ドスパラ GALLERIA ZZ i9-9900K レビュー:Core i9&RTX2080Ti搭載でも静かなゲーミングデスクトップPC

ドスパラ GALLERIA ZZ i9-9900K レビュー

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GALLERIA ZZ i9-9900Kは、ドスパラのゲーミングデスクトップPCのなかでも最上位に位置する超高性能なモデルです。CPUは8コア/16スレッドのCore i9-9900Kで、dGPUはGeForce RTX 2080 Ti(11GB)。人気ゲームを4K解像度で楽しめるほどの十分なパフォーマンスを誇ります。

GALLERIA ZZ i9-9900K スペック概要

【主なスペック】CPU:Core i9-9900K、メモリー:16GB、ストレージ :500GB SSD+3TB HDD、グラフィックス:GeForce RTX 2080Ti

この記事ではメーカーからお借りした実機を使って、本体の外観や機能、実際の性能についてレビューします。

GALLERIA ZZ i9-9900K

GALLERIA ZZ i9-9900K

税込29万3738円~

※構成や価格は変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください

GALLERIA ZZ i9-9900Kのスペック

OS Windows 10 Home
CPU Core i9-9900K
チップセット Intel Z390 Chipset
メモリー 16GB
ストレージ SSD:500GB(M.2 PCIe、Samsung 970 Evo)
HDD:3TB
グラフィックス GeForce RTX 2080 Ti(11GB、3スロット使用)
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
通信機能 1000BASE-T対応有線LAN
インターフェース USB3.0(フルサイズ)×5(前面×2+背面×3)
USB3.0 Type-C×1(背面)
USB2.0×2(背面)
HDMI
DisplayPort×3
USB Type-C(DisplayPort)
有線LAN
SD/microSDカードスロット
ヘッドホン出力/マイク入力
PS/2(マウス/キーボード用)
オーディオ端子類
拡張スロット PCI Express x16 ×2
PCI Express x1 ×3
M.2スロット×2
SATA3×6
ドライブベイ 5インチ×5
3.5インチ×5
電源 SILVERSTONE 750W 静音電源(80PLUS PLATINUM)
サイズ 幅207×奥行き520.7×高さ450.2mm
※ガレリア専用 KTケース(ATX)
重量 約13.9kg
セキュリティー TPM2.0
マカフィーリブセーフ 12ヵ月版
サポート メーカー保証1年間 ※有料サービス対応

※2019年1月21日時点。構成は変更される場合があります

購入時のカスタマイズ画面で、メモリー容量やストレージ構成などをアップグレード可能です(要追加料金)。予算や好みに応じて追加してください。

GALLERIA ZZ i9-9900K パーツカスタマイズ

基本構成でも十分すぎる性能ですが、予算や好みに応じて容量を増やしたり冷却対策を行なうといいでしょう

カスタマイズ可能なパーツ

  • メモリー容量
  • ストレージの種類や容量
  • 電源の種類
  • 空冷ファンの種類 など

本体の外観と内部

拡張性抜群の巨大ケース

GALLERIA ZZ i9-9900Kでは、ドスパラGALLERIAシリーズ専用の「KTケース」と呼ばれるPCケースが使われています。対応マザーボードはATXタイプで、デスクトップPCとしての分類はミドルタワー型。拡張性や冷却性能に優れる点がメリットですが、本体サイズがかなり大きい点がデメリットです。

デスクトップの主な分類

ミドルタワー型 ミニタワー型 スリム型 コンパクト型
デスクトップのサイズ比較
機能:◎
拡張性:◎
省スペース性:×
冷却性能:◎
機能:◎
拡張性:○
省スペース性:△
冷却性能:○
機能:○
拡張性:△
省スペース性:○
冷却性能:△
機能:△
拡張性:×
省スペース性:◎
冷却性能:△

GALLERIA ZZ i9-9900K サイズ感

21.5インチディスプレイとのサイズ比較

GALLERIA ZZ i9-9900K 前面と背面

前面(左)と背面(右)。幅は207mmで高さは450.2mm

GALLERIA ZZ i9-9900K 左側面

左側面。奥行きは520.7mm

充実したインターフェース

周辺機器接続用のインターフェース(端子類)は、とても充実しています。USB端子は前面×2、背面×6の構成で、これだけあれば十分でしょう。なお映像出力にはマザーボード側のI/Oパネルではなく、グラフィックボード側の端子を使う点に注意してください。

GALLERIA ZZ i9-9900K 前面

前面のインターフェース

  • ① USB3.0
  • ② SD/microSDカードスロット
  • ③ ヘッドホン出力/マイク入力
  • ④ リセットボタン
  • ⑤ 電源ボタン

GALLERIA ZZ i9-9900K 背面

背面I/Oパネルのインターフェース

  • ① USB3.0
  • ② P2/2端子 ※キーボード/マウス接続用
  • ③ DVI ※非使用
  • ④ VGA(D-sub15ピン) ※非使用
  • ⑤ HDMI ※非使用
  • ⑥ USB3.0 Type-C
  • ⑦ USB3.0
  • ⑧ USB2.0
  • ⑨ 有線LAN
  • ⑩ オーディオ端子類
  • ⑪ USB-Type-C
  • ⑫ DisplayPort
  • ⑬ HDMI

