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ThinkPad X1 Carbon Gen 11レビュー:第13世代搭載のフラグシップモバイル

4.0
ThinkPad X1 Carbon Gen 11

機材貸し出し:レノボ・ジャパン合同会社

レノボの『ThinkPad X1 Carbon Gen 11』は、同社のビジネス向けモバイルノートPCのなかでもフラグシップに相当するハイエンドモデルです。「モバイルノートPCと言えばコレ!」と言われるほど人気が高く、昔から多くのユーザーに支持されています。

 

ThinkPad X1 Carbon Gen 11

レノボのフラグシップモバイルノートPC『ThinkPad X1 Carbon Gen 11』

 

記事執筆時の価格

スペック 価格
Core i5-1335U / 16GB / 256GB 20万8560円
Core i7-1355U / 16GB / 256GB 23万1715円
Core i7-1365U / 32GB / 1TB / 2.8K OLED 26万7960円
Core i7-1370P / 32GB / 512GB 28万0698円

※2023年10月26日時点

 

2023年発売のGen11(第11世代)は、CPUに第13世代Coreプロセッサを採用している点が特徴です。以前のモデルと比べて細かなアップデートはあるものの、基本的にここ2~3世代では大きな変化はありません。それでも品質の高さや使いやすさについてはさすがのできばえ。人気機種として長く君臨し続けるのも納得できます。

 

しかしハイエンドモデルだけあって、お値段もハイエンドクラス。Core i5搭載の下位モデルでも20万円を超えています。ですが各種ベンチマークテストの結果はそこそこで、CPUの発熱による影響も見られました。コスパの面では必ずしも優秀とは言えませんが、使い勝手の良さに惚れ込んだあまり「X1 Carbonじゃなきゃヤダ!」という人のためのモデルです。

 

この記事ではメーカーからお借りした実機を使って、デザインや性能、実際の使い心地などをレビューします。

スペック

発売日 2023年4月25日
OS Windows 11 Home / Pro
ディスプレイ 14インチ アスペクト比16:10
パネル 1920×1200 IPS / 2240×1400 IPS / 2880×1800 OLED
CPU Core i5-1335U / Core i5-1365U / Core i7-1355U / Core i7-1365U / Core i7-1370P
メモリー 16~64GB LPDDR5 ※オンボード
ストレージ 256GB~2TB NVMe SSD
グラフィックス UHD /Iris Xe Graphics(CPU内蔵)
通信 Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、4G LTE / 5G(オプション)
インターフェース Thunderbolt 4×2、USB 3.2 Gen1 Type-A ×2、HDMI、ヘッドフォン出力 / マイク入力
生体認証 指紋認証、顔認証(オプション)
サイズ / 重量 幅315.6mm、奥行き222.5mm、高さ15.4mm / 約1.12kg
バッテリー 4セル 57Whr 最大 約28.5時間

本体デザイン

ThinkPad X1 Carbon Gen 11

ThinkPad X1 Carbon Gen 11の外観

 

ThinkPad X1 Carbon Gen 11

試用機はカーボン柄のブラック。モデルによっては単色のブラックもあるようなので、購入時によく確認してください。天板はカーボン素材(CFRP)ですが、シリコン系塗料の影響でしっとりとした手触りです

ThinkPad X1 Carbon Gen 11

大きさは幅315.6mm、奥行き222.5mm

 

ThinkPad X1 Carbon Gen 11

A4ノート(ピンク)とB5ノート(ブルー)とのサイズ比較。A4サイズよりもひと回り大きい程度で、14インチタイプとしては比較的コンパクトです

 

ThinkPad X1 Carbon Gen 11

高さは実測で16.8mm(突起部を除く)

 

ThinkPad X1 Carbon Gen 11

底面部のゴム足(突起部)を含めた高さは20.4mm。設置時にはやや厚みを感じます

 

ThinkPad X1 Carbon Gen 11

試用機の重さは実測で1.259kg。パーツ構成によって多少変化しますが、14インチクラスのモバイルノートPCとしてはまあ軽いほうです

 

