのコミュニケーションを「サポートする端末」と考えれば、利用する価値は大いにあります

使い方のコツとしては、入力する文章をできるだけシンプルするという点が挙げられます。このあたりは、スマホの翻訳アプリと同じですね。またポケトークが使用する翻訳エンジンの精度が向上することで、細かいニュアンスを正解に伝えられるようになるはずです。いまでも十分利用価値はありますが、これからの翻訳精度の向上にも期待しましょう。

ポケトークのまとめ

  • スマホよりも手軽に使える
  • 長文でも認識可能
  • 翻訳が早い
  • 設定が面倒
  • 翻訳精度が発展途上

ポケトーク

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税込み2万6784円から

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