スロットやドライブベイが多い

拡張スロットやドライブベイも多く、拡張性は抜群です。ただしグラフィックボードが3スロットぶんのスペースを占有しているいるため、実質的にはPCIe x1を1~2スロット使える程度だと考えてください。裏配線ではないためドライブベイにパーツを追加すると、配線がかなりゴチャつく可能性があります。

GALLERIA ZZ i9-9900K 本体内部

左側面のパネルを外すことで内部にアクセスできます

GALLERIA ZZ i9-9900K 電源

電源は750Wの静音電源(80PLUS PLATINUM)

GALLERIA ZZ i9-9900K グラボ

グラフィックボードはGeForce RTX 2080 Ti(11GB)

GALLERIA ZZ i9-9900K CPUクーラー

CPUクーラーは「静音パックまんぞくコース」の大型ファンのみ。カスタマイズでは水冷非対応

GALLERIA ZZ i9-9900K メモリースロット

メモリースロットは4ポート

GALLERIA ZZ i9-9900K M.2スロット

CPUの下あたりにM.2スロット

GALLERIA ZZ i9-9900K M.2スロット

グラフィックボードの下にM.2スロットの空きがひとつ

GALLERIA ZZ i9-9900K シャドウベイ

3.5インチシャドウベイは5つ

GALLERIA ZZ i9-9900K ドライブベイ

5インチドライブベイは5つ

GALLERIA ZZ i9-9900Kのベンチマーク結果

ストレージ性能

ストレージのアクセス速度計測結果は以下のとおり。500GB SSDはサムスンの970 EVOシリーズで爆速タイプです。HDDの容量は3TBもあるので、ゲームを何本インストールしても空き容量不足で困る場面は少ないでしょう。

GALLERIA ZZ i9-9900K ストレージのアクセス速度(CrystalDiskMark)

500GB SSD(左)と3TB HDD(右)のアクセス速度

ストレージのアクセス速度

CPU性能

GALLERIA ZZ i9-9900Kで使われているCore i9-9900Kは8コア/16スレッドのCPUで、非常に高性能です。さすがに10コア以上のXシリーズにはかなわないものの、現実的な価格のCPUとしては最高クラスの性能と言えるでしょう。

CPUの性能比較 その1

CPU CINEBENCH R15のCPUスコア
Core i9-7980XE
3333
GALLERIA ZZ i9-9900K(Core i9-9900K)
2068
Core i7-8700K
1517
Core i7-8700
1370
Core i7-7700
860

※ほかのCPUの結果は当サイト計測の平均値

CPUの性能比較 その2

CPU PassMark PerformanceTestのCPU Markスコア
Core i9-7980XE
26919
GALLERIA ZZ i9-9900K(Core i9-9900K)
20094
Core i7-8700
15300
Core i7-8700K
14689
Core i7-7700
10881

※ほかのCPUの結果は当サイト計測の平均値

3D性能

グラフィックス機能としては、GeForce RTX 2080 Tiが使われています。ベンチマークテストでは前世代のGeForec GTX 1080/1080 Tiを大きく上回る結果となりました。

ちなみに下記のRTX 2080の結果についてはテスト機のパフォーマンスが思ったより伸びなかったため、一般的な結果よりも低いスコアが出ています。

3D機能の性能比較 その1

GPU 3DMark Fire Strikeのスコア
GALLERIA ZZ i9-9900K(RTX 2080 Ti)
27118
GTX 1080 Ti(11GB)
22960
RTX 2080(8GB)
21820
GTX 1080(8GB)
16792
GTX 1070(8GB)
15393
GTX 1060(6GB)
10393

※ほかのGPUの結果は当サイト計測の平均値

3D機能の性能比較 その2

GPU 3DMark Port Royalのスコア
GALLERIA ZZ i9-9900K(RTX 2080 Ti)
7724
RTX 2080(8GB)
5570

※ほかのGPUの結果は当サイト計測値

ゲーム系ベンチマーク結果

ゲーム系ベンチマークテストの結果は以下のとおり。概ね中量級のタイトルであれば4Kでも快適、重量級のタイトルなら画質をちょっと下げることで4Kでも快適にプレーできます。