ThinkPad X1 Carbon Gen 11

ディスプレイを開いた状態

 

ThinkPad X1 Carbon Gen 11

ディスプレイは最大で180度近くまで開きます

 

ThinkPad X1 Carbon Gen 11

キーボード面はアルミ製。Thinkpadシリーズの象徴とも言える「トラックポイント」も用意されています

 

ThinkPad X1 Carbon Gen 11

ディスプレイのベゼルは細めではあるものの、最近のノートPCとしてはそれほど細いわけではありません。とは言え野暮ったさはなく、画面周りはスッキリとしています

 

ThinkPad X1 Carbon Gen 11

ディスプレイ上部のカメラはプライバシーシャッター付き。標準は1080pのWebカメラのみですが、オプションで顔認証用のIRカメラを追加できます

 

ThinkPad X1 Carbon Gen 11

インターフェース構成。メモリーカードスロットはないものの、モバイルノートPCとしては十分な端子が用意されています

 

ThinkPad X1 Carbon Gen 11

付属の電源アダプターは65WのType-C。重さは255gで、従来の65Wタイプに比べてだいぶコンパクトです

 

ThinkPad X13 Gen 4

(参考)ThinkPad X13に付属の65W Type-Cアダプター

 

ThinkPad X1 Carbon Gen 11

クアッドスピーカーはDolby Atomos対応。キーボード両脇のスピーカーは高音向けで、中~高音域がとてもクリアーに聞こえました。動画やビデオ会議の音もよく聞こえます

 

ThinkPad X1 Carbon Gen 11

底面部のスピーカーは低音向け。音楽もノートPCとしては高いクオリティーで再生されます

 

ThinkPad X1 Carbon Gen 11

キーボード上部の電源ボタンは指紋センサー内蔵

 

ThinkPad X1 Carbon Gen 11

排気口はこのあたり

 

ThinkPad X1 Carbon Gen 11

底面部

ディスプレイについて

ThinkPad X1 Carbon Gen 11

画面サイズは14インチ。解像度は1920×1200ドット、2240×1400ドット、2880×1800ドットの3種類が用意されています。納期の早い即納モデルは固定仕様ですが、カスタマイズ対応モデルでは変更可能です

 

用意されているパネルの種類

1920×1200ドット、IPS、100% sRGB、400nit
1920×1200ドット、IPS、タッチ対応、100% sRGB、400nit
1920×1200ドット、IPS、タッチ対応、Think Privacy Guard、100% sRGB、500nit
2240×1400ドット、IPS、100% sRGB、300nit
2880×1800ドット、OLED、100% DCI-P3、400nit

※検証機の仕様

 

ThinkPad X1 Carbon Gen 11

検証機は100% sRGBのThink Privacy Guard対応パネル。正面から見るぶんには明るくて発色もいいのですが、画面の端のほうがやや暗く感じます。色もわずかに寒色系なので、文字中心の作業で使うほうがいいでしょう

 

ThinkPad X1 Carbon Gen 11

Think Privacy Guardが無効の状態(上)と有効の状態(下)。真正面から見ると、画面がやや暗くなった程度にしか感じません。ただし画面の明るさを落とすと、けっこう見づらく感じます

 

ThinkPad X1 Carbon Gen 11

同じくThink Privacy Guardが無効の状態(上)と有効の状態(下)。有効時には周囲からののぞき見をある程度防止できます

キーボードについて

ThinkPad X1 Carbon Gen 11

キーボードはテンキーなしのバックライト対応。カスタマイズ対応モデルでは、英字配列に変更できます ※写真は日本語配列

 

ThinkPad X1 Carbon Gen 11

キーボード左側に違和感はありません。FnキーとCtrlキーの位置が逆なのは、ThinkPadシリーズの特徴です

 

ThinkPad X1 Carbon Gen 11

キーボード右側ではEnterキー周辺のキーがやや小さく作られています。この変則的な配列は2019年に発売されたGen9から。Gen8以前のモデルから乗り換える人は注意してください

