Inspiron 15 3000シリーズ エントリー モデル自腹レビュー(パフォーマンス編) Celeron N3050搭載機の実力に迫る! – こまめブログ

Inspiron 15 3000シリーズ エントリー モデル自腹レビュー(パフォーマンス編) Celeron N3050搭載機の実力に迫る!

eyecatch

デルのNew Inspiron 15 3000シリーズは、15.6型で解像度1366×768ドットの液晶ディスプレイを搭載するスタンダードタイプのノートパソコンです。最大の魅力は、直販価格3万9980円(税別)からと異様なまでに安い点。常時実施されているキャンペーンを利用すると、さらに安く買うことが可能です。

こんなに安いと、本当に使えるのか性能面で心配になる方もいるでしょう。そこでNew Inspiron 15 3000シリーズが実際にどこまで使えるのかを検証するために、もっとも安い「エントリーモデル」を自腹で購入しました!

当サイトでInspiron 15 3000シリーズ エントリーモデルを自腹で購入!

当サイトでNew Inspiron 15 3000シリーズ エントリーモデルを自腹で購入!

まず今回は、もっとも気になるパフォーマンス面についてレビューします。

リンク

New Insiron 15 3000シリーズのスペック

デルの直販サイトでは、New Inspiron 15 3000シリーズのラインナップとして11機種が販売されています。ただし基本となるのは「エントリー」と「スタンダード」、そして「プレミアム」の3種類。そのほかの機種はオフィスの有無やパーツ構成、納期の違いなどで区別されています。

New Insiron 15 3000シリーズ基本モデルのスペック
エントリー スタンダード プレミアム
OS Windows 10 Home 64ビット
CPU Celeron N3050(1.60GHz) Core i3-5005U(2.0GHz) Core i5-5200U(2.2GHz)
メモリー DDR3L 4GB DDR3L 4GBまたは8GB
グラフィックス Intel HD Graphics Intel HD Graphics 5500 Intel HD Graphics 5500またはNVIDIA GeForce 920M(2GB)
ストレージ 500GB HDD(5400回転) 500GB HDDまたは1TB HDD(5400回転)
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
ディスプレイ 15.6型、1,366×768ドット、光沢あり
通信機能 IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0 IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0
Webカメラ 92万画素
主なインタフェース USB3.0×1、USB2.0×2、HDMI、SD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロット、ヘッドホン出力
バッテリ駆動時間 6.5時間 7時間
本体サイズ/重量 幅380×奥行き260.3×高さ23.7mm/2.3kg
通常価格(税別) 3万9980円 4万9980円 6万4980円

New Insiron 15 3000シリーズ エントリーモデルのベンチマーク結果

今回取り上げるNew Insiron 15 3000シリーズ エントリーモデルは、CPUにCeleron N3050を搭載したもっとも安いモデルです。価格がリーズナブルなぶん、性能も控えめ。そこで実際の性能を検証するために、各種ベンチマークソフトを試してみました。なおベンチマーク結果はパソコンのスペックや環境、テストのタイミングなどによって大きく変わることがあります。あくまでも参考程度に捉えてください。

Inspiron 15 3000シリーズ エントリーモデルのシステム情報

Inspiron 15 3000シリーズ エントリーモデルのシステム情報

新モデルのパソコンとしてはやや低めの評価

s03

Windows 10の快適さを計測する「Windowsシステム評価ツール」の結果(Windowsエクスペリエンスインデックス)では、下表のとおりとなりました。各スコアの最大値が「9.9」であることを考えると、スコアとしては平均的。しかし最近のパソコンのなかでは、やや低めです

試用機のWindowsエクスペリエンスインデックス
プロセッサ(CpuScore) 5
メモリ(MemoryScore) 5.9
グラフィックス(GraphicsScore) 4.1
プライマリハードディスク(DiskScore) 5.9

ハードディスクの性能は標準的

ストレージのアクセス速度を計測する「CrystalDiskMark」では、読み込み速度(SeqQ32T1)が98.9MB/秒という結果でした。ハードディスクとしては平均的なアクセス速度です

