マイクロソフトのSurface Arcマウス（Microsof Arc マウス）は、コンパクトなワイヤレスマウスです。Surfaceシリーズ向けにデザインされているので、見た目の相性はバッチリ！
Surface ArcマウスとSurface Laptop 2
最大の特徴は、本体を曲げたり伸ばしたりできる点。ガラケー（携帯電話）程度の大きさなので、バッグやポケットなどにすっぽりと収められます。
真ん中あたりを軽く曲げることで、平べったくなります
伸ばしきったときの厚さは14.22mm
中央付近で軽く力を入れると折れ曲がります
重量は実測83g（電池込み）
無線接続はBluetooth 4.0以上で、電源は単4乾電池が2本。これだけ小さくて軽いのに、電池が入っているなんてとビックリしました。
底面部には単4電池の収納部分と、Bluetooth接続ボタン
ユニークすぎる見た目から「なんだか使いづらいそう」と思っていたのですが、実際に使ってみると意外に使いやすく感じました。Bluetooth接続なのでワイヤレスマウス特有の「間」はあるものの、接続の回復は早く、気になるほどではありません。クリック感はやや浅いものの、問題なく使えます。
カーソルの反応はよく、クリック感もほどほど
小型マウスでは、手のひらを軽く載せるように持つ「かぶせ持ち」で使うの通常です。しかしSurface Arcマウスは親指や小指が当たる部分が空洞になっているため、「つかみ持ち」のように持つことができます。大型のエルゴノミクスマウスほどのグリップ感はありませんが、つかみ持ちに慣れている人でもあまり違和感を感じることなく使えるでしょう。左右対象のデザインなので、左利きの人でも問題なく使えます。
側面の空洞に指を入れることで、つかみ持ちのように利用できます
ただし左右ボタンの境界線がないので、右クリックしようとして左クリックになってしまうことがあるかもしれません。筆者は特に誤操作はありませんでしたが、右クリックの際は意識的に右端を押すようにするといいでしょう。またホイールボタンがない点にも注意してください。
左右ボタンの境界線がないので、中央付近ではなく左右の端をクリックするようにしましょう
バッテリー駆動時間は最大6ヵ月です。折り曲げると電源が入り、伸ばすと電源がオフになるので、電池のムダな消耗を抑えることができます。
本体カラーは全部で5色。バーガンディーとプラチナ、コバルトブルー、アクア（限定カラー）の4色はSurface Arcマウスとして販売されています。
ブラックは「Microsoft Arcマウス」という名称ですが、サイズや機能はまったく同じです。
※2019年11月に、新色が追加されました。
Surface Arc マウスのデザインやギミックは秀逸なのですが、値段は少々お高めです。もう少し安いほうがいい場合は、4000円前後で買えるSurfaceモバイルマウスをおすすめします。
Surfaceモバイルマウス
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