 

ThinkPad X1 Carbon Gen 11

キーストロークは1.5mm程度で、ThinkPadシリーズとしてはやや浅め。ただしクリック感はしっかりと感じられる上に、指がスッと沈み込むようなタイプ感はなかなかの仕上がりです。タイプ音も比較的静か

ベンチマーク結果

試用機のスペック

CPU Core i5-1335U(12C16T、Pコア×4+Eコア×8、28W)
メモリー LPDDR5x-4800 16GB
ストレージ 512GB NVMe SSD
グラフィックス Iris Xe Graphics(CPU内蔵)

※ベンチマークテストはWindows 11の電源プランと電源モードを「バランス」に設定した上で、電源アダプターを接続した状態で実施しています

※ベンチマーク結果はパーツ構成や環境、タイミング、個体差などさまざまな要因によって大きく変わることがあります

CPU性能

CPUとしては、インテル第13世代の薄型ノートPC向けであるCore i5-1335U / Core i5-1365U / Core i7-1355U / Core i7-1365U / Core i7-1370Pが使われています。

Core i5-1335U搭載機で電源モードを変えながらCPUベンチマークテストを行なったところ、高性能設定の「最適なパフォーマンス」ではなかなか優秀な結果が出ました。標準設定の「バランス」ではスコアがだいぶ落ちるものの、軽めの作業には十分な結果です。作業内容や作業場所に応じて、電源モードを切り替えるといいでしょう。

 

薄型ノートPC向けCPUの性能差 (総合性能)

CPU PassMark CPU Mark Score
Ryzen 7 7735U
21043
Core i5-1340P
20760
Core i7-1360P
19623
Ryzen 7 7730U
18979
ThinkPad X1 Carbon(Core i5-1355U, 最適なパフォーマンス)
18541
Core i5-1335U
18240
Ryzen 5 7535U
17163
Ryzen 5 7530U
16196
Core i7-1355U
15636
ThinkPad X1 Carbon(Core i5-1355U, バランス)
13837
Core i3-1315U
13033
Ryzen 3 7330U
10909
Core i3-N305
10265
Ryzen 5 7520U
9759
Ryzen 3 7320U
9249
Intel N100
5620

※スコアはPassMark CPU Benchmarksによる集計値

 

薄型ノートPC向けCPUの性能差 (シングルスレッド)

CPU PassMark CPU Mark Score
ThinkPad X1 Carbon(Core i5-1355U, 最適なパフォーマンス)
3704
ThinkPad X1 Carbon(Core i5-1355U, バランス)
3701
Core i7-1360P
3670
Core i5-1335U
3665
Core i7-1355U
3606
Core i3-1315U
3573
Ryzen 7 7735U
3289
Ryzen 7 7730U
3228
Ryzen 5 7530U
3136
Ryzen 5 7535U
3105
Ryzen 3 7330U
3089
Ryzen 5 7520U
2573
Ryzen 3 7320U
2485
Core i3-N305
2279
Intel N100
1971

※スコアはPassMark CPU Benchmarksによる集計値

グラフィックス性能

グラフィックス機能としては、CPU内蔵のIris Xe Graphicsが使われます。3Dベンチマークテストの結果は同じIris Xe Grapghicsとしては妥当な結果でした。最近の内蔵グラフィックスとしては標準的な結果です。ゲームやクリエイター向けソフトでは、多少の効果が見込めるでしょう。

 

内蔵グラフィックスの性能差(DirectX 12)

GPU 3DMark Time Spy Graphicsスコア
GTX 1650
3445
Radeon(RDNA 3)
2862
Radeon 680M(RDNA 2)
2211
Iris Xe(Core i7+LPDDR)
1528
ThinkPad X1 Carbon(Iris Xe, LPDDR)
1321
Iris Xe(Core i5+LPDDR)
1302
Radeon (Vega)
1204
Iris Xe(Core i7+DDR)
1149
Iris Xe(Core i5+DDR)
977
UHD(Core i3)
900