ストレージのアクセス速度を計測する「CrystalDiskMark」では、読み込み速度(SeqQ32T1)が98.9MB/秒という結果でした。ハードディスクとしては平均的なアクセス速度です

Cドライブには433GBの空き容量が残されていました。写真や動画の保存には十分な容量です

Cドライブには433GBの空き容量が残されていました。写真や動画の保存には十分な容量です

実機ではシーゲイト製の「ST500LT012」500GBモデルが使われていました

実機ではシーゲイト製の「ST500LT012」500GBモデルが使われていました

現在の基準ではCPU性能はかなり低め

CPUの処理性能を計測する「CINEBENCH」では、低めの結果が出ています

CPUの処理性能を計測する「CINEBENCH」の結果。パソコン向けの最新CPUとしてはかなり低めで、タブレットクラスの性能です。しかし数年前のビジネス向けパソコンと同程度の性能を持っており、いまでも軽めの作業には十分なパワーです

Celeron N3050の詳細情報。メモリーにはDDR3Lのモジュールが1基使われています

Celeron N3050の詳細情報。メモリーにはDDR3Lのモジュールが1基使われています

ネット利用には問題ない性能

「PCMark 8」

「PCMark 8」の「Home accelerated」ベンチマーク結果。文書作成に関する性能はほどほどといったところ

「PCMark 8」の「Creative accelerated」ベンチマーク結果

「PCMark 8」の「Creative accelerated」ベンチマーク結果。CPUとグラフィックス性能が求められるテストの結果が影響して、全体的にかなり低めの結果となりました。ただしウェブの閲覧(Web Browsing)と動画再生(Video Group Chat playback)については標準的な性能のパソコンと同程度のスコアが出ています

「PCMark 8」ベンチマーク結果
Inspiron 15 3000シリーズ エントリー
Home conventinal 3.0 1175
Home accelerated 3.0 1605
Creative conventinal 3.0 848
Creative accelerated 3.0 1637

PassMark PerfomanceTest 8.0ベンチマーク結果

パフォーマンスを計測する「PassMark PerfomanceTest 8.0」では、CPU性能を表わす

パフォーマンスを計測する「PassMark PerfomanceTest 8.0」では、CPU性能を表わす「CPU Mark」が「1020」と低めです。Celeronといっても中身はタブレット向けのAtomと同じですから、やむを得ない結果と言えるでしょう

デスクトップ版の3Dゲームはムリ!

3D性能を計測する「3DMark」の結果。ドラクエ10やFF14クラスのゲームをプレーするには、「Ice Storm」のスコアが最低でも3万以上は欲しいところ。3Dゲームのプレーは考えないほうが無難です

3D性能を計測する「3DMark」の結果。ドラクエ10やFF14クラスのゲームをプレーするには、「Ice Storm」のスコアが最低でも3万以上は欲しいところ。3Dゲームのプレーは考えないほうが無難です

CPU内蔵のIntel HD Graphics詳細

CPU内蔵のIntel HD Graphics詳細

ドラクエ10は最低設定でも厳しい

「ドラゴンクエストXベンチマークソフト」の結果。低解像度&低画質でも、かなり厳しいスコアです

「ドラゴンクエストXベンチマークソフト」の結果。低解像度&低画質でも、かなり厳しいスコアです

もっとも負荷の軽い設定ではかろうじて「普通」という評価となりましたが、実際のプレーではカクつく場面が多いでしょう

もっとも負荷の軽い設定ではかろうじて「普通」という評価となりましたが、実際のプレーではカクつく場面が多いでしょう

640×480ドットの解像度ではゲーム画面がかなり狭く、プレーを十分に楽しむことが難しくなります

640×480ドットの解像度ではゲーム画面がかなり狭く、プレーを十分に楽しむことが難しくなります

FF14のプレーは難しい

「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド ベンチマーク」でも、負荷の軽い設定で「設定変更を推奨」という結果になりました

「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド ベンチマーク」でも、負荷の軽い設定で「設定変更を推奨」という結果になりました