ゲーム系ベンチマーク結果

FF15ベンチ
FF15 (DX11) ※重量級
1920×1080 (フルHD) 高品質 12155(非常に快適)
標準品質 15750(非常に快適)
軽量品質 18658(非常に快適)
3840×2160 (4K) 高品質 5699(やや快適)
標準品質 6793(快適)
軽量品質 9588(とても快適)
FF14ベンチ
FF14:紅蓮のリベレーター(DX11) ※中量級
1920×1080 (フルHD) 最高品質 20959(非常に快適) ※151.429 FPS
高品質 21193(非常に快適) ※156.255 FPS
標準品質 23873(非常に快適) ※180.440 FPS
3840×2160 (4K) 高品質 10816(とても快適) ※72.041 FPS
標準品質 12638(とても快適) ※83.907 FPS
軽量品質 19070(非常に快適) ※131.452 FPS
ドラゴンクエストX
ドラゴンクエストX(DX9) ※軽量級
1920×1080 (フルHD) 最高品質 24421(すごく快適)
標準品質 24528(すごく快適)
低品質 24777(すごく快適)
3840×2160 (4K) 高品質 23758(すごく快適)
標準品質 24050(すごく快適)
軽量品質 24554(すごく快適)
Assassin's Creed Odyssey
アサシンクリード オデッセイ (DX11) ※重量級
1920×1080 (フルHD) 最高 87 FPS
128 FPS
135 FPS
3840×2160 (4K) 高品質 52 FPS
標準品質 81 FPS
軽量品質 93 FPS
Assassin's Creed Origins
アサシンクリード オリジンズ (DX11) ※重量級
1920×1080 (フルHD) 最高 102 FPS
128 FPS
超低 140 FPS
3840×2160 (4K) 高品質 64 FPS
標準品質 85 FPS
軽量品質 107 FPS
Far Cry5
Far Cry5 (DX11) ※中量級
1920×1080 (フルHD) 最高 87 FPS
128 FPS
135 FPS
3840×2160 (4K) 高品質 74 FPS
標準品質 82 FPS
軽量品質 92 FPS
SOTTR
シャドウ オブ ザ トゥームレイダー(DX12) ※重量級
1920×1080 (フルHD) 最高 140 FPS
151 FPS
最低 170 FPS
ROTTR
ライズ オブ ザ トゥームレイダー(DX12) ※中量級
1920×1080 (フルHD) 最高 174.66 FPS
193.99 FPS
最低 206.98 FPS

※平均60FPS以上が快適に遊べる性能の目安。今回トゥームレイダーシリーズでは4Kでのテストを実施できませんでした

レイトレーシングの効果について

GeForce RTX 20シリーズでは、ゲーム中におけるリアルタイムレイトレーシングに対応しています。実際にどのような効果が現われるのか確認したところ、確かにグラフィックスのリアルさが増していました。

GALLERIA ZZ i9-9900K DXRの効果

「シャドウ オブ ザ トゥームレイダー」で「スクリーンスペースリフレクション」を有効にした状態。水面に岩や建造物が映り込んでいるのがわかります

GALLERIA ZZ i9-9900K DXRの効果

「スクリーンスペースリフレクション」を無効にした状態では、なんとなく映り込んでいるようにしか見えません

GALLERIA ZZ i9-9900K DXRの効果

「バトルフィールドV」でDXRを有効にすると、光沢部分にハッキリと映り込みが描かれます

ただ、実際にゲームをしている最中はレイトレーシングによる映り込みを意識する余裕がありませんでした。個人的にはレイトレーシングが無効の状態でも十分美しく感じますし、また「レイトレすげえ!」と痛感する場面もありません。レイトレーシングならではの美しさを感じられるようになるのには、もうしばらく時間がかかるでしょう。

超高性能なのに駆動音が静か

ということで、今回はGALLERIA ZZ i9-9900Kのレビューをお届けしました。

当サイトではこれまでに同じドスパラのGALLERIA Zシリーズをレビューしていますが、ほかのモデルと比べるとGALLERIA ZZ i9-9900Kはハイスペックモデルのなかでも特に高性能なハイエンドモデルと捉えることができます。

GALLERIA Zシリーズの比較

GALLERIA ZZ i9-9900K GALLERIA ZG i7-9700K GALLERIA ZF
CPU Core i9-9900K Core i7-9700K Core i7-9700K
GPU RTX 2080 Ti RTX 2080 RTX 2070
PassMark CPU Marks 20094 17863 17831
3DMark FireStrike 27118 21969 19918
税込価格 29万3738円~ 25万0538円~ 20万7338円~

Core i9-9900KとGeForce RTX 2080 Tiのパフォーマンスの高さは抜群で、重いゲームでも快適に楽しめます。タイトルによっては、4K解像度でも楽しめるでしょう。またゲーム実況や高度な動画編集など、さまざまな用途に活用可能です。

検証時に驚いたのは、これだけ高いパフォーマンスでありながら、駆動音がうるさくない点。簡易的に測ったところ、45dBA前後でした(電源オフ時は37dBA前後)。まったく聞こえないわけではありませんが、ハイスペックモデルとしては非常に優秀です。

筐体は大きいもののそのぶん拡張性は高く、将来的なパーツ追加によるアップグレードも可能です。おそらく何年かは一線級のゲーミングPCとして活用できるでしょう。長期的に考えれば、コスパの高いモデルです。

GALLERIA ZZ i9-9900K まとめ

超高性能ながら、空冷でも駆動音が静か!

GALLERIA ZZ i9-9900K

GALLERIA ZZ i9-9900K

税込29万3738円~

※構成や価格は変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください

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