※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均

 

ストレージ性能

ストレージには、256GB~2TBのSSDが使われています。使用機で使われていたSSDは「UMIS RPETJ256MKP1MDQ」と認識されており、「Union Memory」と呼ばれるメーカーの製品かもしれませんが詳細は不明です。PCIe Gen4 x4の高速規格に対応しているものの、アクセス速度の計測結果はPCIe Gen3 x4程度でしかありません。

 

ただしこれは、SSDからの発熱を抑えるためだと思われます。内部の熱を抑えるために、あえて速度を抑えたSSDを使っているのでしょう。高速タイプではないものの、一般的な利用には十分な性能です。

 

ThinkPad X1 Carbon Gen 11

256GB SSDのアクセス速度計測結果

PCを使った作業の快適さ

PCMark10は、PCを使った作業の快適さを計測するベンチマークテストです。一般的な作業を想定しているため、テストでは比較的軽い処理が行なわれています。各テストの傾向としては「Essentials」(一般利用)ではCPUのシングルコア性能、「Productivity」(ビジネス利用)ではCPUのマルチコア性能、「Digital Contents Creation」(コンテンツ制作)ではCPUとストレージ、GPU性能が強く影響するようです。

 

パフォーマンスを標準設定(電源モードを「バランス」)と高性能設定(電源モードを「最適なパフォーマンス」)の2パターンに調整してテストを行なったところ、全体としてはまずまずの結果となりました。ただし負荷の高いマルチコア性能が要求されるビジネス利用(高度なワープロや高度な表計算)では、スコアがやや落ちています。ビジネスには問題なく使えるものの、重すぎる処理は苦手なようです。

PCMark 10ベンチマーク結果

テスト スコア
Essentials
(一般的な利用)
目標値:4100
標準設定9438
高性能設定10005
ThinkBook10616
Vostro9882
Flex510917
15-eg10258
Ins1610501
Productivity
(ビジネス利用)
目標値:4500
標準設定6471
高性能設定7139
ThinkBook10003
Vostro6966
Flex59572
15-eg7417
Ins167622
Digital Contents Creation
(コンテンツ制作)
目標値:3450
標準設定5434
高性能設定6088
ThinkBook6018
Vostro5500
Flex56536
15-eg6026
Ins166624

※スコアの目標値はPCMark 10公式サイトによるもの

比較機のスペック(スリムノートPC)

ThinkBook 14 Gen5 Ryzen 5 7530U / 16GB / Radeon
Vostro 15 3550 Core i5-1335U / 16GB / Iris Xe
IdeaPad Flex 5 Gen 8 Ryzen 7 7730U / 16GB / Radeon
HP Pavilion 15-eg Core i7-1355U / 16GB / Iris Xe
Inspiron 16 5630 Core i7-1360P / 16GB / Iris Xe

バッテリー駆動時間

バッテリーの駆動時間は、公称値で最大 約28.5時間とされています。しかし公称値は実際の利用を想定した測定結果ではないため、実際の利用では駆動時間が短くなりがちです。

 

そこでCore i5-1355Uモデルを使って最大パフォーマンスの状態でビジネス作業 (Web閲覧や文書作成、ビデオチャットなど)での駆動時間を計測したところ、開始から10時間25分で休止状態へ移行しました。公称値よりも短い結果でしたが、日常的なビジネス利用でこれだけもてば十分でしょう。電源プランや画面の輝度を変更すれば、駆動時間はさらに延びる可能性があります。

 

バッテリー駆動時間の計測結果 ※Core i5モデル

テスト方法 バッテリー消費 駆動時間
※公称値 約28.5時間
Modern Office (ビジネス作業) 10時間25分
50%充電までにかかった時間 38分
フル充電までにかかった時間 1時間58分

※テストの条件や計測方法についてはコチラ

 