動画視聴やオフィスを試してみた

ベンチマーク結果では総合的に低めの結果となりました。しかし実際に使ってみると、体感速度は違ってくることもあります。そこで実際にNew Inspiron 15 3000シリーズを使っていろいろ試してみた結果を紹介します。

ときどき異様に遅くなる

New Inspiron 15 3000シリーズ エントリーモデルを使っていると、ときどきとんでもなく遅くなることがありました。このような状態になるとネットはなんとか利用できるものの、ソフトの起動やWindows 10の設定変更などがほとんどできません。

パソコンの状態を調べてみたところ、以下の作業が行なわれているときに動作が遅くなるようです。パソコンを起動した直後のタイミングで、発生することが多く感じました。

パソコンがとても遅くなるタイミング

  • Windows 10の自動アップデートのためにファイルがダウンロードされているとき
  • インストール済みのソフトが自動更新されているとき
  • ほかのパソコンとのデータや設定が同期されているとき
  • ウイルス対策ソフトの更新チェックやスキャンが行なわれているとき
自動更新が行なわれているとディスクの使用率が100%近くになり、パソコンの動作が極端に遅くなります

自動更新が行なわれているとディスクの使用率が100%近くになり、パソコンの動作が極端に遅くなります

自動更新はユーザー側でタイミングを調整できないので、ちょっとやっかいです。パソコンで作業するタイミングをちょっと早めたり、使い終わった後に更新チェックを行なうなどして、更新のタイミングがズレるようにするといいでしょう。ウイルス対策ソフトについては、スケジュール機能を使って、普段あまり使わない時間帯に更新するようにしてください。

このようにときどき激重になることはありますが、更新さえ終わってしまえば普通に使えます。格安モデルですので、ある程度割り切って使うことをおすすめします。

YouTubeの動画再生はまったく問題なし

New Inspiron 15 3000シリーズ エントリーモデルを使ってYouTubeの動画を再生してみたところ、1080pの高画質動画でもコマ落ちすることなくスムーズに再生されました(解像度が1366×768ドットなので、1080p本来の画質ではありませんが)。フルHDクラスのネット動画を楽しむには十分な性能を持っているようです。

YouTubeで1080pの高画質動画を再生している様子。再生開始直後にCPU使用率がグンとはねあがりますが、あとは40~50%程度を推移していました

YouTubeで1080pの高画質動画を再生している様子。再生開始直後にCPU使用率がグンとはねあがりますが、あとは40~50%程度を推移していました

大量のファイルを扱う直前に一瞬の間がある

ハードディスクのアクセス速度は平均レベルなのですが、大量のファイルを扱うときにシステムが個々のファイルを管理しているようで、ちょっとした待ち時間があります。と言っても、イライラするほど長いわけではありません。またファイルのアクセスが始まってしまえば、そのあとは特別遅いこともありませんでした。

ただし1000個単位でファイルの移動やコピーを行なうと、そのぶんシステムに高い負荷がかかるので、かなりの待ち時間が必要となります。

Windows 10の起動時間について

Windows 10の起動時間を計測してみたところ、電源オフの状態から電源を入れてデスクトップが表示されるまでに1分11秒かかりました。早いわけではありませんが、ハードディスクを搭載したモデルなら妥当なところでしょう。ただし長期間使い続けるうちに、起動時間が長くなる可能性があります。

オフィスは普通に使える

今回購入したモデルはオフィス付きモデルではありませんが、筆者が所有するOffice 365 Soloから最新のOffice 2016をインストールして使ってみました。

Office 365 SoloからOffice 2016をインストール

Office 365 SoloからOffice 2016をインストール

ソフトの起動時に若干の間を感じるものの、エクセルやワード自体の動きは非常に快適です。エクセルではグラフの加工やピボットテーブルなどの操作もサクサク行なえました。ただしマクロや複雑なデータ加工、写真を多用した資料などを扱うと、動作が遅くなることがあるかもしれません。

