AMD A6-9220eのベンチマーク (性能テスト) 結果

AMD A6-9220eのベンチマーク (性能テスト) 結果

AMDのA6-9220eは、2017年にリリースされたノートPC向けのCPU (※)です。2017~2018年発売の格安ノートPCで使われています。

格安モデル向けであるため、性能はかなり低めです。普通に使っていても、処理に時間がかかることがしばしばあります。ちょっとしたネットの閲覧や動画視聴、ごく簡単な文書作成であればなんとか使えるレベルです。

※本来はグラフィックス機能を内蔵するAMD製プロセッサーのことを「APU」と呼びますが、この記事では混乱を防ぐために「CPU」と表記しています

A6-9220eのスペック

世代 第7世代
開発コード Stoney Ridge
コア数 / スレッド数 2 / 2
動作周波数 1.60GHz
最大動作周波数 2.40GHz
TDP 6W
内蔵グラフィックス Radeon R4 Graphics

A6-9220eの用途

gameゲーム
動画編集動画編集
RAW現像RAW現像
3D制作3D制作
デザインデザイン
イラストイラスト
DTMDTM
ビジネスビジネス

※ノートPC向けCPUとしての評価

この記事ではこれからノートPCを購入しようとしている方のために、AMD A6-9220eの性能について紹介します。

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AMD A6-9220e概要

A6-9220eが含まれるAMDのAシリーズは、やや低価格よりなノートPC向けのCPUです。インテルのPentiumシリーズと同じようなものと考えていいでしょう。さらに下位クラスのCPUとしてEシリーズ、上位クラスとしてRyzenシリーズなどが存在します。

AMDノートPC向けプロセッサーの種類

Eシリーズ
(下位)
とにかく価格の安さを重視
Aシリーズ
(中位)
価格の安さを重視しつつ少し高性能
Ryzenシリーズ
(上位)
価格と性能のバランスを重視

ただしE / Aシリーズは2017年以降に新しいCPUが発売されておらず、その代わりとしてAtlonシリーズが発表されています。今後はE / Aシリーズは終了し、Athlon / Ryzenシリーズとして展開されるのかもしれません。

デル向けのOEM版?

A6-9220eは現在のところ、デルのInspiron 11 3000シリーズの一部のモデルでしか使われていません。デル向けのOEM版CPUの可能性があります。

A6-9220eとA6-9220の違い

AMDからはA6-9220というよく似た名前のCPUがリリースされています。A6-9220eとの違いは、動作周波数とTDP (消費電力の目安)が高い点。そのほかのスペックや機能はほぼ変わらないので、A6-9220をベースにA6-9220eが作られたと考えていいでしょう。A6-9220のほうが周波数が高いぶん、性能面ではA6-9220eを若干上回ります。

A6-9220eとA6-9220の違い

A6-9220e A6-9220
開発コード Stoney Ridge Stoney Ridge
コア数 / スレッド数 2 / 2 2 / 2
動作周波数 1.60GHz 2.00GHz
最大動作周波数 2.40GHz 2.80GHz
TDP 6W 10W
内蔵グラフィックス Radeon R4 Graphics Radeon R4 Graphics

AMD A6-9220eのベンチマーク結果

続いて、当サイトで実施したCPUベンチマークテストの結果を紹介します。なおベンチマーク結果は各機種の平均値であり、A6-9220e本来の性能を正確に表わすものではありません。また結果はパーツ構成やタイミング、環境、個体差などにより大きく変わることがあることをあらかじめご了承ください。

一般ノートPC向けCPUとの比較

6万円以上の一般的なノートPCでは、CPUにインテルのCore iシリーズが使われています。このクラスのCPUと比較すると、A6-9220eの性能はかなり低めです。あくまでも低価格ノートPC向けということで、この結果は仕方がありません。

CPUの性能比較(総合性能)

CPU PassMark CPU Markスコア
Core i7-8565U (第8世代)
9679
Core i7-8550U (第8世代)
9009
Core i5-8265U (第8世代)
8595
Core i5-8250U (第8世代)
8328
Core i7-7500U (第7世代)
5564
Core i3-8145U (第8世代)
5549
Core i3-8130U (第8世代)
5527
Core i5-7200U (第7世代)
4949
Core i3-7100U (第7世代)
3785
A6-9220e
1852