ただしバッテリー駆動時にはパフォーマンスが大きく低下するので注意してください。電源接続時とバッテリー駆動時とでは、ベンチマークテストのスコアが27~35%程度変わります。フルパワーで使いたいときは、電源に接続した状態で利用するといいでしょう。

 

PCMark 10ベンチマーク結果

テスト スコア
Essentials
(一般的な利用)
目標値:4100
電源接続時9438
バッテリー駆動時6179
Productivity
(ビジネス利用)
目標値:4500
電源接続時6471
バッテリー駆動時4274
Digital Contents Creation
(コンテンツ制作)
目標値:3450
電源接続時5434
バッテリー駆動時3979

熱と騒音について

表面温度

今回試用したCore i5-1335Uモデルでは、高負荷時にキーボード上部がちょっと熱く感じました。また充電用Type-Cの周りでも熱が生じています。キーボード入力中は左半分がやや温かく感じるでしょう。外出先はともかく、自宅や職場でガッツリ使うならノートPC冷却台などの熱対策を行なったほうがいいかもしれません。

 

ThinkPad X1 Carbon Gen 11

高負荷時には排気口付近とキーボード左側が熱を帯びますが、触れないほどではありません

CPUの熱

電源モードを「バランス」と「最適なパフォーマンス」に設定して高負荷時におけるCPUの温度を計測したところ、「バランス」での平均CPU温度は67.4℃、「最適なパフォーマンス」では平均75.8度でした。

 

平均値だけではどちらも問題ない温度のように思えますが、「最適なパフォーマンス」では100度に達している場面が何度かあり、内部的にはサーマルスロットリング(高熱による強制的な性能低下)が発生しています。メーカーとしては、これで問題のないチューニングなのでしょう。ただPCを長期間不具合なく使うのであれば「最適なパフォーマンス」は常用せずに、必要に応じて電源モードを切り替えたほうがいいと思います。

 

ThinkPad X1 Carbon Gen 11

CINEBENCH R23のマルチコアテストを10分間行なった際のCPUクロックとCPU温度の推移

駆動音

駆動音(ファンの回転音や排気口からの風切り音)は、高負荷時に多少大きく聞こえます。うるさすぎるほどではありませんが、外出先で利用するなら標準設定で利用するといいでしょう。

 

駆動音の計測結果

電源オフ 36.8dBA
待機中 37.0dBA前後 ほぼ無音
軽作業中 37.1dBA前後 待機時とほぼ変わらない
高負荷時(バランス) 38.0dBA前後 排気音がハッキリと聞こえるがうるさくはない
高負荷時(最適なパフォーマンス) 44.2dBA前後 排気音が大きく聞こえる。音の大きさとしてはUSB扇風機程度。静かな場所では周囲への配慮が必要
(参考)エアコンの最大出力時 48~58dBA前後

品質は高いが値段も高い

ThinkPad X1 Carbon Gen 11

ベンチマーク結果はほどほどでしたが、仕上がりのクオリティーが高い点が魅力です。見た目も質感も良く、総合的な使い心地はまさにフラグシップモデル相当。ビジネス向けモバイルノートPCとして人気が高いのもうなづけます。とは言えGen11はCPUが第13世代に変わったのが主な変更で、良くも悪くも「いつものX1 Carbon」です。

 

ただCore i5 / 16GBメモリー / 256GB SSD / 1920×1200ドットで20万円~は、値段的にはかなりお高め。最近は同構成の格安機種なら6~7万円台で購入できることを考えれば、コスパが高いとは言えません。値段に関係なく、使い勝手にこだわりたいのであればアリでしょう。

 

ひとつ気になるのは、Enterキー周りの配列に違和感がある点です。7~10万円クラスの機種であれば仕方がないなとは思いますが、20万円オーバーの高級機としては配慮が足りないのではないでしょうか。コストが上がるのは仕方がないものの、ThinkPad X1 Carbonの最新モデルを選ぶ人は、わずかなコスト差を気にすることはないはず。この点については、今後に期待します。

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