高度な機能を使わない標準的な文書であれば、サクサクと快適に作業できます

高度な機能を使わない標準的な文書であれば、サクサクと快適に作業できます

ゲームはWindows 10版なら快適

パソコン版(Java版)のマインクラフトを試してみたのですが、パワー不足で描画がカクカクしていました。画質をかなり落とせばなんとか遊べるかもしれませんが、それよりも動作の軽いUWPアプリの「Minecraft Windows 10 Edition」をおすすめします。

Minecraft Windows 10 Edition

Minecraft Windows 10 Edition

Windows 10 Editionの中身はスマートフォンやタブレット向けの「Minecraft Pocket Edition」相当です。パソコン版に比べて機能は少ないのですが、スマートフォンやタブレットとマルチプレーを楽しめるメリットがあります。動きも軽いので、こちらをプレーするといいでしょう。

画面を最大サイズにして遠くまで見渡せるように設定を変更しても、快適に動きました

画面を最大サイズにして遠くまで見渡せるように設定を変更しても、快適に動きました

簡単な写真の加工ならOK

Windows 10標準アプリの「フォト」を使って、写真のトリミングや色味の調整を行なってみたところ、特に問題なく作業することができました。写真を1枚ずつちょっと加工する程度なら、まったく問題ありません。

Windows 10標準アプリの「フォト」を使った写真加工は問題なく行なえました

Windows 10標準アプリの「フォト」を使った写真加工は問題なく行なえました

ただしより高度な加工や大量の写真を処理するとなると、専用の画像編集ソフトが必要となります。今回は試していないのですが、スペック的に高級なソフトをバリバリ使うのは難しいと思います。

Windows 10のアップグレードはかなり長時間

検証中にWindows 10 Anniversary Updateが適用されたのですが、更新にかなりの時間がかかり、作業が途中で1~2時間程度止まってしまいました。大型アップデートがあるときは、作業が終わってから更新するといいでしょう。

大型アップデートにはかなりの時間がかかるので、気長に待ちましょう

大型アップデートにはかなりの時間がかかるので、気長に待ちましょう

ネット中心なら問題なし! あれこれやるなら上位モデルを

ということで、今回はデルの15.6型ノートパソコンNew Inspiron 15 3000シリーズ エントリーモデルのパフォーマンスについてレビューしました。ネットの調べものや動画の視聴、オフィスを使った文書作成には十分な性能を持っているのですが、それ以外の作業ではちょっと待たされる場面がたびたびあります。あくまでもライトな作業中心で活用したほうがいいでしょう。ほかの作業をサクサクこなしたいのであれば、上位CPUを搭載した「スタンダード」モデルや「プレミアム」モデルをおすすめします。

また快適に利用するには軽めのアプリを使う、あるいは更新タイミングをずらすなどのちょっとした工夫も必要です。そのような手間が面倒という方も、上位モデルを選ぶといいでしょう。CPUがCore i3やCore i5であれば、体感速度は劇的に変わるはずです。

ライトな作業

あくまでもライトな作業向きのNew Inspiron 15 3000シリーズ エントリーモデル

New Inspiron 15 3000シリーズはデルの直販サイトで購入可能です。購入時の支払い方法や納期などについては、製品ページをご覧ください。また割り引きキャンペーンが常時行なわれているので、価格をこまめにチェックして、ここぞ!というタイミングで購入することをおすすめします。

リンク

 

お得なキャンペーン情報

thum300px

ThinkPadが最大44%オフ!

[PR]12.5型モバイルPCが7万円台から、14型ハイパフォーマンスモデルが10万円切り! 人気モデル特価販売中
lavie-ns-300px

NECのアウトレットPC

15.6型ノートPCが4万円台から&最新モデルも対象!期間限定2000円オフでお得なアウトレット品がさらに安い!
thinkpad x260

特選!おすすめモバイルPC

格安モデルから最軽、最速モデルまで!実際に検証したモバイルPCおすすめモデルを一挙大紹介!!

ドスパラ半期決算セール

[PR]ゲーミングPCの人気モデルが1万円引き! SSD無料プレゼントも!?