※2019年7月時点での当サイトの平均値

格安ノートPC向けCPUとの比較

3~5万円台の格安モデル向けCPUと比べても、A6-9220eの性能は低めです。2017年にリリースされた古いCPUなので、仕方のない結果だと言えます。

なお末尾に「e」が付かないA6-9220であれば、格安モデル向けとしては悪くありません。性能がだいぶ変わるので、購入の際はA6-9220eなのかA6-9220なのかをしっかり把握してください。

CPUの性能比較(格安ノートPC)

CPU PassMark CPU Markスコア
Core i3-7020U
3802
A9-9420
2928
Pentium N5000
2650
Celeron N4100
2569
A6-9220
2465
A9-9420e
2142
Celeron 4205U
2026
Celeron 3865U
2016
E2-9000
1898
A6-9220e
1852
E2-9000e
1727
Celeron N4000
1553
Celeron N3350
1254

※2019年7月時点での当サイトの平均値

グラフィックス性能

A6-9220eではグラフィックス機能として、CPU内蔵のRadeon R4 Graphicsを使います。格安モデル向けCPUとしては3D性能は悪くはありませんが、ゲームをプレーするにはパワーがまったく足りません。2D描画主体のごくごく軽めのゲームであればなんとかなるかもしれませんが、基本的にはゲームのプレーは考えないほうが無難です。

グラフィックス性能比較

CPU 3DMark Fire Strikeスコア
GeForce GTX 1050
5412
GeForce MX250
3261
GeForce MX150
3053
GeForce MX130
1933
Core i7-8565U (UHD 620)
1162
Core i5-8265U (UHD 620)
1061
Core i3-8130U (UHD 620)
945
A9-9420 (Radeon R5)
707
A6-9220 (Radeon R4)
584
Celeron 4205U (UHD 610)
519
A6-9220e (Radeon R4)
462
E2-9000 (Radeon R2)
424
A9-9420e (Radeon R5)
384
Celeron N4000 (UHD 600)
369
E2-9000e (Radeon R2)
263

※2019年7月時点での当サイトの平均値

AMD A6-9220e搭載機種ごとの違い

当サイトでは2019年7月時点までに、A6-9220e搭載モデルを1機種のみ検証しています。検証台数は少ないのですが、前述のとおりおそらくデル向けのOEM版なので、ほかの機種を使った検証は難しいと思われます。

A6-9220e搭載機のベンチマーク結果

機種名 CINEBENCH R15 CPU Mark サイズ
Inspiron 11 3000 (3180) 80 1852 11.6インチ

※製品名をクリックすると各機種のレビュー記事に移動します

そのほかのA6-9220e対応モデル

Inspiron 11 3000 2-in-1 (3185) [デル]

ちなみにベンチマーク結果を集計するPCMark CPU Benchmarksでは、A6-9220eのスコアは1607とされています。当サイトとの結果と異なるのは、検証機種やタイミングなどが異なるため。条件によってベンチマーク結果が大きく変わる点に注意してください。

3万円前後と考えればアリ

A6-9220e搭載モデルは現在 (2019年7月時点)、クラムシェル型のInspiron 11 3000 (3180)のみ販売中です。公式サイトなら税込2万9733円、オフィス付きなら税込4万5123円と非常に安いのが魅力。性能は低めですが、この価格ならアリとも考えられます。

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Inspiron 11 3000 (3180)の価格

アマゾンでは3万円台で販売されていますが、セール期間中に割引販売されることがあるので、こちらもチェックしておくといいでしょう。

Inspiron 11 3000 (3180)のA6-9220e搭載モデルは性能が低めですが、これはCPUの性能というよりもメモリー容量やストレージ性能が強く影響しています。自分でメモリーを増設すれば、多少は改善されるでしょう。より高性能なパーツを搭載した上位モデルを選ぶのもアリです。

しかしA6-9220e搭載モデルをそのまま使うのであれば、以下の設定を行なった上で利用してください。そうすれば極端に待ち時間が長くなることはなく、ネットの閲覧や動画視聴などの軽めの作業には問題なく使えます。

格安PCをうまく使うコツ

  • ・電源プラン / オプションを「高パフォーマンス」に変更
  • ・不要なソフト / アプリを削除
  • ・アプリの自動更新を無効化
  • ・動作の軽いセキュリティー対策ソフトを使用

当サイトでは2~3万円台の格安ノートPCから高性能ノートPCまで、さまざまな最新モデルを検証・解説しています。記事の更新情報は当サイトのtwitterアカウントでお知らせするので、フォローしていただくことをおすすめします。

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